- 英
- graduate student, postgraduate student
- 関
- 院生
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/12/23 04:08:59」(JST)
[Wiki ja表示]
大学院生(だいがくいんせい、英: graduate student、graduate fellow)は、大学院に在籍している学生のことである。院生(いんせい)とも呼ばれ、学部(学部以外の教育研究上の基本となる組織を含む)に在籍する「学部生」の語と対比して用いられることも多い。
概要
大学における教育研究組織においては、助手や研究員未満であって、学部の学生以上の存在として位置付けられる。大学や所属組織によっては、教授・助教授・講師などの授業の補助をする場合がある。日本では特に1990年代後半から、賃金を支払って正式にチューター(学士課程の学生への学習助言者)としての職を与える制度が各大学において整備されてきており、この職はティーチングアシスタント(teaching assistant、TA、教育補助者)とも呼ばれ、医薬系・理工系だけでなく人文科学系・社会科学系の大学院においても浸透して来ている。また、日本国外の大学院においてはティーチングアシスタントより上級的位置づけになるリサーチアシスタント(research assistant、RA、研究補助者)と呼称されるティーチングアシスタントに比べさらに研究者に近い職域を担う役職もある。
日本におけるティーチングアシスタントとしての職種たる待遇(地位)の確立は、諸外国の実運用制度とはまだ距離があるのが現状であり、日本の大学風土の醸成が待たれる。
大学院生の英語表記graduate studentには、graduate(卒業した)という形容詞は付くものの、student(学ぶ者)である。ただし、学士課程(学部)の学生は「教えられて学ぶ者」であるが、大学院生は「自ら学ぶ者」と考えられている。学ぶという意味では、大学院生は、自ら自覚したstudent(学ぶ者)とも考えられている。また、国際公務員の応募資格は、応募するポストと関連する分野での修士号以上の学位があることが求められる。大学院生の自殺率が職業別では最も高い。
近年、クロス学歴といい、学士課程(学部)の時代に専攻したものと異なる分野を大学院で専攻する学生も少なくなく、また、学問を大学卒業後に相当の年数を経てから改めて深く学ぼうとする人々も出てきている。
専門職大学院のように、現場の社会人の再教育という意味合いを持つ大学院では、かなり年齢の高い大学院生も多い。
関連項目
- リサーチアシスタント
- 学位論文 - 修士論文 - 博士論文
- トウィックスター
- 準ひきこもり
|
この項目は、教育に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:教育)。 |
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 農学領域におけるゲノム科学ビッグデータのデータ解析
- 石井 一夫,古崎 利紀
- 情報処理学会研究報告. コンピュータと教育研究会報告 2013-CE-118(12), 1-7, 2013-02-01
- … 東京農工大学では、ゲノム科学に関する研究を行いたい大学院生を対象に、研究テーマを公募しその内容を吟味して一定の評価を得て採択された学生に研究の実施に必要な技術などを教授する教育プログラムを 2011 年 4 月より実施している。 …
- NAID 110009527296
- 大学院生のための教育実践講座 : 大学でどう教えるか (〈2〉学内連携)
- 室井滋のオトナ大学わくわく学部(Lecture 42)パズルで頭がよくなる!? 日本初のパズル学博士を目指す大学院生、登場
Related Links
- 大学院生(だいがくいんせい、英: graduate student、graduate fellow)は、大学院に 在籍している学生のことである。院生(いんせい)とも呼ばれ、学部(学部以外の教育 研究上の基本となる組織を含む)に在籍する「学部生」の語と対比して用いられることも 多い。
- 「大学院生」とは - 概要 大学院修士課程(博士前期過程)、博士課程(博士後期過程)に 在籍する者。 学部生・学部卒(バチュラー:bachelor、B3,B4)と区別するため、修士 課程の者はマスター:Master(M1,M2)と呼...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- ☆case76 頭痛
- ■glossary
- 傾眠 drowsiness 正常、病的の区別なく眠り込む場合に用いられる
- 意識不鮮明 confusion 周囲に対する認識や理解は低下し、思考の清明さや、記憶の正確さが失われる
- 錯乱 confusion 夢幻様状態より見当識障害と思考の滅裂が見られる状態(PSY.40)
- MA = Master of Arts 文学修士
