- 16歳の女子。呼吸困難のため搬入された。母親と口論した後に息苦しさと両手足のしびれ感とを訴え、次第に増悪するため救急搬送された。意識は清明。身長 160cm、体重 52kg。体温 36.4℃。心拍数 96/分、整。血圧 96/48mmHg。呼吸数 22/分。顔貌は不安様である。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。両手指は硬直している。血液所見:赤血球 380万、Hb 13.0g/dL、Ht 38%、白血球 6,800、血小板 25万。
- この患者でみられるのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 56歳の男性。胸部圧迫感を主訴に来院した。6か月前に肺内転移を伴う肺腺癌と診断され抗癌化学療法を行った。その後、経過観察していたが、2日前から胸部不快感があり次第に胸部圧迫感を伴うようになったため受診した。身長 172cm、体重 63kg。体温 37.3℃。脈拍116/分、整。血圧 88/58mmHg。呼吸数24/分。SpO2 94%(room air)。Ⅰ音とⅡ音とが減弱している。呼吸音に異常を認めない。血液所見:赤血球 398万、Hb 10.9g/dL、Ht 33%、白血球 4,300、血小板 14万。血液生化学所見:総蛋白 6.5g/dL、アルブミン 3.2g/dL、AST 58IU/L、ALT 63IU/L、尿素窒素 12mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、Na 131mEq/L、K 4.4mEq/L、Cl 97mEq/L、CEA 24ng/mL(基準 5以下)。CRP 2.3mg/dL。胸部エックス線写真(別冊No. 15A)と胸部造影CT(別冊No. 15B)とを別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
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- 64歳の男性。2年前に脳梗塞を発症し、左上下肢の完全麻痺で在宅にて療養中である。5年前から心房細動と心不全とに対して内服治療中である。食事は全量摂取するが、時々、食事中に咳き込むことがある。日中は家族の介助により車椅子で移動している。
- 今後、在宅診療を続ける過程で心不全増悪を示唆する所見でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109I051]←[国試_109]→[109I053]
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