内科
- 英
- pelvic examination, internal examination
産婦人科
- 英
- pelvic examination, internal examination, bimanual examination???
- ラ
- explolatio bimanualis???
- 関
- 双手触診法、双合診、双手診
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 女性下部尿路機能障害における問診と内診 (特集 女性下部尿路機能障害のベストマネジメント) -- (検査)
- 藤原 敦子
- 臨床泌尿器科 = Japanese journal of clinical urology 69(3), 236-241, 2015-03
- NAID 40020382042
- 妊娠中期から後期の外診,内診評価のポイント (特集 ワンランク上の妊婦健診)
- 某体育系大学におけるスポーツ傷害の疫学的調査 : 学内診療所の受診記録から
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- 内診とは医師が膣に指や器具を使って子宮のかたさや大きさを調べる診察のことです。 内診でわかることや内診の受け方、ポイントなどを説明しています。
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- 35歳の1回経産婦。妊娠40週に陣痛発来し入院した。5年前に回旋異常のため妊娠38週で2, 700gの女児を帝王切開で分娩した。今回の妊娠経過は良好であった。身長158cm、体重62kg、脈拍84/分、整。血圧120/84mmHg。児は第1頭位。腟鏡診で外子宮口から少量の羊水流出を認めた。超音波検査では胎児推定体重は3,400g、胎盤は子宮底部を中心に存在し異常所見を認めなかった。入院時の内診所見で先進部の下降度 SP-1cm、子宮口3cm開大。胎児心拍数陣痛図で子宮収縮は3分間隔。胎児心拍数パターンに異常を認めなかった。その後陣痛は増強し頻回となり入院後2時間には2分間隔となった。内診では子宮口は全開大し、児頭下降度はSP+2cmであった。この時点から産婦は陣痛に合わせて努責を開始した。30分経過したころ気分不快を訴えた。呼吸困難はない。意識は清明、呼吸数24/分。脈拍112/分、整。血圧80/52mmHg。顔面は蒼白。少量の性器出血を認める。再度の内診では、児頭下降度はSP-3cmである。胎児心拍数陣痛図では陣痛は微弱となり、遷延性徐脈を認める。
- 治療として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105I059]←[国試_105]→[105I061]
[★]
- 次の文を読み、30、31の問いに答えよ。
- 34歳の経産婦。反復する下腹部痛と少量の性器出血とを主訴に来院した。
- 現病歴: 妊娠12週まで近くの診療所で健診を受けていたが、経済的理由でその後は受診していなかった。本日朝から下腹部痛と性器出血とを自覚した。妊娠37週1日に相当していた。
- 既往歴・生活歴・家族歴: 特記すべきことはない。
- 現 症: 意識は清明。身長153cm、体重72kg。体温37.1℃。脈拍84/分、整。血圧142/86mmHg。子宮底長 28cm、腹囲 95cm。3~5分間欠で疼痛を伴う子宮収縮を認める。
- 検査所見: 尿所見: 蛋白1+、糖(-)。血液所見: 赤血球 320万、Hb 9.5g/dl、Ht 28%、白血球 9,000、血小板 11万。血液生化学所見: 総蛋白 6.5g/dl、アルブミン 3.6g/dl、尿素窒素 16mg/dl、クレアチニン 0.6mg/dl。CRP 0.4mg/dl。
- 内診で、子宮口は2cm関大、展退度 40%、児頭の下降度はSP-2cm。未破水である。胎児心拍数陣痛図(別冊No.4)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104F030]←[国試_104]→[104G001]
[★]
