- 英
- chest drainage, drainage of thoracic cavity, drainage of pleural space
- ラ
- siccatio cavi thoracis, exhaustus cavi thoracis
- 関
- 胸腔穿刺。胸腔ドレーン
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 繰り返す気胸と喀血で発見された血管型Ehlers-Danlos症候群の1例
- 國井 英治,森 俊之,村松 秀樹,加藤 研,高野 裕子,福田 悟史,佐藤 滋樹
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 33(1), 43-48, 2011-01-25
- 背景.Ehlers-Danlos症候群(Ehlers-Danlos syndrome;EDS)は臨床的にも病因的にも多様性がある先天性結合組織疾患で,一般に関節の過可動,皮膚の過伸展をきっかけに発見されることが多い.症例.17歳男性.喀血と血気胸をきたし救急搬送された.胸腔ドレナージで改善し一旦退院となったが,その後も短期間に喀血と気胸を繰り返した.胸部CTでは肺野に多発する空洞性病変を認め,病状 …
- NAID 110008460782
- 右胸腔鏡下胸管結紮・乳糜槽切除により治癒した成人特発性乳糜胸の1例
- 西田 保則,西 智史,三澤 賢治,三島 修,北野 司久
- 日本呼吸器外科学会雑誌 = The journal of the Japanese Association for Chest Surgery 25(1), 58-63, 2011-01-15
- 特発性乳糜胸に対する外科治療は,胸管結紮が行われた症例でも術後乳糜流出が持続することも多く,治療に難渋することが多い.今回われわれは,左難治性特発性乳糜胸に対し,右胸腔鏡下胸管結紮・乳糜槽切除を行い,治癒した症例を経験した.症例は62歳の女性で,近医にて頻回の左胸腔ドレナージを施行されていた.術前にMRTD(Magnetic resonance-thoracic ductography)を行い胸管 …
- NAID 10027421704
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- 胸腔ドレナージでは胸腔の中にチューブを挿入する。本法は,胸部からの空気や液体の 排出(例,胸腔穿刺にもかかわらず貯留する大量または再発性の胸水,気胸,肺炎に 合併した随伴性胸水,膿胸,血胸),および胸膜癒着術またはフィブリン溶解による癒着 ...
- 2005年8月30日 ... お久しぶりな、カキコになってしまいました 基礎実習がはじまり、てんてこ舞いなのです が… やはり、きました。胸腔ドレナージ とても、解りやすいHPあります^^参考にどうぞ http://www.ne.jp/asahi/nishi-kobe/masui/lecture.html ...
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[★]
- 次の文を読み、50~52の問いに答えよ。
- 16歳の女子。胸部刺創のため同級生らに抱きかかえられて来院した。現病歴:突然見ず知らずの男性に左前胸部をサバイバルナイフにて刺された。受傷後すぐに近くにいた同級生らに助け出され、一般救急外来に運ばれてきた。同級生らの話では、病院の近くの公園で、青年男性の無差別な暴力行為が発生しており、他にも数人が負傷しているとのことである。
- 既往歴:特記すべきことはない。
- 生活歴:高校生。
- 家族歴:両親、兄弟とも健康。
- 現症:意識は清明。身長 150cm(推定)、体重 40kg(推定)。体温 35.5℃。脈拍 120/分、整。血圧 80mmHg(触診)。呼吸数 28/分。SpO2 96%(room air)。ショック状態と判断し、直ちに医療従事者を集めた。蘇生処置室に搬入し、酸素投与を開始の上、静脈路を確保して輸液を開始した。左第5肋間鎖骨中線よりやや内側に長さ3cm程度の刺創を認めるが、体表への出血は止まっており、衣服には径数cm程度の血液が付着している。
- 吸気時に大腿動脈の拍動が減弱し、胸部の聴診で心音が減弱している。創部より呼吸に伴う空気の流入出が疑われ、呼吸音は左側でわずかに減弱している。触診で皮下気腫は認めない。
- この患者を救命救急センターに転送することにした。搬送時間として少なくとも30分は見込まれる。左側の呼吸音はさらに減弱し、ポータブル撮影による胸部エックス線写真でも明らかな気胸を認める。