- The Master of Arts (BrE: MA, UsE: M.A.) is awarded in Arts, Humanities, Theology and Social Sciences (Wikipedia)
- graduate student 大学院生
- rousable adj. 覚醒できる、目を覚ますことができる
- rouse vt. ~の目を覚まさせる、呼び起こす。喚起する、鼓舞する、奮起させる。(感情を)起こさせる、かき立てる
- lateralize vt. (生理)(大脳が)(左右半球に心的機能差がある、左右差がある。(器官・機能・活動などが)大脳の(左右いずれかの)片側優位下にある。(医学)(障害などが)大脳の片半球にあると診断される
- 乳頭浮腫 papilledema 原因を問わず視神経乳頭が腫脹している状態
- うっ血乳頭 choked disc 脳圧亢進による乳頭浮腫
- ■症例
- 24歳、男性 精神学の修士過程を専攻している大学院生
- 主訴:激しい頭痛
- 現病歴:頭部全体に痛みがある。2回嘔吐。傾眠と錯乱が認められるようになった。明るい光を嫌う()he finds bright lights uncomfortable。
- 既往歴:病気の既往はない。アレルギーはない。タバコ1日10本。アルコール24 unit/week(缶ビール(350ml)13.7本/週)。薬は服用してない。
- 家族歴:彼女と同居。3歳と4歳の子供がいる。
- ・診察 examination
- 見た感じ紅潮しており、調子が悪そう。体温:39.2℃。項部硬直あり(he has stiffness on passice flexion of his neck)。皮疹なし。副鼻腔に圧痛なし。鼓膜所見は正常。脈拍:120/分。血圧:98/74 mmHg。心血管系、胸部、腹部に異常所見なし(normal)。意識レベル低下。命令に応じて覚醒する(JCS10?)。局所神経症状認めない。眼底所見正常
- ・検査 investigation
- 血液検査
- 白血球:上昇。血清Na:低下。血清尿素:上昇。血清クレアチニン:上昇。血液培養:検査中
- 画像検査
- 胸部X線:異常所見なし。頭部CT:正常
- 心電図:洞性頻脈
- 腰椎穿刺
- 髄液所見:混濁。白血球:増多。蛋白:増多。糖:低下(普通の人の血糖100mg/dLと考える。→ 1g/L → 1/180 mol/L → 5.56 mmol/L。グラム染色:結果待ち
- ■Q
- 診断、鑑別診断、管理
- ■A
- 細菌性髄膜炎、髄膜炎・クモ膜下出血、経験的抗菌薬投与・
- ■解説
- (第1パラグラフ)細菌性髄膜炎
- ・(症状)突然発症。激しい頭痛、嘔吐、錯乱、羞明、項部硬直
- ・低血圧、白血球増多、腎機能低下 → ウイルス性よりむしろ細菌性の感染を示唆する。 ← 重症敗血症~敗血症ショックかな?(私見)
- ・(髄膜炎菌の種類)
- <テーブル挿入 髄膜炎>
- ・(疫学)HIM. 2621 (多分、全患者中(←私見))
- Streptococcus pneumoniae ~50%
- Neisseria meningitidis ~25%、
- group B streptococci ~15%
- Listeria monocytogenes ~10%
- Haemophilus influenzae type B <10%
- ・Neisseria meningitidisは全身性の脈管の皮疹(点状出血、紫斑)が特徴的(generalized vasculitic rash)
- (第2パラグラフ)鑑別診断
- ・激しい頭痛
- ・the most severe headaches are experienced in meningitis, subarachnoid hemorrhage and classic migraine.
- ・meningitis:単回の発作(single episode)。症状は時間単位で出現。
- ・subarachnoid hemorrhage:単回の発作(single episode)。突然発症(突発完成?)。硝子体出血を認めることがある。
- ・classic migraine:繰り返す(数回/年~1回/週。平均月2回。発作は4-72時間継続)
- ・髄膜刺激:急性に発熱をきたした多くの病態でみられる(acute febrile conditions)。特に子供。 ← そうなの?
- ・頚部硬直:頚部や脊椎の局所感染症でも起こる。 ← パーキンソン病などによる筋トーヌスの異常亢進も除外しよう
- ・他の髄膜炎:脳脊髄液所見で鑑別する
- (第3パラグラフ)経験的治療
- ・(細菌性)髄膜炎が疑われたら、確定診断する前に適切な抗菌薬を投与(empirical treatment)。 → 数時間の経過で死亡することがある。
- ・ペニシリンアレルギーがなければ、ceftriaxoneかceftaximeの静脈内投与が一般的な治療法
- (第4パラグラフ)腰椎穿刺
- ・乳頭浮腫がない、あるいは占拠性病変を示唆する片側性の神経徴候(lateralized neurological signs)がある患者では(CTの結果を待たずに)腰椎穿刺をすぐにやるべき(CASES) ← どういう事?
