- 英
- gastroesophageal reflux gastro-esophageal reflux GER
- 関
- 胃食道シンチグラフィ、酸逆流症、胃食道逆流症、食道逆流、胃内容逆流
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 10.胃食道逆流症におけるpHモニタリングと食道内視鏡所見(一般演題,第41回日本小児消化管機能研究会)
- 藤野 順子,五十嵐 昭宏,畑中 政博,鈴木 信,石丸 由紀,田原 和典,池田 均
- 日本小児外科学会雑誌 47(6), 983, 2011-10-20
- NAID 110008790742
- 9.臨床症状と24時間pHモニター検査結果よりみた食道閉鎖症術後の胃食道逆流症(GERD)の自然経過と治療方針(一般演題,第41回日本小児消化管機能研究会)
- 武 浩志,大浜 用克,北河 徳彦,薄井 佳子,平田 義弘,小坂 太一郎
- 日本小児外科学会雑誌 47(6), 983, 2011-10-20
- NAID 110008790741
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- 以前はバリウムなどを使った消化管造影検査などでみられる胃食道逆流現象という 病態や、内視鏡検査でみられる逆流性食道炎という病名が用いられていましたが、現在 ではこれらを含めて包括的な疾患概念として胃食道逆流症(Gastroesophageal Reflux ...
- 普通の状況では食道から胃に送られた食物がまたもう一度食道に逆流することはあまり ありません.正常な場合食道と胃の間には逆流を防止するうまれつきのしくみができて いるからです.胃の内容物が食道へ逆流することを胃食道逆流現象と呼んでいます.
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- 次の文を読み、26、27の問いに答えよ。
- 19歳の女性。5日前からの嘔気と嘔吐とを主訴に来院した。
- 現病歴:症状は早朝と空腹時とに悪化する傾向がある。下痢や腹痛はない。
- 既往歴・生活歴:特記すべきことはない。最終月経は35日前から5日間。
- 現症:意識は清明。身長162cm、体重58kg。体温36.8℃。脈拍72/分、整。血圧102/68mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知せず、圧痛や抵抗を認めない。
- 検査所見:血液所見と血液生化学所見とに異常を認めない。
- 嘔気と嘔吐とが改善しないため1週後再受診した。意識は清明。体重56kg。体温37.2℃。脈拍108/分、整。血圧92/60mmHg。皮膚と口腔粘膜とは乾燥している。甲状腺に腫大と圧痛とを認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知せず、圧痛や抵抗を認めない。最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102F026]←[国試_102]→[102F028]
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- 11か月の乳児。誤飲のため救急車で搬入された。17時30分にパッケージから出したばかりのリチウム電池を飲み込んだという。直ちに父親が救急車を要請した。搬入時には児の機嫌は良く、顔色は良好である。努力呼吸を認めず、呼吸音に異常を認めない。18時30分に撮影した胸腹部エックス線写真(別冊No. 17)を別に示す。緊急で内視鏡的摘出術を行うこととした。
- 緊急で内視鏡的摘出を行う主な理由はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113D044]←[国試_113]→[113D046]
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
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- 英
- transesophageal echocardiography, trans-esophageal echocardiography, TEE
- 同
- 経食道心エコー法、経食道心エコー検査
- 経食道心エコー図, 経食道心エコー像, transesophageal echocardiogram
- 関
- 心エコー
適応
- 解離性大動脈の術前診断、左房内血栓の検索などに有用
禁忌
- 参考1
- [[上部消化管出血(3カ月以内)
- [[最近の胃手術後(3カ月以内)
- (相対的禁忌)
参考
- http://www.maruishi-pharm.co.jp/med/libraries_ane/anet/pdf/31/31spe_2.pdf
- http://suuchan.net/note/Chapter-041401.html
- http://www.jcc.gr.jp/navy/ic/tuh-008.pdf
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胃食道逆流
- 関
- esophageal reflux、gastric regurgitation、gastro-oesophageal reflux、gastroesophageal reflux、gastroesophageal reflux disease、GERD
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胃食道逆流
- 関
- esophageal reflux、gastric regurgitation、gastro-esophageal reflux、gastroesophageal reflux、gastroesophageal reflux disease、GERD
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- 英
- gastroesophageal reflux disease、GERD
- 関
- 胃食道逆流症、胃食道逆流、食道逆流、胃食道逆流性疾患、胃内容逆流
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- 英
- gastric regurgitation
- 関
- 酸逆流症、胃食道逆流症、胃食道逆流、食道逆流
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- 英
- gastroesophageal reflux disease GERD
- 関
- 酸逆流症、胃食道逆流症
[show details]
概念
- 胃内容物が食道側に逆流する現象により不快な症状や合併症を伴うもの
- 病態を示すので下位概念として逆流性食道炎などが存在する。
疫学
胃食道逆流症に含まれる疾患概念
- 胃食道逆流症 gastroesophageal reflux disease
- 逆流性食道炎(びらん性食道炎)。症状あり。内視鏡的食道炎あり
- 非びらん性胃食道逆流症(NERD) non erosive reflux disease。症状あり。内視鏡的食道炎なし
- 無症候性GERD(sGERD)(無症候性逆流性食道炎)。症状なし。内視鏡的食道炎あり
病態
- 胃酸分泌過多:Herycobacter pylori除菌後、Zollinger-Ellison症候群
