- 関
- 関数、官能基、機能性、機能的、作動、手術、操作、官能性、機能上、運用、操縦
WordNet
- relating to or based on function especially as opposed to structure; "the problem now is not a constitutional one; it is a functional one"; "delegates elected on a functional rather than a geographical basis"
- fit or ready for use or service; "the toaster was still functional even after being dropped"; "the lawnmower is a bit rusty but still usable"; "an operational aircraft"; "the dishwasher is now in working order" (同)usable, useable, operable, operational
- designed for or adapted to a function or use; "functional education selects knowledge that is concrete and usable rather than abstract and theoretical"; "functional architecture"
- designed for or capable of a particular function or use; "a style of writing in which every word is functional"; "functional architecture"
- involving or affecting function rather than physiology; "functional deafness"
- direct or control; projects, businesses, etc.; "She is running a relief operation in the Sudan" (同)run
- happen; "What is going on in the minds of the people?"
- handle and cause to function; "do not operate machinery after imbibing alcohol"; "control the lever" (同)control
- perform as expected when applied; "The washing machine wont go unless its plugged in"; "Does this old car still run well?"; "This old radio doesnt work anymore" (同)work, operate, go, run
- (mathematics) a mathematical relation such that each element of a given set (the domain of the function) is associated with an element of another set (the range of the function) (同)mathematical function, single-valued function, map, mapping
- a relation such that one thing is dependent on another; "height is a function of age"; "price is a function of supply and demand"
- the actions and activities assigned to or required or expected of a person or group; "the function of a teacher"; "the government must do its part"; "play its role" (同)office, part, role
- what something is used for; "the function of an auger is to bore holes"; "ballet is beautiful but what use is it?" (同)purpose, role, use
- a formal or official social gathering or ceremony; "it was a black-tie function"
PrepTutorEJDIC
- 『機能上の』 / (余分なものが無く)機能的な,実用的な / (数学で)関数の
- 〈機械・身体器官などが〉『動く』,作動する / 〈薬などが〉(…に)『利く』,効果を表す,作用する,影響する《+『on』(『upon』)+『名』》 / (人に…の)『手術をする』《+『on』(『upon』)+『名』〈人〉+『for』+『名』》 / (…に対して)軍事行動をする《+『against』+『名』》 / 〈機械・装置など〉‘を'『動かす』 / …‘を'経営する,運営する;〈株など〉‘を'売買する
- (人・物の果たすべき)『働き』,機能,役目;《しばしば複数形で》職務 / (公式の)儀式,《話》大きな催し(集まり),式典 / (数学で)関数 / 〈機械などが〉『機能を果たす』,動く / (…の)役目をする,代用となる《+『as』+『名』》
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/21 18:08:57」(JST)
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機能(きのう、function)とは、もののはたらきのこと[1]。相互に連関し合って全体を構成しているものの各要素や部分が、それぞれ荷っている固有の役割[1]。作用。
また、そうした役割を果たすこと[1]。たとえば「機能する」とか「腸が機能していない」などと使う。
目次
- 1 社会学
- 2 IT
- 3 参考文献
- 4 脚注
- 5 関連項目
- 6 外部リンク
社会学
社会学において、「機能」はあるシステムの目的に対し何らかのかたちで貢献するか否かという視点から捉えたシステム全体、または一部の作用をさす。このとき、目的はシステムの維持および存続のためにも満足されなければならない必要条件となる[要出典]。[2]
IT
「機能要件」(functional requirement)と言うと、ソフトウェアや情報システムの開発時に定義される要件のうち、機能に関するもののこと[3]。たとえば扱えるデータのタイプ、処理の内容、画面表示や帳票出力の形式 等々である。この「機能要件」という分類に対して、「非機能要件」(non-functional requirement)という分類があり、それは信頼性・セキュリティ・拡張性・運用性などに関する要件のことである[3]。
システム開発において「機能テスト」とは、開発時に行われるシステムテストのひとつで、ユーザー側から要求された機能(機能要件)をシステムが満足しているかどうかを検証するテストのことである[4]。しばしば入力されたテストデータと出力結果について(のみに)着目してそれを検証するブラックボックステストが用いられ、システム内部で行われる具体的処理手順については調べないことが多い[4]。
参考文献
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脚注
- ^ a b c 広辞苑 第六版「機能」
- ^ 注 - なお、機能主義 (社会学)では慣習や制度などの個々の文化要素を全体に対する機能の究明によって理解を図るため、非常に重要視され、人間の生存に役立つかどうかにより正機能と逆機能に分類される。
- ^ a b IT用語辞典「e-words」。「機能要件」[1]
- ^ a b BINARY IT用語辞典「機能テスト」[2]
関連項目
- 機能で始まる記事の一覧
- 関数(英語では「関数」も「機能」も ともに「function」と言う)
外部リンク
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- ICG肝予備力検査法としてのICG Rmaxの意義
- 櫛部 朗,山本 哲,大西俊郎,葛西眞一,水戸迪郎
- 薬理と治療 10(Suppl.1), 27-32, 27-32
- … 雑誌掲載版一般肝機能検査の他にICG Rmax,ヘパプラスチンテスト,50 g糖負荷試験及びグルカゴン負荷試験をすべて施行し得た各種肝疾患,胆管癌,ミリッチ症候群17例(手術例14例,非手術例3例)を対象とした.ICG Rmaxをみると死亡例は1.0以下の例,特に0.6以下に集中しており,水本分類とも高い相関を示したが他の検査法では予後と検査値との間にばらつきがみられ,ICG Rmaxほど予後との相関はみられなかった …
- NAID 80001169192
Related Links
- 「機能」とは - 意味 機会に対応するために備わっている働き。(ファンクション:functiom) 機能に関する用語 機能主義?、機能不全?、逆機能?、機能美? 関連用語 認知機能、機能集団?、機能別組織? ウェブにおける...
