アプガースコア
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Japanese Journal
- 産業医科大学病院新生児集中治療病棟における重症新生児仮死に対する脳低温療法の検討
- 荒木 俊介,高橋 大二郎,松井 美優,斉藤 玲子,守田 弘美,石井 雅宏,千手 絢子,森下 高弘,高野 志保,千葉 宙門,森 治郎,久保 和泰,佐藤 弘,川上 章弘,下野 昌幸,白幡 聡,楠原 浩一
- 産業医科大学雑誌 32(2), 205-211, 2010-06-01
- … およぼす要因を診療録を用いて後方視的に検討した.退院時の予後は11例(52.4%)が良好,5例(23.8%)が後遺症あり,5例(23.8%)が死亡であった.死亡あるいは後遺症を残した10例は予後良好例と比較して在胎期間が短く,Apgarスコアが低い傾向にあり,血中乳酸値が有意に高値であった.特に,在胎週数34週未満(3例全例),入院時血中乳酸値200mg/dl以上(7例中6例)は予後不良因子と考えられた.また,7/10例が脳室内出血,4例が急性腎不全を合併して …
- NAID 110007618649
- 主介護者の年齢別にみた家族の機能の特徴 : 脳卒中発症者の在宅療養について
- 山田 晧子,川原 礼子
- 老年看護学 : 日本老年看護学会誌 : journal of Japan Academy of Gerontological Nursing 1(1), 55-62, 1996-11-15
- … 成人数は,高年群が少なかった.若年群は暮らし向きがよく,発症により家族からの情緒的交流を得て子どもへの教育に反映させていた.中年群は福祉サービスの利用が少なかった.高年群は,家族の絆に関するAPGARスコアが低く,また同居家族以外からのソーシャルサポートも低く,自らの健康障害を抱えていた.以上から,若年群については家族からの情緒的交流と教育的側面への配慮を,中年群には各種福祉サービスへの配慮を …
- NAID 110007454757
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- アプガー指数( - しすう、Apgar score)、またはアプガーテスト、アプガースコアとは、 出産直後の新生児の健康状態を表す指数、および判定方法。 1952年に、 アメリカ合衆国医学者ヴァージニア・アプガーが導入した評価方法である。日本では、 昭和30年代 ...
- 2011年8月21日 ... 読者のみなさんはアプガースコア (Apgar score) とは何かご存じでしょうか?今回は このアプガースコア (Apgar score) について紹介してみることにします。 アプガースコア とは、分娩直後の新生児の状態を評価する方法のひとつです。子宮外 ...
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[★]
- 次の文を読み、33、34の問いに答えよ。
- 10か月の男児。体重増加不良を主訴に来院した。
- 現病歴 1週前に受けた生後10か月の乳幼児健康診査で体重増加不良を指摘され、紹介された。
- 出生・発育歴 在胎39週、頭位経腟分娩で出生した。出生時の身長49cm、体重2,980g、頭囲34cm。Apgarスコア 7点(1分)。追視 2か月、首のすわり 4か月、寝返り 6か月、お坐り 7か月、つかまり立ち 10か月。新聞紙をつかんで破ろうとし、名前を呼ぶと振り向く。両親以外に抱かれると泣く。1日7回母乳を1回15分ほど哺乳している。離乳食は粥、イモなどを1日1回、こども茶碗に半分程度与えている。体重の推移(別冊No.5)を別図に示す。
- 既往歴 生後5か月ころから顔面、頚部および腋窩に湿疹を認め、痒みが続いている。
- 現症 身長73cm(-0.5SD)、体重7.2kg(-2SD)、頭囲 46.5cm。体温 37.2℃。脈拍 96/分、整。顔の表情は豊かで、診察しようとすると泣く。皮膚色は良好であるが、四肢伸側は乾燥し、顔面、頭部および肘膚に湿疹を認める。大泉門は1 x 1cmで平坦である。頚部には小豆大のリンパ節を左右に3個ずつ触知する。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、右肋骨弓下に肝を1 cm触知する。左鼠径部に可動性のある小指頭大、弾性硬の腫瘤を触れ、左陰嚢内は空虚である。膝蓋腱反射とアキレス腱反射とに異常を認めない。