- 転送前に行う処置として必要性が低いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110B051]←[国試_110]→[110B053]
[★]
- 76歳の女性。発熱と呼吸困難とを主訴に来院していたが、待合室でぐったりして呼びかけに応じない状態で発見された。5年前から労作時呼吸困難のため自宅近くの診療所に通院していたが、2か月前から通院を自己判断で中断していた。3日前から咳嗽、膿性痰および37.5℃の発熱が出現し、今朝から呼吸困難が出現したため救急外来を受診した。喫煙は71歳まで40本/日を50年間。来院時、意識は清明。脈拍 96/分、整。血圧 132/88mmHg。呼吸数 20/分。SpO2 82%(room air)。口唇にチアノーゼを認めた。呼吸音は減弱し、左胸部にrhonchiを聴取した。下腿に浮腫を認めなかった。鼻カニューラで2L/分の酸素投与を開始し、胸部エックス線撮影を行った。その30分後に、血液検査のため順番を待っていた待合室で倒れていたところを発見された。発見時、脈拍 124/分、整。血圧 162/108mmHg。呼吸数 12/分。動脈血ガス分析(鼻カニューラ2L/分酸素投与下):pH 7.17、PaCO2 102Torr、PaO2 69Torr。胸部エックス線写真(別冊No. 6)を別に示す。
- 適切な処置はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111I045]←[国試_111]→[111I047]
[★]
- 18歳の女性。胸痛と息苦しさとを主訴に搬入された。1時間前、咳をした後に右胸痛と呼吸困難とが出現し次第に増悪したため救急搬送された。身長 162cm、体重 48kg。体温 36.5℃。心拍数 108/分、整。血圧 84/48mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 95%(リザーバー付マスク10L/分酸素投与下)。眼瞼結膜は貧血様である。心音に異常を認めない。呼吸音は右で減弱している。血液所見:赤血球 290万、Hb 9.5g/dL、Ht 29%、白血球 10,690、血小板 19万。ポータブル胸部エックス線写真(別冊No. 11)を別に示す。補液を開始し胸腔ドレナージを施行したところ、血性排液1,200mLがあり持続的に空気漏がみられた。ドレナージ2時間後、胸腔ドレナージ排液は血性で1時間200mLの排液と空気漏とは持続しており、SpO2 99%(マスク8L/分酸素投与下)であった。この時点で末梢血液所見は赤血球 245万、Hb 7.5g/dL、Ht 24%、白血球 12,600、血小板 18万であった。心拍数 120/分、整。血圧 70/40mmHgで赤血球輸血を開始した。
- この時点で行うべき対応はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109D030]←[国試_109]→[109D032]
[★]
- 70歳の女性。突然の胸背部痛と呼吸困難のため救急車で搬入された。洗濯物を干していたとき、突然、激烈な胸背部痛を自覚した。発症10分後くらいから息苦しさが出現し、喘鳴も生じてきたため救急車を要請した。意識レベルはJCSⅡ-10。心拍数 110/分、整。血圧は76/38mmHgで左右差を認めない。呼吸数 24/分。SpO2 94%(リザーバー付マスク10L/分酸素投与下)。冷汗を認め、皮膚は湿潤している。両側胸部にcoarse cracklesを聴取する。胸骨左縁第3肋間を最強とするⅢ/Ⅵの拡張期雑音を認める。血液所見:赤血球 350万、Hb 11.6g/dL、Ht 39%、白血球 9,600、血小板 21万。血液生化学所見:AST 30U/L、ALT 26U/L、尿素窒素 14mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、血糖 99mg/dL、Na 136mEq/L、K 3.8mEq/L、Cl 100mEq/L。心電図では明らかなST-T変化は認めない。胸部エックス線写真(別冊No. 5A)及び心エコー図(別冊No. 5B、C)を別に示す。
- 適切な対応はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114B031]←[国試_114]→[114B033]
[★]
