- 34歳の女性。4年間の不妊を主訴に来院した。月経周期は29日型、整。19歳時に骨盤腹膜炎の診断で抗菌薬投与を受けた既往がある。子宮卵管造影で両側の卵管水腫と診断し、腹腔鏡下手術を施行した。手術時の肝周囲の写真(別冊No. 24)を別に示す。
- この所見の原因として考えられる病原体はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109D049]←[国試_109]→[109D051]
★リンクテーブル★
[★]
- 4歳の女児。発熱と頭痛とを主訴に母親に連れられて来院した。数日前から右耳下部の腫脹と疼痛があり、本日の夕方から発熱、頭痛および嘔吐がみられた。夜間に発熱と頭痛とが増強したため救急外来を受診した。意識は清明。体温 39.1℃。脈拍 132/分、整。呼吸数 24/分。SpO2 98%(room air)。咽頭は軽度発赤し、右耳下腺に自発痛を伴う腫脹を認める。項部硬直を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。腸雑音は正常である。
- この疾患について正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109D048]←[国試_109]→[109D050]
[★]
- 3か月の乳児。激しい咳嗽を主訴に母親に連れられて来院した。約1週前から鼻漏と咳嗽とを認めていたが元気であった。昨晩から発作性に、顔を真っ赤にして途切れなく続く咳嗽と、それに引き続く息を吸い込む際の笛を吹くような音を繰り返したため受診した。体温37.2℃。診察時には呼吸音に異常を認めない。血液所見:赤血球 402万、Hb 11.9g/dL、Ht 39%、白血球 26,100(桿状核好中球 1%、分葉核好中球 14%、単球 2%、リンパ球 83%)、血小板23万。CRP 0.2mg/dL。
- この疾患について正しいのはどれか。
- a 空気感染が主体である。
- b 成人期には発症しない。
- c ワクチン接種は無効である。
- d 潜伏期間は10日前後である。
- e 罹患によって終生免疫は得られない。
[正答]
※国試ナビ4※ [109D050]←[国試_109]→[109D052]
[★]