- 検査所見 血液所見: 赤血球 420万、Hb 12.0g/dl、Ht 38%、白血球 10,600、血小板 23万。血液生化学所見: 総蛋白 6.4g/dl、アルブミン 3.4g/dl、尿素窒素 12mg/dl、クレアチニン 0.4mg/dl、総ビリルビン 1.0mg/dl、AST 18IU/l、ALT 12IU/l, ALP 520IU/l(基準780以下)。RAST:卵白 +2、牛乳 +1。
- この児の体重増加不良の原因として最も考えられるのはどれか。
[正答]
C
- 6ヶ月頃から体重増加不良が認められる → 離乳食との関連
※国試ナビ4※ [104H032]←[国試_104]→[104H034]
[★]
- 次の文を読み、33、34の問いに答えよ。
- 10か月の男児。体重増加不良を主訴に来院した。
- 現病歴 1週前に受けた生後10か月の乳幼児健康診査で体重増加不良を指摘され、紹介された。
- 出生・発育歴 在胎39週、頭位経腟分娩で出生した。出生時の身長49cm、体重2,980g、頭囲34cm。Apgarスコア 7点(1分)。追視 2か月、首のすわり 4か月、寝返り 6か月、お坐り 7か月、つかまり立ち 10か月。新聞紙をつかんで破ろうとし、名前を呼ぶと振り向く。両親以外に抱かれると泣く。1日7回母乳を1回15分ほど哺乳している。離乳食は粥、イモなどを1日1回、こども茶碗に半分程度与えている。体重の推移(別冊No.5)を別図に示す。
- 既往歴 生後5か月ころから顔面、頚部および腋窩に湿疹を認め、痒みが続いている。
- 現症 身長73cm(-0.5SD)、体重7.2kg(-2SD)、頭囲 46.5cm。体温 37.2℃。脈拍 96/分、整。顔の表情は豊かで、診察しようとすると泣く。皮膚色は良好であるが、四肢伸側は乾燥し、顔面、頭部および肘膚に湿疹を認める。大泉門は1 x 1cmで平坦である。頚部には小豆大のリンパ節を左右に3個ずつ触知する。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、右肋骨弓下に肝を1 cm触知する。左鼠径部に可動性のある小指頭大、弾性硬の腫瘤を触れ、左陰嚢内は空虚である。膝蓋腱反射とアキレス腱反射とに異常を認めない。
- 検査所見 血液所見: 赤血球 420万、Hb 12.0g/dl、Ht 38%、白血球 10,600、血小板 23万。血液生化学所見: 総蛋白 6.4g/dl、アルブミン 3.4g/dl、尿素窒素 12mg/dl、クレアチニン 0.4mg/dl、総ビリルビン 1.0mg/dl、AST 18IU/l、ALT 12IU/l, ALP 520IU/l(基準780以下)。RAST:卵白 +2、牛乳 +1。
[正答]
※国試ナビ4※ [104H033]←[国試_104]→[104H035]
[★]
- 出生後12時間の新生児。在胎39週、出生体重3,820gで、児頭の吸引を3回施行した後に娩出された。Apgarスコアは6点(1分)、9点(5分)であった。出生時に両側の側頭部から後頭部にかけて波動性の血腫を触知した。徐々に頭部の血腫が拡大するとともに、出生9時間後からチアノーゼを伴う無呼吸が繰り返し出現したため、NICUに搬送された。体温 36.3℃。心拍数 156/分、整。血圧 50/30mmHg。呼吸数 60/分。SpO2 90%(room air)。前頭部から両側の上眼瞼にかけて皮膚が暗紫色を呈している。やや活気がなく、筋緊張は低下している。血液所見:赤血球 257万、Hb 9.0g/dL、Ht 32%、白血球 27,400、血小板 15万、PT-INR 1.3(基準 0.9~1.1)、APTT 46.6秒(基準対照 37.1秒)、血漿フィブリノゲン 150mg/dL(基準 200~400mg/dL)。血液生化学所見:総蛋白4.5g/dL、アルブミン2.8g/dL、AST 88U/L、ALT 26U/L、LD 874U/L(基準 198~404)、尿素窒素 12mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、血糖 146mg/dL、Na 133mEq/L、K 5.2mEq/L、Cl 104mEq/L。頭部単純MRIのT1強調像(別冊No. 3)を別に示す。
- 患児に対する適切な治療はどれか。
- a 抗菌薬の投与
- b 病変部の穿刺
- c 新鮮凍結血漿の投与
- d キサンチン系薬の投与
- e ブドウ糖・インスリン点滴静注
[正答]
※国試ナビ4※ [113A017]←[国試_113]→[113A019]
[★]
