- 84歳の女性。全身倦怠感と食欲不振とを主訴に来院した。6か月前に肺転移を伴う高度進行胃癌の診断を受けた。抗癌化学療法などの積極的治療を拒否し自宅で療養していたが、2週前から倦怠感が出現し、徐々に食欲の減退を自覚するようになったため受診した。現在は薬剤の内服と1日600kcal程度の軟らかい食事の摂取は可能である。がんによる悪液質が進行しており余命は1か月程度と考えられる。長男夫婦と3人暮らしで患者本人と家族はともに延命治療を望まず、このまま自然に任せることを希望している。
- 今後の方針として適切なのはどれか。
[正答]
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- 60歳の男性。1か月前から続く咳嗽を主訴に来院した。身長 165cm、体重 70kg。血圧 120/82mmHg。喫煙は 20本/日を40年間。飲酒は日本酒1合/日を30年間。運動は通勤時に1日平均5,000歩。胸部エックス線写真と喀痰細胞診とに異常を認めない。
- 咳嗽の治療とともに指導すべきなのはどれか。
- a 「塩分制限が必要です」
- b 「お酒はビールに変えましょう」
- c 「体重を15kg減らしましょう」
- d 「2万歩を目指して頑張りましょう」
- e 「60歳からでも禁煙は遅くありません」
[正答]
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[正答]
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