- 24歳の女性。下腹部痛と性器出血とを主訴に来院した。2週前に妊娠6週0日と診断された。その後、軽度の下腹部痛が続き、昨日初めて性器出血を認めたため受診した。腟鏡診で暗赤色の血液を少量認めるが、子宮口からの血液流出はない。内診で子宮は鵞卵大で軟、子宮口は閉鎖している。経腟超音波検査で子宮内に胎嚢が認められ、その中の胎児は頭殿長(CRL)1.5cmで心拍動が同定され、胎嚢の外側に3×3×2cmの低エコー領域を認めた。
- 診断として正しいのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 64歳の女性。頻脈と息切れとを主訴に来院した。高血圧症で治療中である。約2週前から家庭血圧の測定で脈拍が90/分を超えるようになり、1週前からは2階までの階段の昇降で息切れを自覚するようになったため受診した。食生活に偏りはなく、過去1年の体重はほとんど変化なく、便通はやや頻回で暗赤色便であったという。体温 36.2℃。脈拍 96/分、整。血圧 132/72mmHg。呼吸数 24/分。眼瞼結膜は貧血様である。眼球結膜に黄染を認めない。甲状腺腫を触知しない。心基部にI/VIの収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- 次に診察する部位で最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109C021]←[国試_109]→[109C023]
[★]
- 40歳の男性。喀痰、咳嗽および微熱を主訴に来院した。2か月前から喀痰と咳嗽とを自覚していたが徐々に増加し、微熱が出現し寝汗をかくようになったため受診した。5年前に糖尿病を指摘されたがそのままにしていた。身長 174cm、体重 90kg。体温 37.1℃。脈拍 72/分。血圧 138/88mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 98%(room air)。血液所見:赤血球 532万、Hb 16.0g/dL、Ht 46%、白血球 7,300、血小板 24万。血液生化学所見:血糖 320mg/dL、HbA1c 13.0%(基準 4.6~6.2)。CRP 2.1mg/dL。胸部エックス線写真(別冊No. 2)を別に示す。
- 次に行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109C019]←[国試_109]→[109C021]
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