- 英
- tobramycin, TOB
- ラ
- tobramycinum
- 商
- トービイ、トブラシン, Nebcin, Tobrex
- 関
- 抗菌薬、アミノグリコシド系抗菌薬
WordNet
- an antibiotic (trade name Nebcin) that is especially effective against Gram-negative bacteria (同)Nebcin
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- P2-276 菌血症に対するトブラマイシンの有効なCmax/MIC値の検討(一般演題 ポスター発表,薬物動態(臨床、TDM),医療薬学の創る未来 科学と臨床の融合)
- トブラマイシンの吸入療法により喀血が制御された気管支拡張症の1例
- 横山 洋子,浜名 康栄
- 群馬保健学紀要 25, 183-189, 2005-03
- … ポリアミン分析に用いているクエン酸/塩化ナトリウム溶難液による段階/直線塩濃度勾配溶出法による強酸性陽イオン交換HPLC法が,カナマイシン,ゲンタマイシン,アミカシン,フラジオマイシン,ストレプトマイシン,トブラマイシン,アストロマイシンなどの各種のアミノ配糖体抗生物質相互の分離分析に適用できた。 …
- NAID 110004599274
- 難治性緑膿菌気道感染に対しトブラマイシン大量吸入療法を行った気管支拡張症の3例
- 中村 茂樹,柳原 克紀,森永 芳智,大野 秀明,東山 康仁,宮崎 義継,平潟 洋一,田代 隆良,河野 茂
- 日本呼吸器学会雑誌 = The journal of the Japanese Respiratory Society 43(1), 41-47, 2005-01-10
- NAID 10015425803
Related Links
- Tobramycin [TOB]. トブラマイシン, アミノグリコシド系. 1. 商品名. 先発品. トブラシン注 60mg/トブラシン注90mg/トブラシン注小児用10mg 【東和薬品, ジェイドルフ製薬】. 2. 日本における発売年. 1977(昭和52)年. 3. 特長. 緑膿菌に優れた抗菌力を示す.
- トブラシンとは?トブラマイシンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる( おくすり110番:病気別版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
有効成分
含量(1mL中)
添加物
禁忌
本剤の成分、アミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種
- 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ・ラクナータ(モラー・アクセンフェルト菌)、インフルエンザ菌、ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)、緑膿菌
適応症
- 眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)
- 通常、1回1〜2滴、1日4〜5回点眼する。
なお、症状により適宜回数を増減する。
==
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の使用にとどめること。====
薬効薬理
薬理作用
- 抗菌作用
トブラマイシンは、試験管内で、ブドウ球菌属(コアグラーゼ陽性及び陰性)、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ・ラクナータ(モラー・アクセンフェルト菌)、インフルエンザ菌、ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)、緑膿菌に抗菌作用を示す6)7)。
作用機序
- 細菌の蛋白合成を阻害することにより抗菌作用を発揮し、作用は殺菌的である8)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- トブラマイシン(JAN)[日局]
Tobramycin
略号:
化学名:
- 3-Amino-3-deoxy-α-D-glucopyranosyl-(1→6)-[2,6-diamino-2,3,6-trideoxy-α-D-ribo-hexopyranosyl-(1→4)]-2-deoxy-D-streptamine
- 白色〜微黄白色の粉末である。
水に極めて溶けやすく、ホルムアミドに溶けやすく、メタノールに溶けにくく、エタノール(95)に極めて溶けにくい。
吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- resistant bacterium
- 同
- 薬剤耐性菌 drug resistance bacterium drug resistant bacterium
- 関
- 菌交代症、R因子
医療系の雑誌より(日経カデット11月?)
表1抗菌薬投与後に出現する可能性か高い耐性菌
表2主な耐性菌と治療薬
[★]
- 英
- aminoglycoside antibiotic
- 関
- 抗菌薬、アミノグリコシド系薬、アミノグリコシド
GOO. chapter.45
- タンパク質合成阻害による抗菌薬は静菌的なのもが多いが、アミノグリコシド系抗菌薬は「殺菌的」に作用
構造
- amino sugars linked to an aminocyclitol ring by glycosidic bonds (GOO.1155)
- 名前の通りアミノ基-NH2を多数有しているため正電荷を帯びる
- →経口吸収不良
- →脳脊髄液に移行しにくい。
- →腎排泄されやすい
動態
- 内服不可能→外来患者に使いにくい
- 細胞膜(内膜)の通過は膜電位ポテンシャルに依存している。ここが律速段階となる。 → 細胞内移行性悪
- 阻害、拮抗要素:二価陽イオン、高浸透圧、pHの低下、嫌気的条件
- 膿瘍など嫌気的条件、酸性の高浸透圧尿など細菌の膜電位ポテンシャルが低下する場合に薬効低下
作用機序
- 1. 翻訳開始を阻害
- 2. 翻訳を停止させる
- 3. 誤ったアミノ酸を取り込ませる
- 異常蛋白が細胞膜に挿入され、膜の透過性を変えてさらにアミノグリコシド系抗菌薬の取り込みを促す
薬理作用
- 薬効は迅速。濃度依存的。
- post-antibiotic effectがある。
- 抗菌薬の血漿濃度がminnimum inhibitory concentration以下になっても殺菌活性が残存。殺菌活性の残存時間は濃度依存的
抗菌スペクトル
副作用
- 腎障害:近位尿細管の壊死変性。用量依存的
- 耳毒性:CN VIII障害。内耳の有毛細胞を破壊。用量依存的
- 神経・筋遮断作用:(稀であるが)神経筋遮断作用(およびこれによる無呼吸)を呈する。遮断作用はネオマイシンが一番強く、カナマイシン、アミカシン、ゲンタマイシン、トブラマイシンがこれに続く。通常、胸腔内、腹腔に大量投与した時に生じるが、静脈内、筋肉内、あるいは経口投与でも起こりうる。大抵の発作(神経筋接合部が遮断される発作)は麻酔薬やその他の神経筋接合部遮断薬の投与で生じる(←どういう意味?)。重症筋無力症の患者はアミノグリコシド系抗菌薬による神経筋接合部遮断作用を受けやすい。(GOO.1164)
アミノグリコシド系抗菌薬
[★]
- 英
- Pseudomonas aeruginosa
- 同
- シュードモナス・エルジノーサ
- 関
- 日和見感染、SPACE
治療
[★]
トブラマイシン tobramycin
[★]
- 英
- bulla, pulmonary bulla
- 同
- 気腫性嚢胞 emphysematous bulla
- 関
- ブレブ
- ブラ bulla 気腫性嚢胞 肺胞が破壊されてできた肺実質内の気腔
- 肺胞壁の破壊、融合、拡張により生じた気腫 ただし胸膜の弾性板の内側に留まっている
[★]
- 英
- llama
- 関
- 新世界ラクダ類