- 食道クリアランス不全
症状
食道症状
食道外症状
分類
- 胃食道逆流症(GERD)の下位概念に以下のようなものがある
- 症状(+)、内視鏡異常(+):びらん性食道炎、逆流性食道炎
- 症状(+)、内視鏡異常(-):非びらん性胃食道逆流症, NERD
- 症状(-)、内視鏡異常(+):無症候性GERD
検査
- 重症度評価 → 改訂ロサンゼルス分類
- そのほかの食道疾患鑑別:好酸球性食道炎、[[アカラシア]
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治療
生活療法
- ファーラー位での臥床睡眠
- 禁煙
- 肥満治療(ダイエット)、
- 食後に前屈を回避
- 就寝前に食事をしない
- アルコールの回避
- 高脂肪食の回避
- 過食の回避
薬物療法
- プロトンポンプ阻害薬
- H2受容体阻害薬
- 消化管運動促進:モサプリド、六君子湯
- (カルシウム拮抗薬服用の場合)他剤への切り替え ← 平滑筋弛緩作用によりLES圧の低下を招く
手術療法
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- 英
- gastroesophageal reflux phenomenon, gastro-esophageal reflux phenomenon
- 関
- 胃食道逆流
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- 英
- non-erosive reflux disease, NERD
- 関
- 胃食道逆流症
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- 英
- esophagus (Z)
- 関
- 消化器系
解剖
- 正中面付近を下行してくるが、横隔膜近傍で左側に寄り、背面で胸大動脈と交叉する。
- L10椎体の高さで、食道裂孔を食道神経叢と共に通過して腹腔に入る
部位区分
- SSUR.456
生理的狭窄部 (KL.283, KH. 139)
- 第1狭窄部位:輪状軟骨狭窄部:cricopharyngeal constriction
- 切歯から15cm
- 食道の上端で、咽頭に連なる部位
- 下咽頭収縮筋が食道を囲み、輪状軟骨に付き、この筋の緊張によると考えられる
- 第2狭窄部位:大動脈狭窄部:bronchoaortic constriction
- 切歯から25cm
- 食道の中部で、大動脈弓と左気管支が交叉し、それによって圧される。つまり大動脈弓の
- 第3狭窄部位:横隔膜狭窄部:diaphragmatic constriction
運動 (SP.720)
組織
- 食道腺は粘膜筋板の下に存在する。 ← 粘膜下組織に腺があるのは食道の固有食道腺と十二指腸のブルンネル腺だけ
- 食道は横隔膜より上位では漿膜がなく、癌が周囲に浸潤しやすい
食道の上皮と上皮下の組織
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層構造
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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器官
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単層扁平上皮
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単層立方上皮
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単層円柱上皮
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角化重層扁平上皮
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非角化重層扁平上皮
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上皮表層の構成細胞
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粘膜固有層
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腺の構成細胞
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粘膜筋板
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粘膜下組織 (大抵、粗結合組織)
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筋層
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漿膜(結合組織+単層扁平上皮) 外膜(結合組織のみ)
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食道
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○
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食道噴門腺 (咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
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粘液細胞 (スムーズに食べ物を流す)
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縱層 (縦走筋のみ)
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固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム)
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内輪筋層 外縱筋層 (食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
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外膜(横隔膜まで) 漿膜
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臨床関連
- 食事の通過障害は生理的狭窄部でおこりやすい。特に第1狭窄部で異物が見られる (KH.141)
- 生理的狭窄部は癌の好発部位であり、第2,第3狭窄部位に多い (KH.141)
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- 英
- reversal flow, reverse flow, retrograde flow, reflux, regurgitation, regurgitate, backflush
- 関
- 還流、弁閉鎖不全、逆流症、閉鎖不全症
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- 英
- esophageal reflux
- 関
- 酸逆流症、胃食道逆流症、胃食道逆流、胃内容逆流