- 英
- cerebral palsy, CP
- 同
- 脳性小児麻痺 cerebral infantile palsy、脳原性麻痺、脳性マヒ
- 関
定義
- 「受胎から新生児までの間に生じた脳の非進行性病変に基づく、永続的な、しかし変化しうる運動および姿勢の異常である。その症状は満2歳までに発現する。進行性疾患や一過性運動障害、または将来正常化するであろうと思われる運動発達遅延は除外する」(厚生省脳性麻痺研究班(1968))
- てんかんや精神遅滞などの随伴症状があってもよい。
疫学
主要な原因
- PED.1462
- 周生期の仮死:胎生期仮死51%、出生児仮死40%、出生後仮死9%
- 4. 低出生体重児:超低出生体重児の3歳時の脳性麻痺発生率は16.3%、らしい。
分類
- 2. 四肢性痙性脳性麻痺 痙直型四肢麻痺 spastic tetraplesia
- 原因:核黄疸(間脳障害)、周産期仮死。周産期(65-85%)
参考
uptodate
- 1. [charged] 脳性麻痺の臨床的特徴 - uptodate [1]
- 2. [charged] 脳性麻痺の疫学および病因 - uptodate [2]
- 3. [charged] 脳性麻痺の診断 - uptodate [3]
- 4. [charged] 脳性麻痺の管理および予後 - uptodate [4]
国試
- 同
- CP
-cerebral palsy
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/02/10 17:29:31」(JST)
[Wiki ja表示]
|
ウィキペディアは医学的助言を提供しません。免責事項もお読みください。 |
脳性麻痺 |
分類及び外部参照情報 |
運動路
|
ICD-10 |
G80. |
ICD-9 |
343 |
OMIM |
603513 605388 |
DiseasesDB |
2232 |
eMedicine |
neuro/533 pmr/24 |
MeSH |
D002547 |
プロジェクト:病気/Portal:医学と医療 |
テンプレートを表示 |
脳性麻痺(のうせいまひ、英: Cerebral palsy, CP)は、受精から生後4週までに何らかの原因で受けた脳の損傷によって引き起こされる運動機能の障害をさす症候群。
目次
- 1 概要
- 2 原因
- 3 対策
- 4 分類
- 5 合併症
- 6 著名人
- 7 関連項目
- 8 外部リンク
|
概要
運動障害・肢体不自由者の約7割が、脳性まひが原因で障害を起こしているとされる。
遺伝子異常によるものや、生後4週以降に発症したもの、一時的なもの、進行性のものは含まれない。
原因
脳性麻痺の原因として、周産期仮死、低体重出生、核黄疸が挙げられる。しかし近年周産期医療が急激に発展してきたことにより、その病態、原因や発生率は変化してきた。
脳性麻痺の原因は脳障害の病因発生の時期に応じて、胎生期・周産期・出生後に分けられる。
- 胎生期の原因
- 脳の発育過程で問題が生じる脳形成異常
- 脳出血
- 虚血性脳障害
- 周産期の原因
- 胎児仮死
- 新生児仮死
- 核黄疸
- 脳室周囲白質軟化症(PVL)
- 出生後の原因
対策
日本においては日本医療機能評価機構が実施する産科医療補償制度により分娩に関連して発症した重度脳性麻痺児に対する補償と脳性麻痺の原因分析をし将来の再発防止を行う制度がある。
分類
脳の損傷部位によって、以下の4タイプに分類される。
- アテトーゼ型
- 大脳基底核が損傷されたケースで不随意運動を特徴とする。
- 特徴1 不随意運動がある。錐体外路系の障害によるもの。
- 特徴2 腱反射の亢進はない。 病的反射は出現しない。原始反射・姿勢反射の消失異常あり。
- 特徴3 障害の程度にもよるが、一般的に関節拘縮はおこらない。筋緊張から拘縮が起る場合がある。