- 71歳の男性。肺癌術後 2日で入院中である。 2日前、右上葉肺癌のため右上葉切除とリンパ節郭清術を行った。術中出血量は 65 ml、手術時間は 3時間 10分だった。手術後の経過は順調で手術翌日から食事を開始した。しかし術後 2日から胸腔ドレナージの排液量は 500 mlに増加し、排液の性状は淡血性から黄白色混濁となった。喫煙は 20本/日を 50年間。意識は清明。身長 160 cm、体重 65 kg。体温 37.0℃。脈拍 84/分、整。血圧 120/74 mmHg。呼吸数 16/分。 SpO2 98% (鼻カニューラ 1 l/分酸素投与下 )。眼瞼結膜に貧血を認めない。頸静脈の怒張を認めない。心音に異常を認めないが、呼吸音は右側で軽度減弱している。血液所見:赤血球 362万、Hb 12.4 g/dl、Ht 36%、白血球 7,700、血小板 25万。 CRP 2.4 mg/dl。心電図に異常を認めない。術後 2日のポータブル胸部エックス線写真 (別冊 No.7A)と胸腔ドレナージ排液 (別冊 No.7B)とを別に示す。
- この患者の術後合併症として考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108A025]←[国試_108]→[108A027]
[★]
- 67歳の男性。呼吸困難を主訴に来院した。5年前から労作時の呼吸困難を自覚していた。1週前から感冒様症状が出現し、咳嗽、喀痰および呼吸困難が増悪したため受診した。喫煙は40本/日を47年間。現在も喫煙を続けている。意識は清明。身長165cm、体重56kg。体温37.8℃。脈拍112/分、整。血圧142/84mmHg。呼吸数22/分。SpO2 86%(room air)。頸静脈の怒張を認める。右季肋部で肝を3cm触知する。聴診で両側の胸部にwheezesとcoarse cracklesとを聴取する。血液所見:赤血球388万、Hb 11.9g/dl、Ht 35%、白血球11,300(桿状核好中球18%、分葉核好中球58%、好酸球2%、好塩基球1%、単球7%、リンパ球14%)、血小板35万。CRP 4.0mg/dl。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH 7.37、PaCO2 78Torr、PaO2 56Torr、HCO3- 44mEq/l。胸部エックス線写真(別冊No.27A)と肺野条件の胸部CT(別冊No.27B)とを別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [107A056]←[国試_107]→[107A058]
[★]
- 次の文を読み、 30、 31の問いに答えよ。
- 17歳の男子。呼吸困難を主訴に来院した。
- 現病歴:6か月前に左胸痛と労作時息切れを自覚したことがあったが数日間で自然に軽快していた。本日 1時間目の体育の授業中に、突然左胸痛を自覚したが、以前と同様に軽快すると思いそのまま授業を受けていた。しかし、しばらくして息苦しさが強くなったため教師に付き添われて受診した。
- 既往歴:15歳時に虫垂炎で手術。
- 家族歴:特記すべきことはない。
- 現症:意識は清明。身長 173 cm、体重 60 kg。体温 36.5 ℃。脈拍 122/分、整。血圧 96/58 mmHg。呼吸数 30/分。 SpO2 96%(マスク 6 l/分酸素投与下 )。心音に異常を認めないが、左胸部で呼吸音の減弱を認める。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。胸部エックス線写真(別冊 No. 5)を別に示す。
- 直ちに行うべき処置はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108C030]←[国試_108]→[108D001]
[★]
- 63歳の男性。胸痛と呼吸困難とを主訴に来院した。1か月前から歯痛があったが、そのままにしていた。4日前から頸部の腫れを自覚していた。本日夜間に発熱と胸痛とを自覚し、呼吸困難が次第に増悪したため救急外来を受診した。既往歴に特記すべきことはない。身長165cm、体重67kg。体温39.5℃。脈拍112/分、整。血圧100/70mmHg。呼吸数18/分。SpO2 93%(room air)。頸部に発赤腫脹を認め、呼吸は促迫している。血液所見:赤血球420万、Hb 14.1g/dl、Ht 43%、白血球17,000(桿状核好中球8%、分葉核好中球72%、好酸球1%、好塩基球1%、単球2%、リンパ球16%)、血小板28万。CRP 30mg/dl。胸部エックス線写真(別冊No.4A)と胸部造影CT(別冊No.4B)とを別に示す。気道確保を行い抗菌薬を投与し、集中治療室に入院させた。
