- 英
- peritonitis carcinomatosa
- 同
- 腹膜癌症 腹膜癌腫症 peritoneal carcinomatosis
- 関
- 腹膜播種、シュニッツラー転移
概念
- 癌の腹腔内への播種により多数の結節を腹膜に生じ、漿液性/血性腹水を貯留した病態
治療
予後
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- P2-19-20 卵巣癌癌性腹膜炎モデルに対するmTOR阻害剤を用いた至適併用化学療法の探索(Group111 悪性卵巣腫瘍・基礎2,一般演題,第63回日本産科婦人科学会学術講演会)
- 板持 広明,野中 道子,佐藤 誠也,上垣 憲雅,浪花 潤,佐藤 慎也,島田 宗昭,大石 徹郎,寺川 直樹,原田 省,紀川 純三
- 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 826, 2011-02-01
- NAID 110008509900
- 臨床の実際 大量腹水を伴う癌性イレウスに対して空腸瘻が有効であった一例
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- 癌性腹膜炎に対する標準治療の限界とは… 癌性腹膜炎は、発見された時点でがんが進行・転移していることが多く、積極的に治療を行うことができません。 延命のためには、腹水を抜いた後、抗がん剤を投与し、腹水が再び溜まるの ...
- 家庭医学館 - がん性腹膜炎の用語解説 - [どんな病気か] 腹腔(ふくくう)内の消化器がんや婦人科のがんが進行して末期になると、腫瘍(しゅよう)からがん細胞が脱落したり、転移したリンパ節が大きくなり、腹膜の全面にわたって ...
- 胃がんが進行すると、胃壁の表面から裏側へとしみこみ、ついには漿膜を破って腹腔内へこぼれ落ちる。このこぼれ落ちたがん細胞は腹腔内で様々な炎症をひき起こし、がん性腹膜炎となる。がん性腹膜炎になると、治療の手がな ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 35歳の男性。1週前から腹部膨満感が出現したため来院した。3か月前から時々黒色便があったが放置していた。2か月で3kgの体重減少がある。身長165cm、体重50kg。眼瞼結膜に貧血を認める。左鎖骨上窩に小指頭大の硬いリンパ節を触知るする。肺肝境界の上昇と波動のある腹部膨隆とを認める。腹腔穿刺をしたところ腹水が採取された。この腹水について予想されるのはどれか。
- (1) 血性である
- (2) 蛋白は少ない
- (3) 糖は低値である
- (4) 細胞成分は少ない
- (5) 利尿薬に反応しにくい
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [095G029]←[国試_095]→[095G031]
[★]
- 54歳の男性。腹痛と発熱とを主訴に来院した。1週前から体重の増加と腹部膨満とを認める。5年前から肝硬変で経過観察中である。眼球結膜に黄染を認める。腹部に波動を認め、腹部全体に軽度の圧痛を認める。腹水所見:淡黄色、比重1.012、蛋白2.1g/dl、アミラーゼ300IU/l、白血球950/μl(好中球多数)。腹部エックス線単純写真立位像で異常を認めない。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102D040]←[国試_102]→[102D042]
[★]
- 54歳の男性。1週前から体重の増加と腹部膨満とを認め、腹痛と発熱とが出現したため来院した。5年前から肝硬変として経過観察中である。眼球結膜は黄染し、腹部に波動を認め、腹部全体に軽度の圧痛を認める。腹水所見:淡黄色、蛋白濃度低値、アミラーゼ低値、好中球多数。立位腹部エックス線単純写真で異常を認めない。最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096A027]←[国試_096]→[096A029]
[★]
- 42歳の女性。腹部膨満感を主訴に来院した。10か月前に胃全摘術を受けた。皮膚はやや乾燥し蒼白である。腹部は全体に膨隆し、上腹部正中に手術瘢痕を認める。10か月前に摘出された胃の標本の肉眼像、H-E染色標本及び今回来院時の腹部単純CTを以下に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103D049]←[国試_103]→[103D051]
[★]
- 42歳の女性。腹部膨満感を主訴に来院した。10か月前に胃全摘術を受けている。皮膚はやや乾燥し蒼白である。腹部は全体に膨隆し、上腹部正中に手術瘢痕を認める。10か月前に摘出された胃の標本の肉眼像、H-E染色標本および今回来院時の腹部単純CT、写真を以下に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097D028]←[国試_097]→[097D030]
[★]
- 67歳の女性。2年前に胃癌に対して胃全摘術を受けた。6か月前に両側肺、縦隔リンパ節および腹膜に転移病変を認めた。1か月前から胸水の貯留が認められ増加してきている。3日前から、縦隔リンパ節転移による食道の狭窄が強くなり入院した。
- この患者に最も適した栄養ルートはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [099C022]←[国試_099]→[099C024]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [101B094]←[国試_101]→[101B096]
[★]
- 英
- ascites, abdominal dropsy, hydroperitonia
- 同
- 腹腔内貯留液 intraperitoneal fluid
- 関
- 波動
概念
分類
- 血清蛋白質濃度は6.5-8.0g/dLが正常範囲
腹水の性状
比重、蛋白濃度による分類
病因
- 1. 門脈圧・静脈圧亢進
- 2. 膠質浸透圧の低下
- 3. リンパ液のうっ滞
- 4. 血管透過性の亢進
病態生理
肝硬変における腹水 HIM.1978
- 1. →内臓の血管内圧の上昇→腹水
- 2. →動脈血の減少→血管収縮機構と抗ナトリウム利尿機構の亢進→ナトリウム保持→血漿量の増加→腹水
貯留しやすい部位(QB.Q-205)
検査
- 500ml以上の貯留があれば、腹部超音波検査、腹部CT、腹部MRIで検出できる。
腹部単純X線写真
治療
HIM.1978
[★]
- 英
- peritonitis
- 関
- 腹膜
|
sensitivity(%)
|
specificity(%)
|
positive likehood ratio
|
garding
|
13~69
|
56~97
|
2.6
|
rigidity
|
6~31
|
96~100
|
5.1
|
rebound tenderness
|
40~95
|
20~89
|
2.1
|
rectal tenderness
|
20~53
|
41~96
|
n.s.
|
positive abdominal wall tenderness test
|
1~5
|
32~72
|
0.1
|
国試
[★]
- 英
- peritoneum (Z) < peritonaion < peritonos < peri-'around'+-tonos'stretched' ; perineumと勘違いしないように
- 関
- 漿膜
[★]
- 関
- 炎光、炎症
[★]
- 英
- cancerous、carcinomatous
- 関
- がん、癌、がん性