- ・局在性の神経徴候(localized neurological sign)がある場合はまずCTを撮るべき(CASES)。 → the dangers of coning ← 鉤ヘルニアの事?
- (第5パラグラフ)細菌性髄膜炎の管理
- ・診断:CSF検査(グラム染色、髄液培養(確定診断、感受性試験)
- ・管理
- ・意識が低下しているのでそれなりの看護(must be nursed)。アヘン剤による鎮痛。生理食塩水による低ナトリウム血症の補正。低血圧を補正するためにinotrope(a drug with positive inotropic effects, e.g. dobutamine, digitalis, milrinone )も必要かもしれない。(100CASES)
- ・感受性のある抗菌薬の投与(大量静注、髄液移行性の高いもの)、髄液所見の正常化・CRP 陰転後、1週間抗菌薬を投与して治療を終了。対症療法として脳圧亢進には高張脳圧降下薬(マンニトールなど)を投与。(IMD.1042)
- (第6パラグラフ)家族構成を考えた治療
- ・(意訳)誰が3-4歳の世話をしていたのか分からないけど、子供も検査すべき。髄膜炎菌か原因菌が不明だったら、リファンピシンによる予防的治療と髄膜炎球菌に対する予防接種をすべき。 ← 日本ではどうなんでしょうか。
- □350ml アルコール5%
- 350x0.05/10=1.75 unit
- ■莢膜を有し、髄膜炎を起こす細菌 → 莢膜を有することで血液中で補体などを介した貪食を免れ、血行性にクモ膜下腔まで到達しうる。
- ・Streptococcus pneumoniae
- ・Haemophilus influenzae type b
- ・Neisseria meningitidis
- ■敗血症
- ・定義
- 感染症による全身性炎症反応症候群(SIRS)をセプシス(sepsis, 広義の敗血症?)とする
- 感染症の病原体は、一般細菌(グラム陽性菌・陰性菌)、真菌、寄生虫、ウイルスなど
- 皮膚や粘膜の傷とか、種々の臓器にある感染巣から、細菌がリンパ流から血中に入り、全身に播種されて、新たに転移性の感染巣をつくり、重篤な全身症状を引き起こす。
- ・全身性炎症反応症候群の診断基準
- 下記項目のうち2項目以上が当てはまる
- 1. 体温>38℃ or 体温<36℃
- 2. 心拍数>90bpm
- 3. 呼吸数>20回/min or PaCO2<32mmHg
- 4. (白血球数>12,000/ul or 白血球数<4,000/ul) or ( 幼若好中球>10% ) ← ここでいう幼若好中球とは桿状好中球のことである。
- ・敗血症の周辺疾患概念
- 1. 全身性炎症反応症候群 systemic inflammatory response syndrome SIRS
- 発熱や白血球増加などの全身の炎症の徴候によって特徴づけられる病態(SIRSの診断基準に合致する病態)
- 2. 敗血症 sepsis
- SIRSが感染の結果である場合
- 3. 重症敗血症 severe sepsis
- 主要臓器障害を伴う敗血症
- 4. 敗血症性ショック septic shock
- 輸液投与に不応性の低血圧を伴う重症敗血症
- 5. 多臓器機能障害症候群 multiorgan dysfunction syndrome MODS
- 2つ以上の主要臓器の機能異常
- 6. 多臓器不全 multiorgan failure MOF
- 2つ以上の主要臓器の不全状態
- ■参考文献
- HIM = Harrison's Principles of Internal Medicine 17th Edition
- PSY = 標準精神医学 第3版
- CASES = 100 Cases in Clinical Medicine Second edition
- IMD = 内科診断学第2版
[★]
- 関
- postgraduate student
[★]
- 関
- graduate student
[★]
形容詞
- 英
-
- 関
- 未加工、調理していない
名詞
- 英
- life
- 同
- 生命、いのち
- 関
- 生命科学
[★]
- 英
- graduate school、((英))postgraduate school
- 関
- 研究科、大学院大学
[★]
- 英
- university、college、Univ
- 関
- 単科大学
[★]
- 英
- graduate student
- 関
- 大学院生