- 特徴4 言語障害が著明。 発語、発声の運動障害・筋緊張の過度な動揺による運動の不安定性・協調性の困難さあり。
- 特徴5 知的発達は正常を保たれることが多い。 痙直型に比べると知的発達の遅れは少ない。
- 特徴6 感音性難聴を合併することが多い。
- 失調型
- 小脳もしくはその伝導路が損傷されたケースで四肢麻痺、運動不安定性などを特徴とする。
- 痙直型
- 上位運動ニューロンが損傷されたケースで、四肢の筋緊張の亢進を特徴とし、折りたたみナイフ現象が見られる。障害が現れる部位によって片麻痺、対麻痺、四肢麻痺、両麻痺などに分類される。視覚・認知障害、斜視を合併することが多い。
- 固縮型
- 錐体外路の障害があり、四肢麻痺が出現する。強固且つ持続的な筋緊張のため、関節の動きは歯車様となる。
- 混合型
- 強直と不随意運動を併せ持つケース。
昔は、「アテトーゼ型」も多かったが、医療技術の進歩により、低出生体重児の生存が可能になったこともあり、「痙直型」が主体である。
アテトーゼ型では核黄疸、周生期仮死によることが多い。
合併症
- 精神発達障害
- 運動発達障害
- てんかん
- 視覚障害
- 聴覚障害
- 視覚や聴覚などの認知発達の障害
- 情緒・行動障害
著名人
- 徳川家重:江戸幕府九代将軍。
- ビル・ポーター:脳性麻痺だがアメリカ北西部のトップセールスマンになった人物
- チーム・ホイト
- 脳性マヒブラザーズ:共に脳性麻痺を抱えながら活動するお笑いコンビ。
関連項目
外部リンク
- 「Cerebral Palsy」 - Medpediaにある「脳性麻痺」についての項目。(英語)
- 日本脳性マヒ者協会 全国青い芝の会 - 公式サイト
特別支援教育 |
|
学校教育
|
|
学校・教育施設 |
特別支援学校 - 支援教育を行う普通学校 - 通信教育
|
|
学級 |
特別支援学級 - 重複障害学級 - 院内学級 - 通級(ことばの教室など) - 訪問教育・訪問指導・訪問学級 - 複式学級 - 健康学園
|
|
制度 |
就学猶予と就学免除 - 就学時健康診断 - 生活単元学習 -自立活動 - 準高生
|
|
学習指導要領・教育要領 |
特別支援学校幼稚部教育要領 - 特別支援学校小学部・中学部学習指導要領 - 特別支援学校高等部学習指導要領(盲学校、聾学校及び養護学校高等部学習指導要領)
|
|
教員・教育支援者 |
特別支援学校教員 - 特別支援教育コーディネーター - 特別支援教育士 - 特別支援教育支援員
|
|
福祉
|
|
児童福祉施設 |
知的障害児施設 - 知的障害児通園施設 - 盲ろうあ児施設 - 肢体不自由児施設 - 重症心身障害児施設 - 情緒障害児短期治療施設 - 保育所(障害児保育・統合保育) - 医療型障害児入所施設 - 医療型障害児通所施設 - 福祉型障害児入所施設 - 福祉型障害児通所施設
|
|
日本の法律・国際条約 |
障害者基本法 - 身体障害者福祉法 - 知的障害者福祉法 - 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律 - 児童福祉法 - 発達障害者支援法 - 障害者自立支援法 - 障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律 - 障害者総合支援法 - 障害年金 - 障害者権利条約
|
|
障害者団体 |
全国特別支援学校長会 - 全日本手をつなぐ育成会 - ピープル・ファースト・ジャパン - 全国精神障害者家族会連合会 - 全国精神保健福祉会連合会 - べてるの家 - きょうされん
|
|
テレビ番組 |
NHK教育テレビジョン - きらっといきる - 福祉ネットワーク - ハートネットTV - バリバラ〜障害者情報バラエティー〜 - 24時間テレビ 「愛は地球を救う」
|
|
障害の分類 |
