急性冠症候群

acute coronary syndrome, ACS
急性冠状動脈症候群急性冠動脈症候群
急性心筋梗塞

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概念

  • acute coronary syndrome refers to any constellation of clinical symptoms that are compatible with acute myocardial ischemia and encompasses acute myocardial infarction as well as unstable angina. (washington manuall 32th ed p.131)
  • 冠動脈プラークの磁綻とそれに伴う血詮形成により冠動脈内腔が急速に狭窄、閉塞し、心筋が虚血、壊死に陥る病態。(YN)
  • 高次の疾患概念であり後述するとおり、複数の疾患を含む。

分類

YN

  • ST上昇型急性心筋梗塞 ST elevation acute myocardial infarction STEMI)
  • 非ST上昇型急性心筋梗塞 non-ST elevation acute myocardial infarction NSTEMI)
  • 不安定狭心症 unstable angina pectoris UAP
  • 心臓突然死

BPT.388

虚血性心疾患 ischemic heart disease IHD

急性冠症候群 acute coronary syndrome ACS


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/07/25 14:02:02」(JST)

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Japanese Journal

  • "自然"炎症と凝固・血小板系のクロストーク (第5回)血小板のTLR4と急性冠症候群
  • プレホスピタルからの連携を考慮した 急性冠症候群の治療 (特集 G2010からG2015ヘ : 第5回日本蘇生科学シンポジウム(5th J-ReSS)より) -- (ACS/Stroke)
  • 田原 良雄,木村 一雄
  • 救急医学 = The Japanese journal of acute medicine 36(12), 1690-1695, 2012-11
  • NAID 40019508181
  • 心停止後症候群に対する低体温療法と 急性冠症候群 (特集 G2010からG2015ヘ : 第5回日本蘇生科学シンポジウム(5th J-ReSS)より) -- (ALS/Hypothermia)
  • 横山 広行
  • 救急医学 = The Japanese journal of acute medicine 36(12), 1651-1656, 2012-11
  • NAID 40019507053

Related Links

ヒロ循環器科胃腸科クリニックのホームページリニューアル移転の為 ACS急性冠症候群の情報はこちら 急性冠症候群1 (ACS :acute coronary syndrome) 不安定狭心症と急性心筋梗塞
急性冠症候群は急性冠動脈閉塞により引き起こされる。結果は閉塞の程度によって異なり,不安定狭心症から非ST上昇心筋梗塞(NSTEMI),ST上昇心筋梗塞(STEMI),および心臓性突然死まで様々である。症状はこれらの症候群 ...
米国では毎年150万人以上の人が心臓発作を発症しています。このうち約40~50万人が死亡し、うち半数は病院に到着する前に死亡しています。ほぼ全員に冠動脈疾患がみられ、約3分の2が男性です。 原因 急性冠症候群は、冠動脈 ...


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急性冠症候群心臓発作 急性冠症候群 急性冠症候群に対する効果.jpg表4】イメージ 2急性冠症候群患者数図1:急性冠症候群の発生機序急性冠症候群の臨床 (冠動脈



★リンクテーブル★
国試過去問111E064」「112B044」「110H023」「106A031」「108B029」「112C013」「104I030」「106H003」「108A012」「111B020」「105G023
リンク元呼吸困難」「胸痛」「ガイドライン」「虚血性心疾患」「胸部圧迫感
関連記事症候群」「」「急性」「症候

111E064」

  [★]

  • 次の文を読み、63~65の問いに答えよ。
  • 46歳の男性。心窩部から左前胸部にかけての痛みを主訴に来院した。
  • 現病歴:本日、午前9時、職場の会議中に心窩部から左前胸部にかけての締め付けられるような痛みが出現した。同時に咽頭部と左肩にも痛みを感じたという。そのまま安静にしていたところ、15分程度で改善したため様子をみていたが、午前9時30分、会議終了時に再び発作が生じた。これも15分程度で治まったが、症状が繰り返すため心配になって、仕事を早退して午前10時30分に来院した。
  • 既往歴:10年前から高血圧症と脂質異常症で内服治療中。
  • 生活歴:妻と2人暮らし。喫煙は40歳まで10本/日を20年間。飲酒は機会飲酒。
  • 家族歴:特記すべきことはない。
  • 現症:意識は清明。身長 162cm、体重 60kg。脈拍 60/分、整。血圧 140/80mmHgで左右差を認めない。呼吸数 16/分。SpO2 99%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
  • 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球 450万、Hb 13.3g/dL、Ht 40%、白血球 6,200(桿状核好中球 2%、分葉核好中球 58%、好酸球 3%、好塩基球 1%、単球 8%、リンパ球 28%)、血小板 18万、Dダイマー 0.6μg/mL(基準 1.0以下)。血液生化学所見:AST 32U/L、ALT 45U/L、LD 260U/L(基準 176~353)、CK 98U/L(基準 30~140)、尿素窒素 11mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL。心筋トロポニンT陰性。胸部エックス線写真(別冊No. 14A)と心電図(別冊No. 14B)とを別に示す。心エコーで前壁から心尖部にかけて軽度の収縮性低下を認める。



