- 23歳の女性。0回経妊0回経産婦。腹痛を主訴に来院した。1週前から悪心を自覚していた。昨日の夜から右下腹部に痛みが出現し、一度嘔吐した。朝まで痛みが持続するため受診した。月経周期は30~60日型、不整。持続は6日間。最終月経は50日前で、5日前から少量の性器出血が持続している。体温 37.2℃。脈拍 96/分、整。血圧 100/68mmHg。内診で子宮は前傾前屈、やや腫大。右付属器領域に軽度の圧痛を認める。経腟超音波検査で子宮内膜の肥厚を認めるが、子宮内腔に胎嚢を認めない。両側付属器に異常を認めない。
- 次に行う検査はどれか。
[正答]
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- 1歳4か月の女児。4日前から発熱が続くため母親に連れられて来院した。4日前から毎日、最高で39℃以上の発熱を認める。咳嗽、鼻汁、嘔吐および下痢はない。食欲はやや低下し、普段よりよだれの量が多く、大好きなオレンジジュースも嫌がる様子がある。4種混合ワクチン、BCG、Hibワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン及びMRワクチンの接種は終了している。保育所などの集団生活には入っていない。両親との3人暮らしで母親は口唇ヘルペスを繰り返している。意識レベルの低下はなく、全身状態はおおむね良好。体重 10.0kg。体温 38.8℃。脈拍 124/分、整。SpO2 98%(room air)。
- 診断に有用な所見が得られる診察はどれか。
- a 結膜の視診
- b 口腔内の視診
- c 頸部の触診
- d 胸部の聴診
- e 外陰部の視診
[正答]
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- 46歳の女性。頭痛を主訴に来院した。本日午前6時に起床しトイレに行ったところ、突然の激しい頭痛が生じ悪心と嘔吐とがあった。臥床して様子をみたが頭痛が改善しないため午後2時に歩いて受診した。意識は清明。体温 37.2℃。脈拍 84/分、整。血圧 198/102mmHg。項部硬直を認める。
- まず行うべき処置はどれか。
[正答]
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