- 1歳の女児。夕方にイチゴジャム様の便を認めたため母親に連れられて来院した。今朝から嘔吐を数回認め、間欠的に機嫌が悪かった。身長 75cm、体重 8.8㎏。体温 37.0℃。脈拍 108/分、整。SpO2 96%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟であるが、臍部右横に5cm大の軟らかい腫瘤を触知する。腹部超音波像(別冊No. 3)を別に示す。
- 患児の家族への説明として正しいのはどれか。
- a 「抗菌薬を処方します」
- b 「鎮痛薬をお尻に入れます」
- c 「制吐薬をお尻に入れます」
- d 「すぐに開腹手術が必要です」
- e 「圧をかけた浣腸による整復が必要です」
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 64歳の女性。頻脈と息切れとを主訴に来院した。高血圧症で治療中である。約2週前から家庭血圧の測定で脈拍が90/分を超えるようになり、1週前からは2階までの階段の昇降で息切れを自覚するようになったため受診した。食生活に偏りはなく、過去1年の体重はほとんど変化なく、便通はやや頻回で暗赤色便であったという。体温 36.2℃。脈拍 96/分、整。血圧 132/72mmHg。呼吸数 24/分。眼瞼結膜は貧血様である。眼球結膜に黄染を認めない。甲状腺腫を触知しない。心基部にI/VIの収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- 次に診察する部位で最も適切なのはどれか。
[正答]
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[★]
- 20歳の男性。オートバイ事故にて受傷し救急搬送された。来院時、発語はなく呼びかけに対して開眼は認められない。頭部と顔面とに打撲痕が認められ、鼻腔と口腔から呼気時に血液があふれ出てきている。脈拍 60/分、整。血圧 140/80mmHg。呼吸数 32/分。SpO2 88%(リザーバー付マスク10 L/分酸素投与下)。
- 最も優先すべきなのはどれか。
[正答]
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