胸膜斑
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Japanese Journal
- 胸膜プラーク「無」の判断で石綿肺がん労災不支給認定 : 解剖所見による逆転認定例
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- そのため、医学的に客観的な石綿ばく露の所見として、石綿肺のほかに、胸膜プラークと石綿小体(アスベスト小体)があります。 1. 胸膜プラーク(胸膜肥厚斑) 胸膜プラークは、壁側胸膜に生じる限局的な線維性の 肥厚のことで、石綿を ...
- 朝日新聞掲載「キーワード」 胸膜プラークの用語解説 - 肺の外側を覆う薄い胸膜の一部が白板状に1~10ミリほど厚くなる病変で、石綿を吸い込んだことで起きる。肺機能障害は起きず、国は石綿新法の対象としていない。一方で同法が救済 ...
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- 次の文を読み、64~66の問いに答えよ。
- 60歳の男性。胸部痛を主訴に来院した。
- 現病歴:1か月前から持続性の右胸部痛が出現した。1週前から息切れも自覚するようになった。自宅近くの医療機関を受診し、胸部エックス線写真で異常を認めたため紹介されて受診した。
- 既往歴:胃潰瘍の治療歴あり。
- 生活歴:喫煙は20本/日を40年間。飲酒はビール350mL/日を40年間。
- 家族歴:父親が糖尿病で治療中。
- 現症:意識は清明。身長 161cm、体重 59kg。体温 36.6℃。脈拍 80/分、整。血圧 126/82mmHg。呼吸数 20/分。SpO2 97%(room air)。心音に異常を認めない。呼吸音は右側で減弱している。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫を認めない。
- 検査所見:血液所見:赤血球 480万、Hb 15.4g/dL、Ht 44%、白血球 8,500、血小板 40万。血液生化学所見:総蛋白 7.3g/dL、アルブミン 3.0g/dL、総ビリルビン 0.4mg/dL、AST 25IU/L、ALT 25IU/L、LD 337IU/L(基準 176~353)、ALP 369IU/L(基準 115~359)、γ-GTP 60IU/L(基準8~50)、尿素窒素 10mg/dL、クレアチニン 0.7mg/dL、尿酸 5.8mg/dL、血糖 96mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.2mEq/L、Cl 105mEq/L、CEA 1.7ng/mL(基準5以下)、CYFRA 1.1ng/mL(基準 3.5以下)、CA19-9 8.8U/mL(基準 37以下)。CRP 4.6mg/dL。胸部エックス線写真(別冊No. 9A)と胸部CT(別冊No. 9B)とを別に示す。
- 後日、胸腔鏡検査のため入院した。胸腔鏡検査における胸膜の写真(別冊No. 10)を別に示す。みられる所見はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110E065]←[国試_110]→[110E067]
[★]
- 65歳の男性。健診の胸部エックス線写真で異常陰影を指摘されて来院した。18歳から35歳まで工場でボイラーの点検保守を行っており、その後は農業に従事している。喫煙は25本/日を40年間。身長 163cm、体重 72kg。体温 36.3℃。脈拍 72/分、整。血圧 102/68mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 98%(room air)。心音に異常を認めない。呼吸音は両側下胸部で減弱している。胸部CTで胸膜プラークを認める。
- 原因となる曝露物質として考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F060]←[国試_113]→[113F062]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [106G007]←[国試_106]→[106G009]
[★]
- 英
- pleural plaque
- 同
- 胸膜プラーク
- 関
- アスベスト
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歯科
- 英
- plaque
- 関
- 歯垢
循環器
- 英
- plaque
- 関
- 粥腫、急性冠症候群
冠動脈プラーク
- 破裂しやすい冠動脈プラークとは黄色プラーク、マクロファージに富む(炎症が高度)、コレステロールが多い、皮膜が薄い、平滑筋細胞が多いものを指す。
[★]
- 英
- pleura (Z)
- 関
- 腹膜、心膜、壁側胸膜、臓側胸膜
- 肺を覆う二重の漿膜であり、大きく2つに分けられる。
- この2つの膜は肺門で折り返してつながり、袋をなしている(Z)
[★]
- 英
- membrane
- 関
- メンブラン、メンブレン
[★]
- 英
- puller
- 関
- ガラス電極製作器