  • 最も疑われるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 111E063]←[国試_111]→[111E065

112B044」

  [★]

  • 次の文を読み、44、45の問いに答えよ。
  • 74歳の女性。持続する前胸部痛のため来院した。
  • 現病歴:本日午前7時45分、朝食の準備中に突然、咽頭部に放散する前胸部全体の痛みと冷汗とを自覚した。意識消失、呼吸性の痛みの変動および胸部の圧痛はなかったという。ソファに横になっていたが症状が持続するため、家族に連れられて自家用車で午前8時15分に来院した。症状を聞いた看護師が重篤な状態と判断し、直ちに救急室に搬入した。
  • 既往歴:特記すべきことはない。
  • 生活歴:特記すべきことはない。
  • 家族歴:父親が80歳時に脳出血で死亡。母親が84歳時に胃癌で死亡。
  • 現症:意識は清明。身長 158cm、体重 56kg。体温 36.5℃。脈拍 92/分、整。血圧 120/80mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 99%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。直ちに施行した心電図(別冊No. 5)を別に示す。
  • 最も可能性が高いのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 112B043]←[国試_112]→[112B045

110H023」

  [★]

  • 指導医、研修医および看護師の3人が救急外来で夜間当直中に、胸痛と呼吸困難とを訴える50歳の男性が搬入されてきた。研修医が心電図モニターの装着、静脈路確保などの処置を行っていたところ、患者が心肺停止状態となり、指導医が胸骨圧迫を開始した。心電図モニター上、心室細動を認めた。一時的な胸骨圧迫の中断のもと、研修医が150Jで電気的除細動を行った直後、患者の傍らにいた看護師が突然、意識を消失して倒れた。研修医が確認したところ看護師の呼吸は停止し、脈を触知しなかった。
  • この看護師の病態として、まず想起すべきなのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 110H022]←[国試_110]→[110H024

106A031」

  [★]

  • 78歳の男性。 3時間前から持続する胸痛冷汗とを主訴に来院した。 1か月前に受けた健康診断では心電図の異常を指摘されなかった。 10年前から脂質異常症を指摘されている。喫煙は20本/日を50年間。脈拍88/分、整。血圧162/98mmHg。来院時の心電図(別冊No. 9)を別に示す。
  • 診断として最も考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 106A030]←[国試_106]→[106A032

108B029」

  [★]

  • a 心雑音がなければ心エコー検査は有用ではない。
  • b 胸痛の有無にかかわらず 12誘導心電図を記録する。
  • c 血中心筋トロポニンが陰性であれば帰宅させてよい。
  • d 胸痛が消失していれば患者の予後は良好と判断できる。
  • e 心電図ST-T変化を認めなければ急性冠症候群は否定できる。


[正答]


※国試ナビ4※ 108B028]←[国試_108]→[108B030

112C013」

  [★]

  • 疾患と用いられる治療との組合せで誤っているのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 112C012]←[国試_112]→[112C014

104I030」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 104I029]←[国試_104]→[104I031

106H003」

  [★]

  • a 悪心を伴う。
  • b 部位が移動する。
  • c 1週間以上持続する。
  • d 圧迫によって増強する。
  • e 深吸気によって増強する。


[正答]


※国試ナビ4※ 106H002]←[国試_106]→[106H004

108A012」

  [★]

  • Stanford A型急性大動脈解離が原因とならないのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108A010]←[国試_108]→[108A012

111B020」

  [★]

  • 腹部症状を生じないのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 111B019]←[国試_111]→[111B021