- 公益財団法人日本医療機能評価機構のページです。病院を始めとする医療機関の機能を学術的観点から中立的な立場で評価し、その結果明らかとなった問題点の改善を支援する第三者機関です。医療機能の評価に関する調査・研究開発 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
膵外分泌機能検査用PFD内服液500mg
組成
- 本剤は、1瓶(10mL)中ベンチロミド500mgを含有する無色澄明の液体である。
添加物として亜硫酸水素ナトリウム、エタノール、塩酸、水酸化ナトリウム、D‐ソルビトール液を含有する。
禁忌
- 腎機能が高度に低下している患者
〔一定時間内の尿中排泄率で評価するため。〕
- 急性膵炎の急性期
〔庇護療法が最優先され、本検査の対象でない。〕
- 急性肝炎の急性期
〔庇護療法が最優先され、本検査の対象でない。〕
効能または効果
- 一般に早朝空腹時に採尿後1回1瓶を200mL以上の水とともに服用する。利尿をはかる目的で服用から約1時間後に最低約200mLの水を飲用させるが、それ以後については水分を自由にとらせてかまわない。
検査開始より、3時間以上経過した場合の食事は自由にとらせて良い。
尿は、服用から6時間までの全尿を採尿する。
(成績は服用後6時間までの総尿中のPABA排泄率(%)で表示する。)
薬効薬理
原 理
- ベンチロミドは、よく知られた生体内物質の安息香酸、チロジン、パラアミノ安息香酸(PABA)から成る合成ペプタイドである。このペプタイドは、経口投与してもほとんど消化管から吸収されないが、膵酵素の一つであるα‐キモトリプシンによって容易にしかも特異的に加水分解をうけ、PABAを遊離する。PABAは小腸で吸収され、肝で抱合(主にグリシン抱合)をうけて腎より尿中に排泄される。膵疾患で外分泌能が障害されるとベンチロミドは十分に分解されず、PABA抱合物の尿中排泄が減少する。したがって一定量のベンチロミドを経口投与し、一定時間内の尿中PABA量を測定してその排泄率を求めれば、それはとりもなおさず膵外分泌機能を反映していることになり、膵外分泌機能の診断ができる。1) 2)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- p‐〔(N‐benzoyl‐L‐tyrosin)amido〕benzoic acid
分子式
分子量
物理化学的性状
- ベンチロミドは白色の結晶性の粉末で、におい及び味はない。
本品はN,N‐ジメチルホルムアミドに溶けやすく、メタノール、エタノール(99.5)又はテトラヒドロフランにやや溶けにくく、水又は無水ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品は水酸化ナトリウム試液に溶ける。
旋光度〔α〕20D:+85〜+93°(乾燥後、0.5g、N,N‐ジメチルホルムアミド、25mL、100mm)
融 点
★リンクテーブル★
[★]
- 78歳の男性。1か月前に重症肺炎で集中治療室に入院し、全身状態が改善したため7日前から一般病棟に移っている。意識は清明。認知機能と嚥下機能とに異常を認めない。食事形態を工夫したが、患者は食事を拒否し終日ふさぎこんでいる。患者は経管経腸栄養も拒否している。
- 現時点の対応として適切なのはどれか。
- a 食欲の回復を待つ。
- b 終末期として対応する。
- c 中心静脈栄養を開始する。
- d 患者の心理状態を評価する。
- e 介護保険施設への入所を勧める。
[正答]
※国試ナビ4※ [106H024]←[国試_106]→[106H026]
[★]
- WHO憲章では、健康とは、単に疾病がないということではなく、「身体的、□□的、□□的に完全に良好な状態である」としている。
- □□に入る言葉はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [102A060]←[国試_102]→[102B002]
[★]
- ☆case76 頭痛
- ■glossary
- 傾眠 drowsiness 正常、病的の区別なく眠り込む場合に用いられる
