- 生後2か月の乳児。ワクチン接種の相談のため母親に連れられて来院した。成長と発達とに異常を認めない。母親の話では、近隣の市から引っ越してきたばかりで、これまで予防接種を受けたことがない。
- まず受けるように勧める予防接種の対象疾患はどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 36歳の初妊婦。妊娠28週。昨夜からの反復する腹痛を主訴に来院した。これまでの妊婦健康診査では特に異常を指摘されていなかった。1週前から腹部緊満感を自覚していた。子宮底長 36cm、腹囲 95cm。下腿に軽度の浮腫を認める。腟鏡診で分泌物は白色少量。内診で子宮口は閉鎖している。経腟超音波検査で頸管長10mm、内子宮口の楔状の開大を認める。腹部超音波検査で胎児に明らかな形態異常はなく、胎児推定体重は1,100g、羊水指数(AFI) 38cm(基準 5~25)。胎児心拍数陣痛図で10分周期の子宮収縮を認め、胎児心拍数波形に異常を認めない。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
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- 36歳の男性。プログラマー。職場の健康診断で異常を指摘されて来院した。仕事は不規則で、納期が近づくと会社に泊まり込んで仕事をしなくては間に合わない。独身で一人暮らし。喫煙は20本/日を16年間。既往歴に特記すべきことはない。身長 168cm、体重 82kg、腹囲 101cm。血圧 138/88mmHg。血液生化学所見:空腹時血糖 98mg/dL、HbA1c 6.2%(基準 4.6~6.2)、トリグリセリド 178mg/dL、HDLコレステロール 42mg/dL、LDLコレステロール 178mg/dL。
- 現時点で、患者の行動変容のための対応として適切なのはどれか。
- a 配置転換を勧める。
- b 知人との同居を勧める。
- c 服薬を開始する必要はないと説明する。
- d 今の生活習慣に関する本人の考えを尋ねる。
- e 糖尿病による壊疽で足を切断した患者の写真を見せる。
[正答]
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[★]