- 12歳の女児。間欠的腹痛と下痢とを主訴に来院した。生来健康であったが、3か月前から間欠性の腹痛と1日数回の下痢とが出現した。2か月前から体重が2kg減少し、腹痛と下痢とが改善しないため受診した。痔瘻を認める。粘血便を認めない。血液所見:赤血球400万、Hb 9.8g/dL、Ht 33%、白血球 6,000、血小板 35万。血液生化学所見:総蛋白 6.3g/dL、アルブミン 3.0g/dL、総ビリルビン 0.9mg/dL、AST 30IU/L、ALT 35IU/L。CRP 2.5mg/dL。
- 下部消化管内視鏡検査で予想されるのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 86歳の男性。なんとなく元気がないと家族から往診の依頼があった。数日前から食欲が低下し、いつもより元気がないと同居の妻から説明を受けた。本人は何ともないと言う。ほぼベッド上の生活で食事摂取は自立しているが、それ以外のADLには介助を必要としている。5年前から脳梗塞後遺症(左片麻痺)、混合型認知症、高血圧症、前立腺肥大症および胆石症で訪問診療を受けている。意識レベルはJCS I-2。体温 36.5℃。脈拍 112/分、整。血圧 110/80mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 96%(room air)。眼瞼結膜は貧血様でない。眼球結膜に黄染を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部では腸雑音がやや亢進し、右季肋部の触診を行うと右手で払いのけようとする。下腿に浮腫を認めない。
- 正しい判断はどれか。
[正答]
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- 21歳の女性。両眼痛と流涙とを主訴に来院した。昨晩、ハードコンタクトレンズを装用したまま就寝し、午前4時ころコンタクトレンズを外した。その直後から強い眼痛が生じたため家族に付き添われて受診した。
- まず行うべき検査はどれか。
[正答]
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