- 意識不鮮明 confusion 周囲に対する認識や理解は低下し、思考の清明さや、記憶の正確さが失われる
- 錯乱 confusion 夢幻様状態より見当識障害と思考の滅裂が見られる状態(PSY.40)
- MA = Master of Arts 文学修士
- The Master of Arts (BrE: MA, UsE: M.A.) is awarded in Arts, Humanities, Theology and Social Sciences (Wikipedia)
- graduate student 大学院生
- rousable adj. 覚醒できる、目を覚ますことができる
- rouse vt. ~の目を覚まさせる、呼び起こす。喚起する、鼓舞する、奮起させる。(感情を)起こさせる、かき立てる
- lateralize vt. (生理)(大脳が)(左右半球に心的機能差がある、左右差がある。(器官・機能・活動などが)大脳の(左右いずれかの)片側優位下にある。(医学)(障害などが)大脳の片半球にあると診断される
- 乳頭浮腫 papilledema 原因を問わず視神経乳頭が腫脹している状態
- うっ血乳頭 choked disc 脳圧亢進による乳頭浮腫
- ■症例
- 24歳、男性 精神学の修士過程を専攻している大学院生
- 主訴:激しい頭痛
- 現病歴:頭部全体に痛みがある。2回嘔吐。傾眠と錯乱が認められるようになった。明るい光を嫌う()he finds bright lights uncomfortable。
- 既往歴:病気の既往はない。アレルギーはない。タバコ1日10本。アルコール24 unit/week(缶ビール(350ml)13.7本/週)。薬は服用してない。
- 家族歴:彼女と同居。3歳と4歳の子供がいる。
- ・診察 examination
- 見た感じ紅潮しており、調子が悪そう。体温:39.2℃。項部硬直あり(he has stiffness on passice flexion of his neck)。皮疹なし。副鼻腔に圧痛なし。鼓膜所見は正常。脈拍:120/分。血圧:98/74 mmHg。心血管系、胸部、腹部に異常所見なし(normal)。意識レベル低下。命令に応じて覚醒する(JCS10?)。局所神経症状認めない。眼底所見正常
- ・検査 investigation
- 血液検査
- 白血球:上昇。血清Na:低下。血清尿素:上昇。血清クレアチニン:上昇。血液培養:検査中
- 画像検査
- 胸部X線:異常所見なし。頭部CT:正常
- 心電図:洞性頻脈
- 腰椎穿刺
- 髄液所見:混濁。白血球:増多。蛋白:増多。糖:低下(普通の人の血糖100mg/dLと考える。→ 1g/L → 1/180 mol/L → 5.56 mmol/L。グラム染色:結果待ち
- ■Q
- 診断、鑑別診断、管理
- ■A
- 細菌性髄膜炎、髄膜炎・クモ膜下出血、経験的抗菌薬投与・
- ■解説
- (第1パラグラフ)細菌性髄膜炎
- ・(症状)突然発症。激しい頭痛、嘔吐、錯乱、羞明、項部硬直
- ・低血圧、白血球増多、腎機能低下 → ウイルス性よりむしろ細菌性の感染を示唆する。 ← 重症敗血症~敗血症ショックかな?(私見)
- ・(髄膜炎菌の種類)
- <テーブル挿入 髄膜炎>
- ・(疫学)HIM. 2621 (多分、全患者中(←私見))
- Streptococcus pneumoniae ~50%
- Neisseria meningitidis ~25%、
- group B streptococci ~15%
- Listeria monocytogenes ~10%
- Haemophilus influenzae type B <10%
- ・Neisseria meningitidisは全身性の脈管の皮疹(点状出血、紫斑)が特徴的(generalized vasculitic rash)
- (第2パラグラフ)鑑別診断
- ・激しい頭痛
- ・the most severe headaches are experienced in meningitis, subarachnoid hemorrhage and classic migraine.
