- 8歳の男児。落ち着きのなさを主訴に母親に連れられて来院した。幼児期から落ち着きのなさが認められ、遊びでも順番やルールを守ることができなかった。授業中に席を離れることがあり、家では宿題を嫌がってなかなかやらない。成績は中程度であり、身体所見に異常を認めない。
- まず行うべき対応として適切なのはどれか。
- a 薬物療法を導入する。
- b 問題行動には厳しく叱責する。
- c 教室全体が見えるように一番後ろに座らせる。
- d 集中可能な持続時間を考慮して課題に取り組ませる。
- e 母親に対して大人になれば改善することを説明する。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 69歳の男性。高熱を主訴に来院した。インフルエンザの診断でオセルタミビルを5日分処方され一旦解熱した。内服を終了した翌日から高熱、咳嗽および膿性痰が出現したため受診した。意識は清明。体温 39.1℃。脈拍 112/分、整。血圧 108/82mmHg。呼吸数 24/分。右胸部でcoarse cracklesを聴取する。血液所見:赤血球 378万、Hb 10.8g/dL、Ht 36%、白血球 17,200(桿状核好中球 4%、分葉核好中球 84%、単球 2%、リンパ球 10%)、血小板 18万。CRP 23mg/dL。胸部エックス線写真(別冊No. 29)を別に示す。
- 治療薬として適切なのはどれか。
[正答]
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- 48歳の男性。工場で吹きつけ作業を担当している。特殊健康診断で尿中馬尿酸が 2.8g/L(分布1は1g/L以下、分布2は1g/L超2.5g/L以下、分布3は2.5g/L超)であった。自覚症状は特にない。喫煙は10本/日を25年間。飲酒はビール1,000mL/日を25年間。
- 産業医がまずとるべき措置はどれか。
- a 作業状況の確認
- b 自宅療養の指示
- c 職場内禁煙の確認
- d 貧血の有無の確認
- e ストレスの有無の確認
[正答]
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