105G023」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 105G022]←[国試_105]→[105G024

呼吸困難」

  [★]

dyspnea (M)
呼吸、呼吸苦、呼吸不全
  • 研修医のための小児救急ABC 呼吸困難と呼吸不全

概念

  • 息が苦しいという自覚症状。呼吸時の不快な感覚である。呼吸苦とも記載されることがあるが、呼吸困難とする。息切れも同義とされている。
  • 呼吸困難という自覚症状があるにもかかわらず、必ずしも呼吸不全という客観的な病態に陥っていないことがあるので注意。

原因疾患

  慢性呼吸困難 急性呼吸困難
呼吸器疾患 閉塞性障害 慢性閉塞性肺疾患
肺リンパ脈管筋腫症
びまん性汎細気管支炎
気管支拡張症
気管支喘息発作
アナフィラキシー
上気道閉塞
気道内異物
肺炎細気管支炎
慢性呼吸器疾患の急性増悪
緊張性気胸
拘束性障害 肺線維症
間質性肺炎
混合性障害 塵肺
循環器疾患 肺高血圧症
慢性心不全
狭心症
急性冠症候群
急性心不全
非心原性肺水腫
致死性不整脈
肺血栓塞栓症
慢性呼吸器疾患に伴う右心不全
血液疾患 貧血 急性出血
神経筋疾患 重症筋無力症
ギラン・バレー症候群
筋萎縮性側索硬化症
進行性筋ジストロフィー
 
代謝疾患 甲状腺機能亢進症 糖尿病性ケトアシドーシス
尿毒症性アシドーシス
腎疾患 腎性貧血 糖尿病腎症に伴う肺水腫
急速進行性糸球体腎炎肺障害
中枢神経系疾患 脳炎
脳腫瘍
髄膜炎
 
精神神経系疾患   過換気症候群
神経症性障害
心身症

鑑別診断

IMD

呼吸困難の原因となる病態・疾患
呼吸困難の機序 原因 病態.疾患
①換気(労作)の増加 低酸素血症 (hypoxemia) チアノーゼをきたすCHD:Fallot四徴症など
高山病
肺動静脈瘻
肺実質病変:肺炎、腫瘍など
無気肺
肺塞栓症
新生児呼吸窮迫症候群
高炭酸ガス血症 閉塞性肺機能障害肺胞低換気(「②換気能力の低下」参照)
アシドーシス(anaerobic and metabolic acidosis) 心疾患:肺動脈弁狭窄症MSによる心拍出量の低下
重症貧血
妊娠
腎不全
糖尿病
発熱 感染症など
②換気能力の低下 閉塞性肺機能障害 気道の閉塞:喉頭炎声帯麻痺、異物など
閉塞性肺疾患慢性気管支炎慢性肺気腫気管支喘息DPB
拘束性肺機能障害 肺高血圧症左心不全MS
肺切除
胸水の貯留
気胸
腫瘍肺炎
食道裂孔ヘル二ア
胸郭成形、脊柱後弯脊柱側弯強直性脊椎炎
間質性肺炎(特発性、続発性)
塵肺過敏性肺炎サルコイドーシスBO
反復性誤嚥性肺炎
Langerhans肉芽腫症
肺胞低換気 神経・筋機能不全:ポリオ多発性神経障害MG筋ジストロフィー
低K血症など
③心因性呼吸困難 不安、抑うつ、医原性 過換気症候群
CHD先天性心疾患MS僧帽弁狭窄症DPBびまん性汎細気管支炎BO閉塞性細気管支炎MG重症筋無力症

胸痛と呼吸困難

参考1
  • 気胸、肺炎、胸膜炎、慢性閉塞性肺疾患、慢性閉塞性肺疾患の悪化、肺癌などの肺疾患、心不全

参考

  • 1. 肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン(2009年改訂版)
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2009_andoh_h.pdf

胸痛」

  [★]

chest pain, thoracodynia, pectoralgia
胸部痛
胸壁痛胸部圧迫感


鑑別疾患

診断エッセンシャルズ新訂版

救急疾患

その他

鑑別診断

DIF.84

胸痛の質

  • 圧迫されるような痛み:狭心症、心筋梗塞
  • 刺すような痛み:心膜炎、胸膜炎、肋間神経痛


胸痛と呼吸困難

参考1
  • 気胸、肺炎、胸膜炎、慢性閉塞性肺疾患、慢性閉塞性肺疾患の悪化、肺癌などの肺疾患、心不全

診察

【現病歴】
 誘因、発生様式(突発、緩徐)、経時的変化(一定、動揺、増悪/寛解傾向)、部位(一番痛い部位、放散する部位)、軽快因子、増悪因子、(反復するエピソードあれば)前回との比較、随伴症状