- 生後11日の新生児女児。2日前から嘔吐を繰り返し哺乳力が低下したため、両親に連れられて来院した。在胎 39週、出生体重 3,180g、Apgarスコア 9点(1分)、9点(5分)で出生した。完全母乳栄養であるが、来院の3日前までの哺乳力は良好で、1日2回の黄色顆粒便を排泄していた。出生した産科診療所から新生児マススクリーニングで異常を認めたと本日、家族が連絡を受けた。来院時は活気がなく、泣き声は微弱であった。身長 52cm、体重 3,230g。体温 36.3℃。心拍数 160/分、整。血圧 60/30mmHg。呼吸数 50/分。SpO2 96%(room air)。毛細血管再充満時間 4秒と延長している。全身の色素沈着と軽度の黄染とを認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、右肋骨弓下に肝を1.5cm触知するが、脾は触知しない。腸雑音に異常を認めない。大泉門は径1.5cmでやや陥凹している。陰核の肥大を認める。診断のため血液検査を施行することとなった。
- 異常高値を呈する可能性の高い検査項目はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A031]←[国試_113]→[113A033]
[★]
- 出生直後の新生児。呼吸不全のためNICUに入院となった。母親が妊婦健康診査を受けていなかったため、妊娠経過は不明である。3,026gで出生した。Apgarスコアは3点(1分)、4点(5分)。呼吸数72/分で非常に浅い。心拍数88/分、整。全身にチアノーゼを認める。筋緊張は低下し、自発運動に乏しく、泣き声はほとんど聞き取れない。心音と呼吸音とを右胸部でわずかに聴取する。腹部は陥凹し、肝・脾を触知しない。マスクによる酸素投与が行われたが経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)50%のため、直ちに気管挿菅し、100%酸素で人工換気を行った。気管挿管後、SpOsは70%まで上昇したが、それ以上の改善は認められなかった。気管挿菅後の胸部エックス線写真(別冊No.22)を別に示す。
- この新生児の呼吸不全の原因はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105I067]←[国試_105]→[105I069]
[★]
- 7歳の男児。背が低いことを心配した母親に伴われて来院した。幼稚園では他の児に比べて少し背が低い程度であったが、最近、小学校の同級生との身長差が徐々に拡大してきているという。在胎38週、体重2,780g、骨盤位で出生した。母子健康手帳によると、出生時身長49.0cm、 Apgarスコア5点(1分)であった。小学校の成績は普通で、家族歴に特記すべきことはない。意識は清明。活気はある。身長106.3cm(-2.6SD)、体重21.0kg(-0.5SD)。外表奇形や四肢短縮を認めない。血液生化学所見: TSH1.1μU/mL(基準0.44-4.1)、 FT3 3.0pg/mL(基準2.5-4.5)、 FT4 1.2ng/dL(基準0.8-2.2)。手エックス線写真(別冊No. 4)を別に蝣j;->"
- 現時点の対応で適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106G050]←[国試_106]→[106G052]
[★]
- 日齢1の新生児。在胎40週日、出生体重 2,594gで、正常分娩で出生した。Apgarスコアは8点(1分)、9点(5分)。出生12時間後から嘔吐が出現し、出生から24時間経っても胎便の排泄がなく、胆汁性嘔吐を認めたためNICUに搬入された。体重 2,400g。体温 37.6℃。心拍数 40/分、整。血圧 70/40mmHg。呼吸数 52/分。SpO2 99%(room air)。このときの腹部所見(別冊No.4A)及び胸腹部エックス線写真(臥位)(別冊No.4B)を別に示す。血液所見:Hb 19.4g/dL、白血球 11,600、血小板 35万。血液生化学検査:尿素窒素 17mg/dL、クレアチニン 1.3mg/dL、総ビリルビン 9.4mg/dL。経鼻胃管を挿入するとともに、輸液を開始した。
- 次に行うべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C033]←[国試_113]→[113C035]
[★]
- 10か月の男児。健康診査のため来院した。在胎39週2日、頭位正常分娩で出生した。身長47.5cm、体重2,800g、Apgarスコア8点(1分)であった。つかまり立ちはするが、這い這いはしない。離乳食は2回で、お粥を子ども茶碗1杯と副食とを食べる。他に母乳を4回飲んでいる。2か月前から人見知りが始まり、両親以外の人が近づくと激しく泣く。毎日夜泣きをする。身長68.2cm、体重8.0kg。顔色は良好。胸部と腹部とに異常を認めない。医師の顔を見て泣く。成長曲線を以下に示す。
