- ある工場の作業者において、過去5年間に16名の肝癌による死亡が確認された。死亡数が全国と比較して多いかどうかを知るために標準化死亡比を求めることとなった。
- 算出に必要な情報の組合せはどれか。
- 全国のデータ この工場の作業者のデータ
- a 年齢階級別人口 年齢階級別肝がん死亡率
- b 年齢階級別肝がん死亡率 年齢階級別観察人年数
- c 年齢階級別肝がん死亡率 年齢階級別肝がん死亡率
- d 年齢階級別肝がん死亡数 年齢階級別観察人年数
- e 年齢階級別肝がん死亡数 年齢階級別肝がん死亡率
[正答]
※国試ナビ4※ [109G042]←[国試_109]→[109G044]
★リンクテーブル★
[★]
- 21歳の女性。美容師。妊娠の疑いと易疲労感とを訴えて来院した。妊娠には気付いていたが、これまで医療機関を受診しなかった。立ち仕事が多く疲れやすくなったため受診した。月経周期は不整。最終月経は記憶していない。体温 37.1℃。脈拍 64/分、整。血圧 100/76mmHg。子宮底は臍下2cmで軟らかく触知する。内診で子宮口は閉鎖しており硬である。帯下に異常を認めない。経腹超音波検査で子宮内に胎児とその心拍動とを認め、児の推定体重は妊娠22週相当である。経腟超音波検査で子宮頸管長は35mmである。切迫流早産はないと判断し、勤務を軽減する措置を講じるよう雇用者に伝えることにした。
- 医師が作成する書類はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109G043]←[国試_109]→[109G045]
[★]
- 30歳の男性。独身。半年後にA国への転勤が決まったため、渡航についての助言を求めて来院した。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。A国は、平均寿命は男性 58歳、女性 60歳。乳児死亡率(出生千対) 52。主な死因はHIV感染症、肺炎、下痢性疾患およびマラリアである。公衆衛生上の脅威となるような感染症の流行情報はない。
- 助言の内容として適切なのはどれか。
- a 渡航を中止する。
- b HIV抗体検査を受ける。
- c 予防接種の計画を立てる。
- d 渡航について保健所に届ける。
- e 抗マラリア薬の服用を開始する。
[正答]
※国試ナビ4※ [109G041]←[国試_109]→[109G043]
[★]