- 英
- spontaneous breathing
- 関
- 脳死判定基準
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息(いき、breath)とは、
- 口や鼻から はいたりすったりする空気のこと。特に はく空気(=呼気)のほうを指す[1]。はく息を呼気と言い、吸う息を吸気と言う[1]。
- 呼吸作用[1]。→呼吸を参照のこと。
- (音声学)声帯の振動を伴わない呼気[1]。
- (複数の人がひとつのことを行う場合の)調子[1]。リズム。「息が合う」などと使う。
- 芸道の深い要領[1]。
目次
- 1 概説
- 1.1 はくあるいは吸う 空気
- 1.2 呼吸作用
- 1.3 調子、要領
- 1.4 いのち
- 1.5 他
- 2 参考文献
- 3 脚注
- 4 関連項目
- 5 関連書
概説
はくあるいは吸う 空気
息とは口や鼻からはく空気のことであり、また吸う空気も指す。
水泳のクロール、平泳ぎ、バタフライなどでは、息継ぎのしかたやタイミングは重要で記録に響いてくる。水泳では水面上に口を出していられる短い時間のうちに息を吸わなければならないので、吸う前段階として意識的に水中で息を充分に吐いておく(吐ききっておく)ことが重要である、と水泳の解説書などには書かれている。
身体を速く動かしすぎて呼吸がそれに追いつかず乱れることなどを息切れと言う。
声楽や管楽器演奏などでは、基本的に息をはきつつ音を出すが、息を吸う(息継ぎ、ブレス)のタイミングは重要で、これは楽譜にあらかじめ表記されていることがあり、また、表記されていない場合、各演奏者がフレーズとの兼ね合いや自分の肺活量も考慮しつつ息継ぎの記号を楽譜に記入することもある。
失望した時や緊張が解けた時などにする長い息(深い息)をため息(溜め息)と言う。
最近の日本人は、物質的な恍惚を求めるあまりに、息を疎かにしてしまっている、と五木寛之、玄侑宗久は言う[2]。 たった一回の息が、全身のすみずみまで運搬されている。時には、息に意識を向け、息を調え、吸った息を活かせば、心身の調子を整えて健康的に過ごすこともでき、さらには生活まで改善可能だという[2]。
「呼吸法」も参照
呼吸作用
息という語は呼吸作用も意味する。生物学や医学の領域では「呼吸」と言う用語でそれについて説明している。
詳細は「呼吸」を参照
調子、要領
「息」は調子や要領、などといった意味も持つ。ふたり以上の人がひとつのことをする場合には、理屈や言葉では表現しにくい、ちょっとした調子や加減やリズムなどが結構重要になってくることがある。二人以上の人の調子が合っていることを「息が合う」と言い、その反対を「息が合わない」などと言う。
様々な芸の道でも、初級・中級段階を超えてその道を極めてゆくとやがて、言葉では表現しにくい微妙な要領が重要だと気づかされることもある。こうした微妙な要領を「息」と呼ぶ。
いのち
古代ギリシャでは息は「Ψυχή (プシュケー)」と言ったが、この語はやがて命や魂・心まで指すようになった。(日本語でも「いき (息)」から派生して、「いきる(生きる)」という表現が生まれたという[3])。古くから息はいのちのもっとも明らかなしるしだとされていたわけである。
ヘブライ語では「 רוח (ルーアハ)」という語があったが、それが古典ギリシャ語に翻訳される時は別のギリシャ語、πνευμα(プネウマ)が当てられたが、この語はπνεωを語源としており、「大いなるものの息」という意味である。ラテン語に訳される時はspiritus(スピリトゥス)の語が当てられ、この語感は現代英語のspirit(スピリット)へと継承されている。
生死を見分ける基本的な方法として まず息をしているかどうかを確かめるという方法は現在でも広く行われている。「まだ、いきがある」「だめだ、もういきをしていない」などと言う。
作品が影響力や“いのち”を持っている場合に「息が通った作品」などと言う。作品などが長く生命を保っていることを「息が長い」と言うことがある。
英語ではinspiration インスピレーションと言うと神の息吹を吹き込まれること、つまり霊感を吹き込まれることを言い、expiration エクスピレーションと言うと、息を吐くこと(抜けること)や、いのちが無くなること(=死)などを意味する。
他
他人や自分の息に匂いが感じられることがあるが、これは様々なことが原因で起きうる。歯磨きなどをして口内を清潔に保つことや、匂いの元になるような食品を避けることや、健康に気をつけ、ストレスを避け、胃の調子などを整えることなどである程度防ぐことができることも多いと言う。近年では息をさわやかにするためのガムやキャンディーなども販売されている。(息の匂いについては口臭を参照のこと。)
参考文献
五木寛之、玄侑宗久『息の発見』角川書店、2010
脚注
- ^ a b c d e f 広辞苑 第五版 p.124
- ^ a b 五木寛之、玄侑宗久『息の発見』角川書店、2010
- ^ 『日本語語源大辞典』2005、『大言海』1932年
関連項目
関連書
- 川口陽子『「息さわやか」の科学』明治書院、2009 ISBN 462568434X
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Japanese Journal
- 巨大ブラを有する患者に対する自発呼吸下腕神経叢ブロック併用全身麻酔の経験