【既往歴】基礎疾患(DM, HT, DL)
【嗜好】smoking, alcohl
【服用薬】
【職業】

【身体所見】
Appearance: Face anguish, Diaphoresis, Cyanosis
Vital:
 Consciousness: 
 BT , BP / , HR  (L Arm/R Arm, Lower Extrimity), RR , SpO2
Lymphnode: swollen/no swollen, breath sound →/↑/↓
Chest
 Heart:Is →/↑/↓, IIs →/↑/↓, IIIs(±)/IVs(±), murmur, friction rub ±
 Lung: crackle/rale
Abdomen: soft/hard, tenderness
Extremity: cold/pulse/edema
Skin: dry/wet/hot/cold

【検査】
ECG: ST segment change
Blood test:
 biochemistry: CK-MB, Troponine T, AST, LDH, H-FABP
 Blood count: WBC
 Arterial blood gas: PaO2 torr
  A-aDO2 = 150 - PaCO2/ 0.8 (torr) - PaO2 (normal below 20 Torr)
Chest XP:
Heart echography:

参考

  • 1. 肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン(2009年改訂版)
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2009_andoh_h.pdf

ガイドライン」

  [★]

guideline
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2007_yamaguchi_d.pdf
  • 成人先天性心疾患診療ガイドライン

耳鼻咽喉科

  • PDF
  • 鼻アレルギー
  • 良性発作性頭位めまい症
  • 書籍
  • 社団法人日本耳鼻咽喉科学会 嚥下障害診療ガイドライン 耳鼻咽喉科外来における対応

ガイドラインのの評価

  • クラスI:有益であるとの根拠があり、適応が一般に同意されている。
  • クラスIIa:有益であるとの意見が多い。
  • クラスIIb:有益であるとの意見が少ない。
  • クラスIII:有益でない。または有害である。

虚血性心疾患」

  [★]

ischemic heart disease IHD


虚血性心疾患の分類 ischemic heart disease IHD

出典不明
BPT.388

急性冠症候群 acute coronary syndrome ACS

疫学

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2080.html

胸部圧迫感」

  [★]

chest pressure
胸痛前胸部圧迫感急性冠症候群
  • 呼吸器疾患や心疾患で自覚されうる症状である。
  • 心疾患で重大なものは急性冠症候群(急性心筋梗塞など)で呼吸器疾患では呼吸困難をともなうあらゆるものに当てはまるだろう(肺包虫症気管支喘息など)。
  • また、パニック障害におけるパニック発作でも胸部圧迫感を訴える場合がある。
  • 動悸を胸部圧迫感としてとらえる場合もある。

症候群」

  [★]

syndrome, symptom-complex
症状群
[[]]
  • 成因や病理学的所見からではなく、複数の症候の組み合わせによって診断される診断名あるいは疾患


内分泌

先天的代謝異常

高プロラクチン血症

分娩後の視床下部障害によるプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制のため、高プロラクチン血症を呈する。
分娩に関係なくプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制をきたし、高プロラクチン血症を呈する。

性腺機能低下

嗅覚の低下・脱出、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症
肥満、網膜色素変性症、知能低下、低ゴナドトロピン性性器発育不全、多指症、低身長

性早熟

思春期早発症、多発性線維性骨異形成症、皮膚色素沈着
女性型の肥満、性器の発育障害の2主徴を示し、視床下部に器質的障害をもつ疾患群。

脳神経外科・神経内科

  • Wallenberg症候群 ワレンベルグ症候群:椎骨動脈、後下小脳動脈の血栓塞栓症などで生じる。頚部より下位で温度覚の障害が健側に出現するのに対し、頚部より上位では障害側に温度覚の障害が出現する。

群」

  [★]

group
グループ集団分類群れグループ化

急性」

  [★]

acute
急性的鋭い鋭形急性型

症候」

  [★]

symptom and sign
症状, 徴候 兆候