身体障害 - 知的障害 - 精神障害 - 運動障害・肢体不自由 - 発達障害 - (軽度)発達障害(学習障害(ディスレクシア) - 注意欠陥・多動性障害 - 高機能PDD(高機能自閉症)) - 聴覚障害 - 視覚障害 - 言語障害 - 健康障害 - 広汎性発達障害 - 情緒障害 - 染色体異常 - 自閉症 - 精神疾患 - 脳性麻痺 - 病弱児 - 肢体不自由者 - 重複障害 - 自閉症スペクトラム
|
|
その他
|
|
心理検査 |
知能検査 - 発達検査 - 性格検査 - 内田クレペリン精神検査
|
|
その他 |
統合教育
|
|
Portal:教育 - 障害・福祉・児童関係記事一覧 - 教育関係記事一覧 - 教育関係記事一覧 (五十音順) - 障害を扱った作品の一覧 |
|
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 身体障害のある施設利用者の生活ニーズ : 主観的ニーズからみた分析と実践への示唆
- 柊崎 京子,畠山 千春
- 社会福祉学 52(2), 121-135, 2011-08-31
- … 基盤」ニーズ,(2)生・生活の継続に関わる「自分の身体・健康」「日常生活」ニーズ,(3)サービス基盤に関わる「コミュニケーションと意思決定」ニーズ,(4)趣味・外出を中核とする「参加・活動」ニーズ).(2)脳性麻痺と頸髄損傷を対象に属性別比較を行った結果,「障害」「性別」「年齢」で有意差のあるニーズを確認できた.以上の結果より,利用者の主観的ニーズを考慮した実践として示唆される点を述べた.(3)約7割が施 …
- NAID 110008728360
- 超早産児の一過性低サイロキシン血症に対するサイロキシン投与と脳性麻痺
- 鈴村 宏,NITTA Akihisa,TSUBOI Yayoi,WATABE Yoshiyuki,KURIBAYASHI Ryouta,ARISAKA Osamu
- Pediatrics international : official journal of the Japan Pediatric Society 53(4), 463-467, 2011-08-01
- NAID 10029558778
- 大学病院小児歯科での成人脳性麻痺患者の10年間にわたる口腔管理
- 立野 麗子,山口 登,山座 治義,増田 啓次,西垣 奏一郎,齊藤 里香,野中 和明
- 障害者歯科 32(2), 110-115, 2011-06-30
- NAID 10029313515
Related Links
- 脳性麻痺(のうせいまひ、英: Cerebral palsy, CP)は、受精から生後4週までに 何らかの原因で受けた脳の損傷によって引き起こされる運動機能の障害をさす症候群。 遺伝子異常によるものや、生後4週以降に発症したもの、一時的なもの、進行性のもの は含ま ...
- 脳性麻痺は病気ではありません。筋肉の動きをつかさどる脳の部分(運動野)が受けた 損傷が原因で起こる症状を総称してこのように呼びます。脳性麻痺の子供は、脳のほか の部分にも損傷がみられる場合があります。脳性麻痺の原因となる脳の損傷は、胎児 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 次の文を読み、33、34の問いに答えよ。
- 10か月の男児。体重増加不良を主訴に来院した。
- 現病歴 1週前に受けた生後10か月の乳幼児健康診査で体重増加不良を指摘され、紹介された。
- 出生・発育歴 在胎39週、頭位経腟分娩で出生した。出生時の身長49cm、体重2,980g、頭囲34cm。Apgarスコア 7点(1分)。追視 2か月、首のすわり 4か月、寝返り 6か月、お坐り 7か月、つかまり立ち 10か月。新聞紙をつかんで破ろうとし、名前を呼ぶと振り向く。両親以外に抱かれると泣く。1日7回母乳を1回15分ほど哺乳している。離乳食は粥、イモなどを1日1回、こども茶碗に半分程度与えている。体重の推移(別冊No.5)を別図に示す。
