- 38歳の女性。労作時息切れを主訴に来院した。幼少時に先天性僧帽弁狭窄症と診断され、経過観察されていた。1年前から買い物で長時間歩くと息切れを自覚していた。最近は家事でも息切れを生じるようになってきた。今回、精査の結果で人工弁置換術を施行する予定となった。
- 人工弁の種類(生体弁または機械弁)の選択において考慮すべきなのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 32歳の女性。殺虫剤を飲んだということで搬入された。殺虫剤を飲んで嘔吐し、家族が救急車を要請した。搬入時、意識レベルJCS III-200。体温 36.0℃。脈拍 80/分、整。血圧 110/72mmHg。呼吸数 10/分。SpO2 98%(マスク6L/分酸素投与下)。瞳孔径は両側 1mm。流涙があり、鼻腔や口腔に分泌亢進を認める。便失禁があり、救急外来に到着したところで再び嘔吐して着衣が汚れている。
- 初期対応で除染シャワーを使う目的として正しいのはどれか。2つ選べ。
- a 医療従事者などの二次汚染を防ぐ。
- b 殺虫剤が経皮吸収されるのを防ぐ。
- c 酸性の胃液による皮膚損傷を防ぐ。
- d 低体温にして消化管吸収を減らす。
- e 着衣をぬらして脱衣しやすくする。
[正答]
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- 78歳の男性。冠動脈バイパス術直後で手術室に入室中である。未覚醒で人工呼吸中である。脈拍 88/分、整。血圧 120/80mmHg。動脈血ガス分析(吸入酸素濃度 100%):pH 7.30、PaCO2 50Torr、PaO2 200Torr、HCO3- 24mEq/L。術前と全身麻酔下手術の終了直後の胸部エックス線写真(別冊No. 7A、B)を別に示す。
- 処置として適切なのはどれか。
[正答]
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