- 親への説明で正しいのはどれか。
- a. 母乳をやめる。
- b. 摂取カロリーは不足している。
- c. 1歳までに離乳食を3回にする。
- d. 運動発達は遅れている。
- e. 人見知り・夜泣きが激しいのは異常である。
[正答]
※国試ナビ4※ [102B043]←[国試_102]→[102B045]
[★]
- 37歳の5回経産婦。分娩後の大量出血のため搬入された。妊娠37週時に自然破水後陣痛が発来し、自宅近くの診療所で1時間後に体重3,200gの男児を娩出した Apgarスコア 8点(1分)、9点(5分)であった。児娩出直後から中等量の性器出血が始まり、胎盤娩出後プロスタグランディンF2αとオキシトシンとが投与されたが出血が持続し外出血の総量が1,500gとなったため、救急車が要請された。脈拍112/分、整。血圧90/46mmHg。血液所見: 赤血球 180万、Hb 5.6g/dl、Ht 17%、白血球 6,000、血小板 6.2万。経腟超音波検査で子宮の形状は正常で内腔に異常を認めないが、Douglas窩に大量の液体貯留像を認める。
- 対応として適切なのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I041]←[国試_104]→[104I043]
[★]
- 生後1か月の乳児。1か月健康診査のために両親に連れられて来院した。在胎 38週、出生体重 2,998gで出生した。Apgarスコアは8点(1分)、9点(5分)であった。出生後は完全母乳栄養であり、本日の体重は4,050gである。四肢を活発に動かし、固視を認める。体幹や四肢に2~3cmの皮疹を7個認める。体幹部の皮疹(別冊No. 7)を別に示す。父親には、鼻の周囲に多数の血管線維腫を認める。母親には皮疹を認めない。
- 両親への対応として適切なのはどれか。
- a 「抗真菌薬を塗りましょう」
- b 「心エコー検査を行いましょう」
- c 「皮疹は自然に消失するでしょう」
- d 「胸部エックス線写真を撮りましょう」
- e 「皮疹が悪性化する可能性があります」
[正答]
※国試ナビ4※ [113F051]←[国試_113]→[113F053]
[★]
- 生後2日の新生児。在胎31週、1,650gで出生した。Apgarスコア8点(1分)、9点(5分)。20-25秒間の無呼吸発作が数回みられ、発作時の心拍数は92-100/分であり、チアノーゼを認める。非発作時に明らかな異常を認めない。脳波に異常を認めない。血糖52mg/dl、血清電解質に異常を認めない。
- 発作の病態として考えられるのはどれか。
[正答]
E
- 生後72時間以内:低出生体重児で20mg/dl以下、成熟児で30mg/dl以下
- 72時間以後 :体重に関係なく40mg/dl以下
※国試ナビ4※ [105E040]←[国試_105]→[105E042]
[★]
- 生後2時間の新生児。在胎40週O日、出生体重2,000g、Apgarスコア8点(1分)、8点(5分)で出生した。生後2時間で四肢を小刻みに震わせることが頻回にあった。体温 36.5℃。心拍数 120/分、整。呼吸数 40/分。下肢のSpO2 98%(room air)。大泉門は平坦。心雑音を聴取せず、呼吸音に異常を認めない。筋緊張は正常で、Moro反射と吸啜反射とを正常に認める。出生後は排尿を認めていない。
- 直ちに行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112C032]←[国試_112]→[112C034]
[★]
- 生後0日の新生児。在胎32週3日、 2,060gで出生した。 Apgarスコアは7点(1分)、 8点(5分)であった。出生後4時間で無呼吸が出現した。心拍数136/分。呼吸数20/分。 SpO2 97%(roomair)。体動は弱い。看護師によると、間欠的に手足を突っ張るような発作があるという。
- まず行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I075]←[国試_106]→[106I077]
[★]
- 出生直後の新生児。41週5日、3,200gで出生した。分娩時間第I期14時間、第II期1時間40分。羊水混濁があり、胎盤は黄染していた。臍帯動脈血pH 7.25。Apgarスコア5点(1分)、7点(5分)。鳴き声が弱く、軽度のチアノーゼを認めた。口腔内を吸引し、酸素を再び投与たところ、チアノーゼは改善し泣き声も強くなった。約10分後、再びチアノーゼと多呼吸とが出現した。、聴診上、心雑音はないが、呼吸音は両側とも減弱している。
- まず行うべき処置はどれか。
[★]