- 既往歴 生後5か月ころから顔面、頚部および腋窩に湿疹を認め、痒みが続いている。
- 現症 身長73cm(-0.5SD)、体重7.2kg(-2SD)、頭囲 46.5cm。体温 37.2℃。脈拍 96/分、整。顔の表情は豊かで、診察しようとすると泣く。皮膚色は良好であるが、四肢伸側は乾燥し、顔面、頭部および肘膚に湿疹を認める。大泉門は1 x 1cmで平坦である。頚部には小豆大のリンパ節を左右に3個ずつ触知する。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、右肋骨弓下に肝を1 cm触知する。左鼠径部に可動性のある小指頭大、弾性硬の腫瘤を触れ、左陰嚢内は空虚である。膝蓋腱反射とアキレス腱反射とに異常を認めない。
- 検査所見 血液所見: 赤血球 420万、Hb 12.0g/dl、Ht 38%、白血球 10,600、血小板 23万。血液生化学所見: 総蛋白 6.4g/dl、アルブミン 3.4g/dl、尿素窒素 12mg/dl、クレアチニン 0.4mg/dl、総ビリルビン 1.0mg/dl、AST 18IU/l、ALT 12IU/l, ALP 520IU/l(基準780以下)。RAST:卵白 +2、牛乳 +1。
[正答]
※国試ナビ4※ [104H033]←[国試_104]→[104H035]
[★]
- 10歳の男児。転びやすいことを主訴に来院した。周産期に異常はなく、成長発達は正常である。三種混合ワクチン、ポリオワクチン及びBCGは接種済みである。2歳時麻疹に、3歳時水痘に罹息した。2か月前から授業について行けなくなり、学業成績が低下した。また、ささいなことに腹を立てたり、自室に閉じこもるようになった。5日前にインフルエンザ様症状があった。2、3日前からは上肢のミオクローヌスが頻回に出現した。胸腹部に異常を認めない。神経学的には中等度の知能低下、四肢腱反討亢進およびミオクローヌスを認める。脳波に6~10秒に1回の高振幅徐波バーストを認める。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [095D053]←[国試_095]→[095D055]
[★]
- 8か月の乳児。首がすわらないことを主訴に来院した。在胎30週、体重1,200g、Apgarスコア3点(1分)、5点(5分)で出生した。新生児期に無呼吸と哺乳障害とがあった。両下肢は硬く、伸展し内転している。両下肢の腱反射は亢進している。
- まず行う治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104G039]←[国試_104]→[104G041]
[★]
- 4か月の女児。健康診査のために来院した。在胎39週、3,400g、Apgarスコア8点(1分)で出生した。身長60cm、体重5.3kg、頭囲40cm。母乳栄養である。首はすわっており、あやすと笑う。寝返りとお座りとはしない。体重増加曲線を以下に示す。考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103G044]←[国試_103]→[103G046]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [095E015]←[国試_095]→[095E017]
[★]
- a. 臨床像は月齢が進むに従って変化する
- b. 早期産児に特徴的な型は痙性対麻痺である
- c. 重症黄疸によるものはアテトーゼ型が多い
- d. 痙性四肢麻痺にはてんかんの合併が多い
- e. 知能障害の合併はアテトーゼ型に最も多い
[★]
[★]
- 英
- pyrexia
- 同
- 熱 fever, thermogenesis
- 関
- 熱型、≠高体温(体温調節機構の破綻による)、不明熱
- ジェネラリスト診療が上手になる本 p.9
概念
分類
- 微熱:37.5℃以上 37.0~37.9℃(YN.)