- 53歳の女性。2回経妊2回経産婦。不正性器出血を主訴に来院した。50歳で閉経。3か月前から少量の性器出血が出現したため受診した。内診で子宮は鶏卵大で、右付属器が手拳大に腫大していた。血液生化学所見:LH 4.8mIU/mL、FSH 0.1mIU/mL未満(基準閉経後 30以上)、プロラクチン 4.8ng/mL(基準 15以下)、エストラジオール 270pg/mL(基準閉経後 20以下)、プロゲステロン 0.3ng/mL、CEA 0.9ng/mL(基準 5以下)、CA19-9 40U/mL(基準 37以下)、CA125 11U/mL(基準 35以下)。経腟超音波検査で子宮内膜の肥厚を認め、子宮内膜生検で子宮内膜増殖症を認める。摘出した右卵巣腫瘍のH-E染色標本(別冊No. 21)を別に示す。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A043]←[国試_109]→[109A045]
[★]
- 33歳の1回経妊1回経産婦。妊娠27週。腹部緊満感を主訴に来院した。 2週前から腹部の緊満を感じていたという。昨日から上腹部の圧迫感を自覚するようになったため受診した。身長156cm、体重62kg。脈拍84/分、整。血圧116/58mmHg。子宮底長35cm、腹囲92cm。内診で子宮口は閉鎖している。腟分泌物は少量、淡血性である。経腟超音波検査で、頸管長12mm、内子宮口付近にfunneling(内子宮口の楔状の開大)を認める。腹部超音波検査で胎児は頭位であり、胎児推定体重1,008g、羊水指数(AFI)28cmである。胎盤は子宮底部に位置している。胎児心拍数陣痛図(別冊No. 6)を別に示す。
- 現時点の対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106E046]←[国試_106]→[106E048]
[★]
- 36歳の初妊婦。妊娠28週。昨夜からの反復する腹痛を主訴に来院した。これまでの妊婦健康診査では特に異常を指摘されていなかった。1週前から腹部緊満感を自覚していた。子宮底長 36cm、腹囲 95cm。下腿に軽度の浮腫を認める。腟鏡診で分泌物は白色少量。内診で子宮口は閉鎖している。経腟超音波検査で頸管長10mm、内子宮口の楔状の開大を認める。腹部超音波検査で胎児に明らかな形態異常はなく、胎児推定体重は1,100g、羊水指数(AFI) 38cm(基準 5~25)。胎児心拍数陣痛図で10分周期の子宮収縮を認め、胎児心拍数波形に異常を認めない。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109E042]←[国試_109]→[109E044]
[★]
- 18歳の女子。月経時の下腹部痛を主訴に来院した。 15歳ころから月経時の下腹部痛を自覚するようになった。下腹部痛は月経開始日から始まり、軽い頭痛と悪心とを伴う。今回は特に症状が強かったため、月経3日目に受診した。初経は13歳。月経周期は28日型、整。経血量は正常範囲内である。体温36.0℃。脈拍84/分、整。血圧112/72mmHg。内診所見上、子宮は正常大で可動性は良好である。卵巣を触知しない。血液所見:赤血球380万、 Hb11.8g/dL、 Ht36%、白血球7,800、血小板18万。 CRP0.7mg/dL。
- 診断として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106H020]←[国試_106]→[106H022]
[★]
- 23歳の初産婦。妊娠38週2日に陣痛発来のため入院した。これまでの妊娠経過は順調であった。午後O時に10分間隔の規則的な腹痛を自覚して受診した。来院時の内診で子宮口は3cm開大、児頭下降度はSP±Ocm、卵膜を触知した。経過観察をしていたところ午後3時に破水し、内診で子宮口は5cm開大、児頭下降度はSP+2cm、2時方向に小泉門を触知した。この時点での胎児心拍数陣痛図(別冊No. 23)を別に示す。
- 現時点での対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112A052]←[国試_112]→[112A054]
[★]
- 29歳の女性。不妊と月経不順とを主訴に来院.した。身長152cm、体重65kg、内診で子宮は正常大である。経腟超音波検査で両側卵巣は軽度に腰大している。基礎体温は一相性で、黄体ホルモン剤投与で消退出血を認める。血中ホルモン所見:LH 12.4mIU/ml(基準1.8-7.6)、FSH 7.2mlU/ml(基準5.2-14.4)、テストステロン 100ng/dl(基準30-90)、エストラジオール 60pg/ml(基準25-75)。
- まず行うべき対応で適切なのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [105A055]←[国試_105]→[105A057]
[★]