- 自発呼吸の観察 運動成分 (特集 漠然とした観察にさようなら! 明確・具体的な呼吸のフィジカルアセスメント)
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- 64歳の女性。息切れと食欲不振とを主訴に来院した。 22歳以降、健康診断のたびに蛋白尿、尿潜血および高血圧を指摘されていたが、自覚症状がないため受診しなかった。最後に健康診断を受けたのは5年前である。 2か月前に両下肢の浮腫が出現し、次第に増強してきた。 1週前から歩行時の息切れを自覚し、 3日前から食欲がなくなったため受診した。
- 身長164cm、体重66kg。脈拍104/分、整。血圧174/104mmHg。呼吸数20/分。 SpO2 84%(room air)。マスクで酸素投与(6l/分)を開始した。眼瞼結膜は蒼白である。聴診で収縮期心雑音を聴取し、呼吸音は減弱している。腹部は平坦、軟である。両下肢に圧痕を伴う高度な浮腫を認める。
- 尿所見:蛋白3+、潜血2+。血液所見:赤血球224万、 Hb7.2g/dl、 Ht20%、白血球7,000、血小板16万。血液生化学所見:アルブミン2.4g/dl、尿素窒素102mg/dl、クレアチニン9.2mg/dl、総コレステロール280mg/dl、 Na130mEq/l、K6.8mEq/l、 Cl102mEq/l。動脈血ガス分析(自発呼吸、 6l/分酸素投与下) : pH7.18、 PaCO2 36Torr、 PaO2 98Torr、 HCO3- 13mEq/l。胸部エックス線写真(別冊No. 16)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106A041]←[国試_106]→[106A043]
[★]
- 次の文を読み、61-63の問いに答えよ。
- 43歳の男性。嗄声と息苦しさとを主訴に搬入された。
- 現病歴 庭で草花の手入れをしていて指を蜂に刺された。数分後口渇感に続いて嗄声を生じ、息苦しさを感じた。一緒にいた家族が救急車を要請した。
- 既往歴 以前、蜂に刺されたことがあったが、治療を要するほどではなかった。アレルギー歴に特記すべきことはない。
- 家族歴 特記すべきことはない。
- 現症 意識は清明。身長 172cm、体重 60kg。呼吸数 24/分。脈拍 112/分、整。血圧 90/58mmHg。顔面は浮腫状である。心音に異常を認めない。呼気時に喘鳴を聴取する。四肢は温かい。
- 検査所見 動脈血ガス分析(自発呼吸、room air): pH 7.50、PaO2 78Torr、PaCO2 30Torr、HCO3- 20mEq/l。
- この患者の訴えで病態の重症化を示唆するのはどれか。
- a 「鼻がむずむずしてきました」
- b 「水を飲みたくなってきました」
- c 「目の前が暗くなってきました」
- d 「声が響くようになってきました」
- e 「刺された部分の痛みが強くなってきました」
[正答]
※国試ナビ4※ [104G060]←[国試_104]→[104G062]
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※国試ナビ4※ [104G062]←[国試_104]→[104G064]
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- 次の文を読み、61-63の問いに答えよ。
- 43歳の男性。嗄声と息苦しさとを主訴に搬入された。
- 現病歴 庭で草花の手入れをしていて指を蜂に刺された。数分後口渇感に続いて嗄声を生じ、息苦しさを感じた。一緒にいた家族が救急車を要請した。
- 既往歴 以前、蜂に刺されたことがあったが、治療を要するほどではなかった。アレルギー歴に特記すべきことはない。
- 家族歴 特記すべきことはない。
- 現症 意識は清明。身長 172cm、体重 60kg。呼吸数 24/分。脈拍 112/分、整。血圧 90/58mmHg。顔面は浮腫状である。心音に異常を認めない。呼気時に喘鳴を聴取する。四肢は温かい。
- 検査所見 動脈血ガス分析(自発呼吸、room air): pH 7.50、PaO2 78Torr、PaCO2 30Torr、HCO3- 20mEq/l。
[正答]
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[★]
- ある患者の動脈血ガス分析(自発呼吸、room air)の結果を示す。
- pH 7.40、 PaCO2 50Torr、 PaO2 45Torr、 HCO3- 30mEq/L、 SaO2 84%
- 血液検査結果が赤血球310万、 Hb 8.9g/dL、 Ht 27%であるとき、動脈血100mg中の酸素含量を求めよ。
- ただし、正常ヘモグロビン1gは1.34mgの酸素と結合し、血液中に溶存する酸素は無視できるものとする。なお、小数点以下第1位を四捨五入すること。
- a b c d e f g h i j
- ① 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
- ② 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
[正答]
※国試ナビ4※ [106G068]←[国試_106]→[106H001]