- 発熱:38.0℃以上
- ジェネラリスト診療が上手になる本 p.9
- 37.1~38.0℃:微熱
- 38.1~38.5℃:軽度発熱
- 38.6~39.0℃:中等度発熱
- 39.1℃~:高熱
小児
病態生理
- 発熱サイトカイン(IL-1, TNF)が視床下部に作用してPGE2の産生を亢進し、PGE2により体温調節中枢を司る細胞内のcAMP濃度が上昇することでの体温セットポイントがあがる。
熱源の精査
- 咽頭、肺、胆道系、泌尿器系、皮膚・軟部組織(蜂窩織炎、褥瘡)
疾患と発熱
膠原病と発熱
発熱40℃(PMID 8107744)
発熱の後に関節炎(PMID 8107744)
原因不明の熱の鑑別
- 感染症
- 腫瘍
- 膠原病
- 薬剤熱 → 比較的元気、比較的徐脈、比較的CRP
- 体温1℃上昇に付き心拍数20上がる。これ以上の上昇が見られる場合、敗血症を疑う。 ← 1℃に付き10上がるという資料もあり(比較的徐脈)
発熱を伴う内科的緊急疾患
- 内科レジデントの鉄則 第2版 p.6
院内における発熱の鑑別疾患
- 感染性 :肺、泌尿器、褥瘡、クロストリジウム・ディフィシル感染症、カテーテル関連感染症
- 非感染性:薬剤熱、偽痛風、深部静脈血栓症
小児科における発熱の原因
年齢
|
原因
|
乳児(生後3ヶ月未満)
|
敗血症、細菌性髄膜炎、尿路感染症、肺炎、B群溶連菌感染、グラム陰性桿菌
|
乳児(生後3ヶ月以降)
|
ウィルス感染(突発性発疹などの発疹性疾患)、中耳炎、尿路感染症、消化器・呼吸器疾患、川崎病
|
幼児、学童期
|
溶連菌感染症、伝染性単核球症、膠原病、factitious fever(詐病)、学校での感染症の流行
|
- 乳児における中耳炎、尿路感染症は症状が発熱であることが多く原因が追及しづらい。鼓膜を観察したり、尿の培養をすることが重要かもしれない。
小児における発熱
- SPE.63
新生児・乳児における発熱
see also step beyond resident 2 救急で必ず出会う疾患編 p.20
- 3ヶ月未満は免疫力が弱く重症細菌感染症にかかりやすい。
- 生後 :対処
- 0-1ヶ月 :入院。血液検査・各種培養検査を。
- 2-3ヶ月 :外来で小児科医が診察し、血液検査で細菌感染が疑われれば入院
- 4-6ヶ月 :外来で小児科医が診察し、発熱以外に所見がなければ、十分な水分摂取を指示し、翌日再診を。
- 6ヶ月以降:食欲・機嫌がよければ、翌日再診を。
漢方医学
[show details]
- 臨床医の漢方治療指針より
|
実熱
|
虚熱
|
発病
|
急速に発病
|
緩徐に発病
|
症状
|
悪寒、高熱 顔面紅潮 苦痛あり、四肢運動多 声大きく明瞭 口渇強い 便秘 色調濃い尿
|
軽度悪寒、熱覚 顔面蒼白 苦痛少なく、静かに臥床 声小さい 口渇少ない 軟便、下痢 薄い色調の尿
|
脈
|
早く大きく、緊張
|
小さく早く、緊張なし
|
舌苔
|
厚くて乾燥、白~黄~褐色
|
薄くて白い、無苔、鏡面舌
|
その他
|
頭痛、関節痛、無汗~発汗
|
倦怠感、眩暈感、盗汗
|
実熱
|
麻黄湯
|
悪寒、発熱、頭痛、関節痛
|
葛根湯
|
悪寒、発熱、頭痛、肩背部のこり
|
小柴胡湯
|
午後からの発熱、食欲不振、口の苦み
|
柴胡桂枝湯
|
詳細孤島の症状、関節痛、腹痛
|
大柴胡湯
|
胆嚢炎、便秘
|
柴陥湯
|
詳細孤島の症状、咳嗽、胸痛
|
黄芩湯
|
発熱、腹痛、下痢
|
虚熱
|
桂枝湯
|
発熱、軽度の頭痛、発汗
|
桂麻各半湯
|
発熱、発疹
|
参蘇飲
|
発熱、食欲不振、咳嗽、あつがる
|
柴胡桂枝乾姜湯
|
微熱、上半身の自汗、盗汗、食欲不振、背部の冷汗
|
竹じょ温胆湯
|
発熱、咳嗽、不眠
|
補中益気湯
|
微熱、倦怠感、食欲不振、盗汗
|
滋陰降火湯
|
微熱、下半身の脱力感、盗汗、咳嗽
|