- 32歳の女性。未経妊。不正性器出血を主訴に来院した。挙児希望があるため、子宮に癌がないかと心配している。 1年前から月経周期は40-45日型で不整、月経痛も自覚している。子宮頚がん検診は26歳から毎年受けているが、異常は指摘されていない。身長152cm、体重66kg。血圧144/92mmHg。内診で子宮は正常大で可動性良好。経腟超音波検査で子宮内膜厚は12mmでやや肥厚している。
- 現時点で最も適切な対応はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105D027]←[国試_105]→[105D029]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [104E041]←[国試_104]→[104E043]
[★]
- 24歳の女性。不正性器出血を主訴に来院した。月経終了2日後から少量の出血が始まり10日間持続したため来院した。月経周期40~90日、不整、持続5日間。身長 162cm、体重 74kg。体温 36.5℃。脈拍 72/分、整。血圧 122/68mmHg。呼吸数 18/分。内診で子宮は正常大で軟、圧痛を認めない。外子宮口に少量の血液を認める。両側付属器に異常を認めない。
- この時点での検査として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A048]←[国試_113]→[113A050]
[★]
- 26歳の女性。未経妊。 3か月前からの性交時出血を主訴に来院した。月経周期は28日型、整。内診で、帯下は白色、子宮は鶏卵大で可動性は良好である。経腟超音波検査で子宮と卵巣とに異常を認めない。子宮頸部の細胞診Papanicolaou染色標本(別冊No. 17)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D045]←[国試_106]→[106D047]
[★]
- 23歳の女性。未経妊。子宮頸癌検診で異常を指摘されて来院した。内診と経膣超音波検査で子宮は正常大で子宮体部内膜、付属器および子宮傍組織に異常を認めない。コルポスコピィで子宮頸部に異常所見があり、狙い組織診を実施した。H-E染色標本(別冊No. 21A、B)を別に示す。
- この患者への対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110I061]←[国試_110]→[110I063]
[★]
- 38歳の経産婦。妊娠41週。陣痛発来と破水とを主訴に来院した。入院3時間後の内診で子宮口は6cm開大。胎児心拍数陣痛図で、陣痛周期は1分30秒、持続時間は60秒、心拍数基線は160bpm、基線細変動は10bpm、遅発一過性徐脈を示している。
- まず投与するのはどれか。
[正答]
B
- 基線細変動は6bpm以上有り、胎児状態に特に問題はないと考えるらしい。
- 陣痛
※国試ナビ4※ [103A020]←[国試_103]→[103A022]
[★]
- 18歳の女子。初経がみられないことを主訴に来院した。においを感じにくいとの訴えがある。既往歴に特記すべきことはない。身長165cm、体重50kg。二次性徴の発来を認めない。内診で異常を認めない。血液生化学所見: LH 0.2mlU/mE(基準1.8-7.6)、FSH 0.8mIU/ml(基準5.2-14.4)、エストラジオール 20pg/ml以下(基準25-75)、テストステロン 10ng/dl(基準30-90)。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104D036]←[国試_104]→[104D038]
[★]
- 28歳の初産婦。妊娠38週に陣痛発来で入院した。
- 身長160cm、体重62kg。脈拍80/分、整。血圧110/80mmHg。子宮底33cm。胎児推定体重は2,400gで羊水量は少ない。6時間後の内診所見は児頭下降度SP±0cm、子宮口開大4cmで、破水を認める。
- 胎児心拍数陣痛図を以下に示す。
- 対応で適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [099F034]←[国試_099]→[099F036]
[★]
- 28歳の1回経妊1回経産婦。妊娠38週。 2時間前に水様帯下があり来院した。第1子は自然経腟分娩であった。来院後、 3分間隔の規則的な陣痛が発来した。内診で子宮口は4cm関大、児頭下降度SP±0である。先進部は小泉門で2時の位置に触れ、矢状縫合を2時から8時にかけて認める。
- 児頭の回旋時期の判断で正しいのはどれか。
- a 第1回旋の直後
