- 48歳の女性。全身倦怠感と浮腫とを主訴に来院した。38歳時に特発性肺動脈性肺高血圧症と診断され、エポプロステノール(プロスタグランディンI2製剤)在宅持続静注療法を受けている。1週前から、だるさで家事がおっくうになり、下腿に浮腫が出現したため受診した。下腿に軽度の浮腫を認める。胸部エックス線写真(別冊No. 12A、B)を別に示す。
- この患者に認められない検査所見はどれか。
[正答]
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- 18歳の女性。胸痛と息苦しさとを主訴に搬入された。1時間前、咳をした後に右胸痛と呼吸困難とが出現し次第に増悪したため救急搬送された。身長 162cm、体重 48kg。体温 36.5℃。心拍数 108/分、整。血圧 84/48mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 95%(リザーバー付マスク10L/分酸素投与下)。眼瞼結膜は貧血様である。心音に異常を認めない。呼吸音は右で減弱している。血液所見:赤血球 290万、Hb 9.5g/dL、Ht 29%、白血球 10,690、血小板 19万。ポータブル胸部エックス線写真(別冊No. 11)を別に示す。補液を開始し胸腔ドレナージを施行したところ、血性排液1,200mLがあり持続的に空気漏がみられた。ドレナージ2時間後、胸腔ドレナージ排液は血性で1時間200mLの排液と空気漏とは持続しており、SpO2 99%(マスク8L/分酸素投与下)であった。この時点で末梢血液所見は赤血球 245万、Hb 7.5g/dL、Ht 24%、白血球 12,600、血小板 18万であった。心拍数 120/分、整。血圧 70/40mmHgで赤血球輸血を開始した。
- この時点で行うべき対応はどれか。
[正答]
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- 62歳の女性。動悸とめまいとを主訴に来院した。2年前に皮膚サルコイドーシスの診断を受け、薬物治療は行わず経過観察されている。3週前から労作時の息切れを自覚している。今朝から動悸と気が遠くなるようなめまいとが出現したため受診した。意識は清明。身長 159cm、体重 62kg。脈拍 78/分、不整。血圧 116/74mmHg。心雑音を認めない。下腿に浮腫を認めない。心エコー検査で左心室の一部が菲薄化し瘤状に変形し、収縮の低下を認める。Holter心電図(別冊No. 13)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
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