- 72歳の男性。頻尿を主訴に来院した。3年前から夜間に尿意で目が覚めてトイレに行くようになり、3か月前からはその頻度が増してきた。自宅近くの医療機関を受診しα1遮断薬の内服を1か月続けたが軽快しないため紹介されて受診した。起床時に下着はぬれていない。腹部は平坦、軟。直腸指診で小鶏卵大で弾性硬の前立腺を触知する。尿所見に異常を認めない。PSA 2.3ng/mL(基準 4.0以下)。腹部超音波検査で前立腺体積は34mLで残尿量は30mL。国際前立腺症状スコア 12点(軽症 0~7点、中等症 8~19点、重症 20~35点)。頻度・尿量記録(別冊No. 10)を別に示す。
- この患者にみられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [109E056]←[国試_109]→[109E058]
★リンクテーブル★
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- 58歳の男性。右上肢麻痺を主訴に来院した。3か月前から右上肢の疼痛としびれがあり、複数の医療機関を受診したが診断に至らなかった。1か月前から右上肢麻痺が現れ次第に悪化したため自宅近くの診療所を受診し、胸部エックス線写真で異常陰影を指摘されたため紹介されて受診した。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は30本/日を37年間。意識は清明。身長 165cm、体重 62kg。体温 36.6℃。脈拍 72/分、整。血圧 130/102mmHg。呼吸数 14/分。SpO2 98%(room air)。持参した胸部エックス線写真(別冊No. 11A)と胸部造影CT(別冊No. 11B、C)とを別に示す。
- この患者の身体所見として考えられるのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [109E057]←[国試_109]→[109E059]
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[正答]
※国試ナビ4※ [109E055]←[国試_109]→[109E057]
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