- ・meningitis:単回の発作(single episode)。症状は時間単位で出現。
- ・subarachnoid hemorrhage:単回の発作(single episode)。突然発症(突発完成?)。硝子体出血を認めることがある。
- ・classic migraine:繰り返す(数回/年~1回/週。平均月2回。発作は4-72時間継続)
- ・髄膜刺激:急性に発熱をきたした多くの病態でみられる(acute febrile conditions)。特に子供。 ← そうなの?
- ・頚部硬直:頚部や脊椎の局所感染症でも起こる。 ← パーキンソン病などによる筋トーヌスの異常亢進も除外しよう
- ・他の髄膜炎:脳脊髄液所見で鑑別する
- (第3パラグラフ)経験的治療
- ・(細菌性)髄膜炎が疑われたら、確定診断する前に適切な抗菌薬を投与(empirical treatment)。 → 数時間の経過で死亡することがある。
- ・ペニシリンアレルギーがなければ、ceftriaxoneかceftaximeの静脈内投与が一般的な治療法
- (第4パラグラフ)腰椎穿刺
- ・乳頭浮腫がない、あるいは占拠性病変を示唆する片側性の神経徴候(lateralized neurological signs)がある患者では(CTの結果を待たずに)腰椎穿刺をすぐにやるべき(CASES) ← どういう事?
- ・局在性の神経徴候(localized neurological sign)がある場合はまずCTを撮るべき(CASES)。 → the dangers of coning ← 鉤ヘルニアの事?
- (第5パラグラフ)細菌性髄膜炎の管理
- ・診断:CSF検査(グラム染色、髄液培養(確定診断、感受性試験)
- ・管理
- ・意識が低下しているのでそれなりの看護(must be nursed)。アヘン剤による鎮痛。生理食塩水による低ナトリウム血症の補正。低血圧を補正するためにinotrope(a drug with positive inotropic effects, e.g. dobutamine, digitalis, milrinone )も必要かもしれない。(100CASES)
- ・感受性のある抗菌薬の投与(大量静注、髄液移行性の高いもの)、髄液所見の正常化・CRP 陰転後、1週間抗菌薬を投与して治療を終了。対症療法として脳圧亢進には高張脳圧降下薬(マンニトールなど)を投与。(IMD.1042)
- (第6パラグラフ)家族構成を考えた治療
- ・(意訳)誰が3-4歳の世話をしていたのか分からないけど、子供も検査すべき。髄膜炎菌か原因菌が不明だったら、リファンピシンによる予防的治療と髄膜炎球菌に対する予防接種をすべき。 ← 日本ではどうなんでしょうか。
- □350ml アルコール5%
- 350x0.05/10=1.75 unit
- ■莢膜を有し、髄膜炎を起こす細菌 → 莢膜を有することで血液中で補体などを介した貪食を免れ、血行性にクモ膜下腔まで到達しうる。
- ・Streptococcus pneumoniae
- ・Haemophilus influenzae type b
- ・Neisseria meningitidis
- ■敗血症
- ・定義
- 感染症による全身性炎症反応症候群(SIRS)をセプシス(sepsis, 広義の敗血症?)とする
- 感染症の病原体は、一般細菌(グラム陽性菌・陰性菌)、真菌、寄生虫、ウイルスなど
- 皮膚や粘膜の傷とか、種々の臓器にある感染巣から、細菌がリンパ流から血中に入り、全身に播種されて、新たに転移性の感染巣をつくり、重篤な全身症状を引き起こす。
- ・全身性炎症反応症候群の診断基準
- 下記項目のうち2項目以上が当てはまる
- 1. 体温>38℃ or 体温<36℃
- 2. 心拍数>90bpm
- 3. 呼吸数>20回/min or PaCO2<32mmHg
- 4. (白血球数>12,000/ul or 白血球数<4,000/ul) or ( 幼若好中球>10% ) ← ここでいう幼若好中球とは桿状好中球のことである。
- ・敗血症の周辺疾患概念
- 1. 全身性炎症反応症候群 systemic inflammatory response syndrome SIRS
- 発熱や白血球増加などの全身の炎症の徴候によって特徴づけられる病態(SIRSの診断基準に合致する病態)
- 2. 敗血症 sepsis
- SIRSが感染の結果である場合
- 3. 重症敗血症 severe sepsis
- 主要臓器障害を伴う敗血症
- 4. 敗血症性ショック septic shock
- 輸液投与に不応性の低血圧を伴う重症敗血症
- 5. 多臓器機能障害症候群 multiorgan dysfunction syndrome MODS
- 2つ以上の主要臓器の機能異常
- 6. 多臓器不全 multiorgan failure MOF
- 2つ以上の主要臓器の不全状態
- ■参考文献
- HIM = Harrison's Principles of Internal Medicine 17th Edition
- PSY = 標準精神医学 第3版
- CASES = 100 Cases in Clinical Medicine Second edition
- IMD = 内科診断学第2版
[★]
- ヒント:タイトルに騙されるな!