- 日齢0の新生児。在胎39週日、自然分娩で出生した。出生時啼泣はなく皮膚刺激を行ったが無呼吸のためバッグバルブマスクで換気を開始した。生後2分で自発呼吸が出現したため換気を中止した。生後5分の時点では全身にチアノーゼを認めた。心拍数 140/分。呼吸数 70/分。鼻腔内吸引によって強い咳嗽反射が出現した。手足をバタバタ動かしている。
- 生後5分のApgarスコアはどれか。
- a 10点
- b 8点
- c 6点
- d 4点
- e 2点
[正答]
※国試ナビ4※ [113F058]←[国試_113]→[113F060]
[★]
- 出生直後の男児。在胎 39週、 2,850 gで出生した。 Apgarスコアは 8点 ( 1分 )、10点 ( 5分 )。出生前の胎児超音波検査で異常を指摘されたことはない。顔貌は正常。尿中に胎便が認められた。会陰部の写真 (別冊 No. 18)を別に示す。
- まず行うべき治療として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108A043]←[国試_108]→[108A045]
[★]
- 8か月の乳児。首がすわらないことを主訴に来院した。在胎30週、体重1,200g、Apgarスコア3点(1分)、5点(5分)で出生した。新生児期に無呼吸と哺乳障害とがあった。両下肢は硬く、伸展し内転している。両下肢の腱反射は亢進している。
- まず行う治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104G039]←[国試_104]→[104G041]
[★]
- 生後7日の新生児。妊娠中羊水過多がみられた。在胎38週、体重3,250gで出生した。Apgarスコア1点(1分)、3点(5分)。出生直後から人工換気を必要としている。筋緊張は著明に低下し、腱反射は軽度減弱している。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104D037]←[国試_104]→[104D039]
[★]
- 生後5日の新生児。在胎39週、体重3,300gで出生した。Apgarスコアは1分8点、5分10点であった。母乳栄養で哺乳は1日7、8回。溢乳がみられるが哺乳力は良好である。排便は黄色泥状便を1日に3、4回認める。体動は活発で啼泣時に口唇のチアノーゼを認める。
- この児に認められないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101H033]←[国試_101]→[101H035]
[★]
- 生後1日の新生児。在胎39週、3,010gで出生した。生後5分のApgarスコアは8点であった。糖水を与えた後で少量の嘔吐が2回認められた。生後20時間で排泄された便の写真(別冊No.5)を別に示す。
- この便から考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107G043]←[国試_107]→[107G045]
[★]
- 英
- Apgar score
- 同
- Apgarスコア、アプガール・スコア、アプガールスコア、アプガーの採点法、アプガール評点
項目
|
評点
|
0点
|
1点
|
2点
|
appearance
|
皮膚の色
|
蒼白(チアノーゼ)
|
四肢のみチアノーゼ
|
チアノーゼなし
|
pulse
|
心拍数
|
なし
|
100/分以下
|
100/分以上
|
grimace
|
刺激に反応
|
なし
|
顔をしかめる
|
啼泣する
|
activity
|
筋緊張(手足の動き)
|
四肢まったく弛緩
|
四肢やや屈曲
|
運動活発/屈曲
|
respiration
|
呼吸
|
なし
|
不規則で遅い 弱い啼泣/換気低下
|
強い啼泣/換気正常
|
評価
- 出典不明
- 7-10点:正常
- 4-6点:中等度-軽度仮死
- 0-3点:重症仮死
- G10M.334/参考1
- 7-10点(4):正常
- 4-6点(3):軽度新生児仮死/第1度仮死
- 0-3点(4):重症新生児仮死/第2度仮死
- 1分値:蘇生方法の目安。臍帯血pHとほぼ相関する。生命予後。
- 5分値:神経学的予後の目安。しかし個々の事例では予測は難しい。。中枢神経予後。
- 「4-7点を軽度仮死とする」という文献もあったが・・・
参考
- 1. C.産科疾患の診断・治療・管理 14.新生児の管理と治療 - 日産婦誌54巻11号
- http://www.jsog.or.jp/PDF/54/5411-517.pdf
[★]
- 英
- core
- 関
- 核心、芯、母核、ヌクレオカプシド
[★]
- 英
- score
- 関
- スコア化、点数化