滋陰至宝湯
|
微熱、倦怠感、食欲不振、精神不安定状態
|
真武湯
|
陰病、微熱、食欲不振、倦怠感、いつも寝ている
|
麻黄細辛附子湯
|
陰病、微熱、寒がる
|
[★]
- 英
- involuntary movement IVM
- 関
- 不随意筋
[★]
- 英
- floppy infant
- 同
- フロッピーインファント、筋緊張低下児
[show details]
分類
病因による
筋力低下の有無による
[★]
- 英
- sleep bruxism
- 関
- 睡眠時ブラキシズム、sleep-related bruxism。覚醒時歯ぎしり wakeful bruxism
- 睡眠時に咀嚼筋の運動が活発になり、歯の食いしばりと歯の摩耗を生じる(いわゆる歯ぎしり)。
- 睡眠時歯ぎしりの有病率は小児期に最も多く、その後年齢とともに次第に減少する。有病率としては子供では15-40%、成人では8-10%といわれている。
- 睡眠障害(閉塞性睡眠時無呼吸、睡眠時随伴症)を有するときに認められやすい。
- リスク因子は閉塞性睡眠時無呼吸(OR 1.8)、アルコール多飲(OR 1.8)、イビキ(OR 1.4)、カフェイン摂取(OR 1.4)、喫煙(OR 1.4)、不安(OR 1.3)、ストレス環境下(OR 1.3)とされている。
- 薬剤により誘発されるものとしても報告がある;アンフェタミン、抗精神病薬、SSRI、SNRI、MDMA
- 精神・神経疾患との関連も報告あり;ダウン症候群、レット症候群、脳性麻痺、注意欠陥多動性障害
- 多くの場合治療の必要はない。
- 小児発症の場合は成長に伴い消失する場合がある。
- 歯の摩耗を伴うような場合には、マウスピースで歯を保護する必要があります。
- 薬物が原因の場合には薬物の調節により改善する場合がある。
- 難治例に対しての薬物療法の報告がなされているが括弧としたものはなさそう;クロナゼパム、ジアゼパムなどのベンゾジアゼピン系薬。アミトリプチリン、ブロモクリプチン、クロニジン、プロプラノロール、レボドパ、トリプトファン
[★]
- 英
- athetosis
- 同
- アテトーシス、アテトーゼ運動 アテトーゼ様運動 athetotic movement
- 関
- 不随意運動
- 不随意運動
- 部位:顔面、四肢遠位部(手指、手首、足)
- 運動:不規則な、ゆっくりとした絶え間ない動き。一定の姿位を維持することが困難
- 病変部位:(文献によりばらつきがある)
- 赤核、被殻、淡蒼球
- 線条体を中心として、中脳被蓋、視床下核、視床腹外側部、淡蒼球、内包など広範な部位
- 薬物:精神安定剤、筋弛緩薬
- 機能訓練
- 外科的療法は適応が難しい。
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=I63SobW58J0</youtube>
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=gNKKZAfMr8M</youtube>
[★]
- 英
- athetoid cerebral palsy
- 関
- 脳性麻痺、アテトーゼ型四肢麻痺
- 原因:核黄疸(間脳障害)、周産期仮死。周産期(65-85%)
[★]
- 英
- spastic cerebral palsy
- 関
- 脳性麻痺、痙性両麻痺
[★]
- 英
- bilateral spastic cerebral palsy, spastic diplegia
- 関
- [[]]
[★]
- 英
- hemiplegic cerebral palsy
[★]
- 英
- paralysis, palsy
- 関
- (comb form)plegia。不全麻痺 paresis
[★]
- 英
- cerebral
- 関
- 大脳、大脳性、脳