[★]
- 死に係わる事柄の説明で正しいのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [105G027]←[国試_105]→[105G029]
[★]
- 日齢0の新生児。在胎39週5日、経腟分娩で出生した。啼泣が弱く、保温および口腔内の羊水の吸引と皮膚への刺激を行った。出生後30秒の時点で自発呼吸を認めず、心拍数 110/分であった。
- まず行うべき対応はどれか。
- a 気管挿管
- b 胸骨圧迫
- c 生理食塩液の静脈内投与
- d アドレナリンの静脈内投与
- e バッグバルブマスクによる人工呼吸
[正答]
※国試ナビ4※ [114E026]←[国試_114]→[114E028]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [103F004]←[国試_103]→[103F006]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105E009]←[国試_105]→[105E011]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105B012]←[国試_105]→[105B014]
[★]
- 英
- criteria of brain death diagnosis
- 関
- 脳死、個体死、臓器の移植に関する法律
法に規定する脳死判定を行ったとしたならば、脳死とされうる状態
- 参考2,3 臓器の移植に関する法律施行規則
- 器質的脳障害により深昏睡、及び自発呼吸を消失した状態と認められ、かつ器質的脳障害の原疾患が確実に診断されていて、原疾患に対して行い得るすべての適切な治療を行った場合であっても回復の可能性がないと認められる者。
- ただし、下記1)-4)は除外する。
- 1) 生後12週(在胎週数が40週未満であった者にあっては、出産予定日から起算して12週)未満の者
- 2) 急性薬物中毒により深昏睡、及び自発呼吸を消失した状態にあると認められる者
- 3) 直腸温が32.0℃未満(6歳未満の者にあっては、35.0℃未満)の状態にある者
- 4) 代謝性障害、または内分泌性障害により深昏睡、及び自発呼吸を消失した状態にあると認められる者
- ①深昏睡
- ②瞳孔が固定し、瞳孔径が左右とも4ミリメートル以上であること
- ③脳幹反射(対光反射、角膜反射、毛様脊髄反射、眼球頭反射、前庭反射、咽頭反射、及び咳反射)
- の消失
- ④平坦脳波
- 「脳死とされうる状態」と判断されたならば、家族への臓器移植という選択肢の提示・承諾、臓器移植コーディネーターから家族への説明を経て、法的脳死判定が2回行われる。
法的脳死判定の資格
- 参考3
- 4つの条件からなる。
- 脳死判定は、(1)脳神経外科医、神経内科医、救急医、麻酔・蘇生科・集中治療医又は小児科医であって、(2)それぞれの学会専門医又は学会認定医の資格を持ち、かつ(3)脳死判定に関して豊富な経験を有し、しかも(4)臓器移植にかかわらない医師が2名以上で行うこと。
脳死判定基準
- ↑これが法的脳死判定の基準
- (1) deep coma, (2) mydriasis, (3) loss of brain stem reflex, (4) flat EEG, (5) loss of spontaneous breathing
- 参考1を改変
法的脳死判定の項目
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具体的検査方法
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脳内の検査部位と結果
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参考
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1.深い昏睡
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顔面への疼痛刺激(ピンで刺激を与えるか、まゆげの下あたりを強く押す)
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脳幹(三叉神経):痛みに対して反応しない 大脳:痛みを感じない
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まゆ毛の下には三叉神経が通っていて、強く押すとかなり痛みます。 JCS=300, GCS=E1V1M1
|
2.瞳孔の散大と固定
|
瞳孔に光をあてて観察
|
脳幹:瞳孔が直径4mm以上で、外からの刺激に変化がない
|
正常時には、瞳孔は副交感神経と交感神経のバランス調整によって大きくなったり、小さくなったりします。
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3.脳幹反射の消失
|
のどの刺激(気管内チューブにカテーテルを入れる
|
咳こまない=咳反射がない