- b 第2回旋の途上
- c 第2回旋の直後
- d 第3回旋の途上
- e 第3回旋の直後
[正答]
※国試ナビ4※ [106G042]←[国試_106]→[106G044]
[★]
- 30歳の女性。妊娠27週。腹痛を主訴に来院した。超音波断層法で羊水過多症と胎児発育遅延とが認められ、さらに胎児心奇形と胎児頭蓋内の異常とを指摘された。内診で子宮ロは2cm開大しており、子宮収縮が3分おきにみられる。出血はなく、破水はしていない。
- 処置として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A019]←[国試_104]→[104A021]
[★]
- 28歳の女性。帯下の増加を主訴に来院した。内診と細胞診とを行った後、コルポスコピィを施行した。酢酸加工後のコルポスコピィ写真を以下に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
- a. トリコモナス膣炎
- b. クラミジア頸管炎
- c. 上皮内癌
- d. 浸潤扁平上皮癌
- e. 浸潤腺癌
[正答]
※国試ナビ4※ [100F042]←[国試_100]→[100F044]
[★]
- 30歳の初産婦。妊娠33週0日に破水感を主訴に来院した。これまでの妊娠経過に異常はなかった。心拍数 80/分、整。血圧 110/70mmHg。腟内に貯留した羊水は透明で、児は第1頭位、不規則な子宮収縮を認める。
- 妊娠継続の可否を決定する上で、有用性が低いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112E034]←[国試_112]→[112E036]
[★]
- endo metr
- 英
- endometriosis
- 同
- 異所性子宮内膜症, heterotopic endometriosis, endometriosis heteropica、骨盤内子宮内膜症, pelvic endometriosis、エンドメトリオーシス
- 関
- 子宮腺筋症
概念
- 子宮内膜組織(子宮内膜様組織)が異所性に存在するもの。
病型
-
疫学
- 婦人科で、新規外来患者の5%、開腹手術の5-15%程度、。腹腔鏡施行令では、不妊症の30%、原因不明の不妊症の50%、月経困難症の50%、腹痛・腰痛などの15%。 (NGY.195)
- 好発年齢
- 子宮腺筋症:30代後半-40代
- 骨盤子宮内膜症:20代後半-30代
病態
症状
-
- 性交時痛、排便時痛:Douglas窩周辺の病変がひどくなると癒着してDouglas窩が閉鎖するため、月経痛以外にも性交痛や排便痛を生じる。
- 症状の特徴は、以前より明らかに強くなっている痛みと不妊である。
診断
臨床的子宮内膜症
- 1. 問診:(月経困難症、性交痛、不妊、腰痛
- 2. 内診、直腸診:可動性不良(癒着性子宮後屈)、ダグラス窩の圧痛や硬結
- 3. 画像診断:超音波断層撮影、MRI
- 4. 血液検査:CA125
確定診断
治療
- (妊娠希望)保存的手術、生殖補助医療技術 ART
- (挙児希望)ホルモン療法 + 保存的手術
- (挙児希望しないor進行例)子宮全摘 + 両側付属器摘出
内科的治療
-
外科的治療
- 保存的手術:嚢胞開放切開・嚢胞壁焼灼、嚢胞摘出・病巣摘出、癒着剥離
- 根治手術:子宮摘出、両側卵巣摘出
症例
- 33歳女性。不妊と昨年よりも増強する月経痛のため来院した。最近では夫婦生活の時に痛みを感じるようになった。内診では、子宮は鶏卵大だが可動性はやや不良で、Douglas窩に圧痛を認めた。血中CA125は上昇していた。
[★]
- 英
- lithotomy position, dorsosacral position
- 同
- 截石位
- 関
- 切石位。体位
- 直腸、肛門、泌尿器、産婦人科における手術で用いられる体位。
- 産婦人科における内診はこの体位で行う。
参考
- http://www.atlasofpelvicsurgery.com/10MalignantDisease/11TotalVaginectomy/cha10sec11.html
- http://www.urology-textbook.com/lithotomy-position.html
[★]
- 英
- bimanual palpation bimanual examination
- 同
- 双手診、双合触診法、双合診 combined examination
- 関
- 内診
[★]
- 英
- pelvic examination
- 関
- 内診