- 19歳の男性。鼻汁と咽頭痛とを主訴に来院した。2日前から透明な鼻汁が多く、咽頭痛とともに少し咳が出るため受診した。痰は少量で透明な色調である。軽度の頭重感があるが食事は普通に摂取できている。同居している家族も同様の症状を呈している。既往歴に特記すべきことはない。体温37.3℃。咽頭に軽度発赤を認める。頸部リンパ節を触知しない。呼吸音に異常を認めない。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 74歳の男性。脳梗塞で入院中である。1か月前、四肢麻痺にて緊急入院し、脳幹梗塞と診断された。入院中に肺炎を発症し、抗菌薬にて治療後に回復期リハビリテーション病棟に転棟した。転棟時、意識は清明。不全四肢麻痺のため車椅子への移乗と食事とに介助を要する。体温 36.4℃。血液所見:赤血球 421万、Hb 13.4g/dL、Ht 42%、白血球 6,400、血小板 21万。胸部エックス線写真に異常を認めない。転棟前に実施した喀痰培養でメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)陽性が判明した。リハビリテーションは訓練室で実施している。
- この患者への対応で誤っているのはどれか。
- a 院内で情報を共有する。
- b リハビリテーションは継続する。
- c バンコマイシン点滴静注を開始する。
- d 食事介助の際にマスクとガウンを着用する。
- e 使用したティッシュペーパーは感染性廃棄物とする。
[正答]
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[★]
- 生後25日の新生児。数日前から啼泣時に口唇が紫色になることを心配した母親に連れられて来院した。出生後から異常は指摘されていない。SpO2 89%(room air)。胸骨左縁第2肋間を最強点とするIII/VIの収縮期駆出性雑音を聴取する。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
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