- 50歳の男性。3か月続く後頸部痛と肩こりとを主訴に来院した。症状は夕方に強いが、増悪はしておらず仕事に支障があるほどではない。市販の消炎鎮痛薬を貼付している。半年前に職場を変わり、仕事でほぼ1日中パソコンに向かってデスクワークを行っている。職場での人間関係は問題ない。後頸部から両肩にかけて筋緊張を認める。頸椎エックス線写真と頸部MRIとに異常を認めない。
- まず行うのはどれか。
- a 頸椎の牽引を行う。
- b 星状神経節ブロックを行う。
- c トリプタンの皮下注射を行う。
- d 配置転換の希望を会社に出すように伝える。
- e 作業時間、パソコンの位置および姿勢を確認する。
[正答]
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- 20歳の男性。大学へ行かないことを主訴に家族とともに来院した。2年前に大学に進学したものの半年後から行かなくなり、昼夜逆転の生活が続いている。趣味の集まりには月1回程度参加し、時に買い物に出かけたりするものの、その他は自室にこもり終日インターネットでゲームなどをして過ごしている。不規則ではあるが食事や入浴はしている。「仕方なく来院した」というが礼節は保たれ、質問に対して的確に回答し、表情の動きは自然である。身体所見に異常を認めない。
- まず行うべき対応として適切なのはどれか。
- a 大学へ行くことを促す。
- b インターネットを禁止する。
- c 睡眠日誌をつけるよう指示する。
- d 趣味での外出を増やすよう助言する。
- e 今の生活について悩みがないか話し合う。
[正答]
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- 45歳の女性。1回経妊1回経産婦。昨日、市販のキットで妊娠検査を行ったところ陽性であったため来院した。1週前から空腹時に悪心を感じている。3年前に出産した第1子はDown症候群であった。第2子の妊娠について夫から出生前診断を受けてはどうかと提案されたという。
- 今後の対応として適切なのはどれか。
[正答]
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