- 73歳の男性。排尿困難を主訴に来院した。2年前から尿線が細いことに気付いていたが年齢のためと考えていた。3か月前から排尿困難を伴うようになったため受診した。直腸指診で鶏卵大、石様硬の前立腺を触知する。PSA 45ng/mL(基準 4.0以下)。前立腺針生検で中分化腺癌(Gleason score 4+3)と病理診断された。骨シンチグラフィで多発骨転移を認める。
- まず行う治療として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A041]←[国試_109]→[109A043]
★リンクテーブル★
[★]
- 45歳の男性。人間ドックで右腎の腫瘤を指摘されて来院した。1か月前の人間ドックの超音波検査で右腎に直径3cmの腫瘤を指摘された。自覚症状はない。体温 36.3℃。血圧 138/82mmHg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、沈渣に赤血球 1~4/1視野、白血球 1~4/1視野。血液所見:赤血球 440万、Hb 14.8g/dL、Ht 41%、白血球 4,600、血小板 18万。血液生化学所見:総蛋白 7.3g/dL、アルブミン 3.9g/dL、総ビリルビン 1.0mg/dL、AST 38IU/L、ALT 32IU/L、LD 216IU/L(基準 176~353)、γ-GTP 38IU/L(基準 8~50)、尿素窒素 14mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、尿酸 6.3mg/dL、血糖 82mg/dL、Na 139mEq/L、K 4.6mEq/L、Cl 106mEq/L。CRP 0.2mg/dL。腹部造影CT(別冊No. 19)を別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A040]←[国試_109]→[109A042]
[★]
- 23歳の女性。卵巣嚢腫の精査を目的に来院した。月経は28日型、整。2週前の職場の健康診断で腹部超音波検査を受け右卵巣嚢腫を指摘された。自覚症状はない。内診で径5cmの軟らかい右付属器腫瘤を触知し、可動性は良好で圧痛を認めない。右卵巣の経腟超音波像(別冊No. 20)を別に示す。
- この腫瘤への対応として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A042]←[国試_109]→[109A044]
[★]