- 60歳の女性。左耳閉感を主訴に来院した。3か月前から左耳閉感と左難聴とを自覚していたが改善しないため受診した。頭部造影CT(別冊No. 9)を別に示す。
- 最も考えられる疾患はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A027]←[国試_109]→[109A029]
★リンクテーブル★
[★]
- 78歳の男性。労作時呼吸困難を主訴に来院した。6年前から坂道や階段を昇る際に息切れを自覚していた。1か月前に感冒様症状があり、その後、呼吸困難が増強するため受診した。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。喫煙は60歳まで50本/日を35年間。意識は清明。身長 162cm、体重 63kg。体温 36.2℃。脈拍 92/分、整。血圧 132/66mmHg。呼吸数 28/分。SpO2 91%(room air)。呼吸音は背部にfine cracklesを聴取する。ばち指を認める。血液所見:赤血球 499万、Hb 16.2g/dL、Ht 47%、白血球 8,900(桿状核好中球 4%、分葉核好中球 78%、好酸球 1%、好塩基球 0%、単球 2%、リンパ球 15%)、血小板 17万。血液生化学所見:LD 380IU/L(基準 176~353)、尿素窒素 22mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP) 37pg/mL(基準 18.4以下)、KL-6 1,460U/mL(基準 500未満)。CRP 1.2mg/dL。胸部エックス線写真(別冊No. 10A)と胸部CT(別冊No. 10B)とを別に示す。
- 検査結果として最も予想されるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A028]←[国試_109]→[109A030]
[★]
- 62歳の女性。左難聴とめまいとを主訴に来院した。10年前から左難聴を自覚していた。3か月前から耳漏とめまいとが出現したため自宅近くの診療所で保存的治療を受けていたが、改善しないため紹介されて受診した。耳内に触れたり吸引処置をしたりするとめまいが出現する。左鼓膜の写真(別冊No. 8A)と側頭骨単純CTの冠状断像(別冊No. 8B)とを別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A026]←[国試_109]→[109A028]
[★]