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脳幹に存在する第2~第12脳神経全てをチェックできます。 (第1脳神経は嗅神経で脳幹にはありません) 咳反射、角膜反射、前庭反射、対光反応、咽頭反射、眼球頭反射、毛様脊髄反射 ※ 自発運動、除脳硬直、除皮質硬直、痙攣があれば除外
|
角膜を綿で刺激
|
まばたきしない=角膜反射がない
|
耳の中に冷たい水を入れる
|
眼が動かない=前庭反射がない
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瞳孔に光をあてる
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瞳孔が小さくならない=対光反応がない
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のどの奥を刺激する
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吐き出すような反応がない=咽頭反射がない
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顔を左右に振る
|
眼球が動かない=眼球頭反射がない(人形の目現象)
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痛みを与える
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瞳孔が大きくならない=毛様脊髄反射がない
|
4.平坦な脳波
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脳波の検出
|
大脳:機能を電気的に最も精度高く測定して脳波が検出されない
|
正常時には神経細胞の情報伝達は電位の変化(脳波)によって表される
|
5.自発呼吸の停止
|
無呼吸テスト (人工呼吸器をはずして一定時間経過観察)
|
脳幹:(呼吸中枢):自力で呼吸できない
|
正常時には、脳幹が呼吸や血圧の調整を行っています。
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6.6時間以上経過した後の 同じ一連の検査 (2回目)
|
上記5種類の検査
|
状態が変化せず不可逆的(二度と戻らない状態)であることの確認
|
絶対に過誤をおこさない為の確認です
|
脳死判定基準(1985年 厚生省脳死に関する研究班(竹内基準))
- 1) 深昏睡
- 2) 自発呼吸の消失
- 3) 瞳孔の固定ならびに散大
- 4) 脳幹反射の消失
- 5) 1) -4) がすべてそろった場合に、正しい技術基準を守り、脳波が平坦であることを確認
- 6) 以上の各条件がすべてそろった後、 6時間が経過をみて変化がないことを確認(二次性脳障害、 6歳以下の小児はそれ以上観察する)
- 以上を充足した場合
脳死判定の除外
- 参考2
- 改正臓器移植法の施行に際してはガイドライン等の規定により、以下のような状況では法的脳死判定から除外される。
- 1)急性薬物中毒:中枢神経作用薬(静脈麻酔薬、鎮静薬、鎮痛薬、向精神薬、抗てんかん薬)、筋弛続薬
- 2) 代謝・内分泌障害:肝性昏睡、糖尿病性昏睡、尿毒症性脳症、その他
- (2)知的障害者等の臓器提供に関する有効な意思表示が困難となる障害を有する者
- (3)被虐待児、または虐待が疑われる18歳未満の児童
- (4)年齢科目応の血圧(収縮期血圧)
- 1歳未満 : < 65mmHg
- 1歳以上13歳未満 : < (年齢×2) + 65mmHg
- 13歳以上 : < 90mmHg
- 6歳未満 :< 35.0℃
- 6歳以上 :< 32.0℃
参考
- http://www.jotnw.or.jp/studying/09.html
- 2. 法的脳死判定マニュアル - 日本臓器移植ネットワーク 平成22年度
- http://www.jotnw.or.jp/jotnw/law_manual/pdf/noushi-hantei.pdf
- 3. 「臓器の移植に関する法律」の運用に関する指針(ガイドライン)平成23年10月 1日一部改正
- http://www.jotnw.or.jp/jotnw/pdf/pdf12.pdf
国試
[★]
- 英
- vegetative state
- 関
- 脳死 脳死では大脳半球・脳幹を含む前脳機能の不可逆的停止
- 関
- 遷延性植物状態、永久的植物状態
概念
- 呼吸、循環、その他の自律神経機能は保たれているが、運動・知覚機能および知能活動がほとんど欠如した状態。
- 脳幹機能は残存、あるいは一部残存
定義 (日本脳神経外科学会)
- 1. 自力で移動できない
- 2. 自力で食物摂取不可
- 3. 糞尿失禁
- 4. 物を追視するが認識不可
- 5. 簡単な命令に応ずることもあるが、それ以上の意思疎通不可 →例えば「手を握れ」「目を開け」
- 6. 声は出すが、意味のある発語不可
- 7. 以上の6項目を満たし、かつ3か月以上継続・固定している
国試
[★]
- 英
- no observed respiratory effort?, absence of spontaneous respiration?
- 関
- 自発呼吸
[★]
- 英
- respiration, breathing
- 関
- 呼吸数、呼吸中枢、呼吸パターン