- 45歳 女性
- 主訴:肺炎
- 現病歴:過去6ヶ月の間、咳、発熱、および膿性痰をともなう3回のエピソードがあった。このうち1回のエピソードでは、右側の胸膜炎性胸痛があった。一連のエピソードはgeneral practitionerの外来で治療していた。これらのエピソードに加え、5年間の嚥下困難の既往がある。嚥下困難は最初は中等度であったが、だんだんと増悪している。食べ物が胸骨後部の下方に刺さる様だと言っている。どういう固形物であってもこのような症状がでる。体重は過去2ヶ月で5kg減少した。嚥下困難は食事中に改善することがあるようだ。最近、形のはっきりとした食物を嘔吐する問題を抱えている。
- 3年前外来で施行した上部消化管内視鏡では問題は認められなかった。器質的な問題がないことが保証されたが、症状はひどくなってきた。排尿障害はない。便秘傾向があるが、最近少し悪くなってきた。
- 既往歴:無し
- 家族歴:無し
- 社会歴:10年前まで4年間、アメリカ合衆国の北西の沿岸部にすんでいた。店員として働いている。
- 嗜好歴:喫煙なし。飲酒は週に5units以下。
- 服用薬:
- 身体所見 examination
- やせて見える。右の肺底部にcrackleを認める。心血管系、消化器系、およびそのほかの臓器系に異常を認めない。
- 検査所見 investigations
- 胸部単純X線写真(供覧)
- 問題
- 診断名は?
- どうやって診断をつけるの?
- 答え
- 噴門部のアカラシア
- ■嚥下障害の鑑別疾患
- DIF.125
- 嚥下というのは喉頭、咽頭、食道の機能で、1)機械的閉塞(ex. 腫瘍)、2)生理的閉塞(ex. 偽球麻痺)により機能が障害される。
- 機械的閉塞 喉頭、咽頭、あるいは食道自体の内的な疾患と周辺臓器の外的な疾患を考える。VINDICATEが有効。
- V vascular 大動脈瘤、心拡大
- I inflammatory 喉頭炎、扁桃炎、食道炎、縦隔炎。 infection シャーガス病
- N neoplasm 食道と気管の癌腫(carcinoma)、縦隔の皮様嚢腫
- D degenerative and deficiency Plummer-Vinson syndrome(鉄欠乏性貧血)
- I intoxication アルカリ狭窄(lye stricture)
- C congenital and acquired 食道閉鎖症(esophageal atresia)、食道憩室
- A autoimmune 強皮症
- T trauma 食道破裂
- E endocrine 甲状腺腫大(endemic goiter(風土病としての甲状腺腫)、グレーブス病)
- 生理的閉塞 神経から筋肉にいたるまでの障害であり、この経路を想像しながら鑑別を上げていく。
- 1. end organ 緊張性ジストロフィー、皮膚筋炎、アカラシア、びまん性食道痙攣
- 2. 神経筋接合部 重症筋無力症
- 3. 下位運動ニューロン 急性灰白髄炎、ジフテリア性神経炎、脳幹における感染症もしくは腫瘍
- 4. 上位運動ニューロン 偽性球麻痺(脳梗塞、脳塞栓、脳出血、多発性硬化症、認知症、びまん性脳動脈硬化症)、パーキンソン病や他の錐体外路症状を呈する疾患
[★]
- 英
- operation、surgery、operate
- 関
- 機能、外科、外科学、作動、操作、オペ、外科術、運用、操縦、術、外科手術、施行
脳外科
心臓外科
消化器
食道
直腸
-
耳鼻科
婦人科
子宮奇形
産科
[★]
-
- survival as a function of HbA1c in people with type 2 diabetes HbA1cの機能を考慮(指標に)した2型糖尿病の患者の生存(予後)
- Figure 2A shows survival as a function of device removal during index hpspitalization, censored at 1 year or date of last contact. (Figure2Aはは最初の入院中における心臓デバイス除去に関する生存曲線で退院後1年もしくは最後の接触で打ち切っている)
- 関
- functional、functional group、functionalise、functionalize、operate
[★]
- 英
- operation、manipulation、operate、engineer、manipulate
- 関
- 機能、作動、手術、処置、設計、マニピュレーション、マニピュレート、技師、エンジニア、オペ、運用、操縦、施行、用手操作
-manipulation
[★]
- 英
- chronic renal insufficiency
- 関
- 慢性腎不全、慢性腎機能障害