- 治療として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [107B047]←[国試_107]→[107B049]
[★]
- 72歳の男性。咳嗽、喀痰および呼吸困難を主訴に来院した。 8年前から労作時の呼吸困難を自覚している。 2日前から咳嗽と喀痰が出現し、呼吸困難が増悪したため受診した。喫煙は 40本/日を 40年間。意識は清明。身長 165 cm、体重 57 kg。体温 37.6℃。呼吸数 28/分。 SpO2 86% ( room air)。頸静脈の怒張と胸郭の膨隆とを認める。両側の胸部に wheezesとcoarse cracklesとを聴取する。血液所見:赤血球 456万、 Hb 15.3 g/dl、Ht 44%、白血球 10,400(桿状核好中球 14%、分葉核好中球 62%、好酸球 3%、好塩基球 1%、単球 8%、リンパ球 12% )、血小板 16万。 CRP 3.4 mg/dl。動脈血ガス分析 ( room air): pH 7.29、PaCO2 65 Torr、PaO2 48 Torr、HCO3 30 mEq/l。胸部エックス線写真 (別冊 No.33A)と胸部単純 CT(別冊 No.33B)とを別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [108I078]←[国試_108]→[108I080]
[★]
- 次の文を読み、39、40の問いに答えよ。
- 27歳の男性。救急車で搬送された。
- 現病歴 : バイクで走行中転倒し、左側の胸部と腹部とを強打した。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 身長170cm、体重64kg。体温37.4℃。呼吸数54/分。脈拍108/分、整。血圧124/70mmHg。意識は清明。触診で左胸壁に提言惑がある。左前腕に土砂の混入した挫創を認める。ズボンを切ると左大腿中央に擦過傷と軽度の皮下出血とを認める。
- 検査所見 : 尿所見:赤色調、潜血強陽性。血液所見:赤血球378万、Hb 12.8g/dl、Ht37%、白血球12,600、血小板28万。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air)PO2 60Torr、PCO2 42Torr。胸部エックス線写真で左第10肋骨骨折、左気胸および左肺の虚脱を認める。また、左大腿部エックス線単純写真で左大腿骨骨折を認める。
[正答]
※国試ナビ4※ [095F039]←[国試_095]→[095F041]
[★]
- 65歳の男性。腹部外傷のため、全身麻酔下に開腹脾摘術を受け、気管内挿管のままICUに収容された。生来健康で、喫煙歴は30歳から1日20本程度であった。術前の胸部エックス線写真と心電図とに異常はなかった。ICU入室時、人工呼吸下の血行動態は安定し、呼吸音に異常はなく、動脈血ガス分析(調節呼吸、FIO2 0.4)はpH7.41、PaO2 135Torr、PaCO2 35Torr、BE -1mEq/lであった。入室の翌朝、左肺の呼吸音が消失し、動脈血ガス分析(間欠的強制換気(IMV)、FIO2 0.4)はpH7.35、PaO2 68Torr、PaCO2 42Torr、BE -3mEq/lであった。血行動態に変化はみられない。このときの胸部エックス線写真を以下に示す。
- 適切な対応はどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [097A012]←[国試_097]→[097A014]
[★]
67歳の男性。交通外傷で搬入された。車の運転中、電柱に衝突した。意識は清明。胸痛と呼吸困難とを訴えている。脈拍96/分、整。血圧146/76mmHg。呼吸数20/分。 SpO2 93%(リザーバー付マスク 10L/分酸素投与下)。頸静脈の怒張を認めない。胸郭の奇異性運動を認める。胸骨部に圧痛と皮下出血とを認める。血液所見:赤血球384万、 Hb11.2g/dL、 Ht39%、白血球9,800、血小板23万。 CK57IU/L(基準30-140)。 CRP0.3mg/dL。動脈血ガス分析(自発呼吸、リザーバー付マスク 10L/分酸素投与下) : pH7.21、 PaCO2 60Torr、 PaO2 80Torr、 HCO3- 23mEq/L。胸部エックス線写真と胸部単純CTとで気胸を認めない。胸部単純CT(別冊No. 8A)と胸郭3D-CT(別冊No. 8B)とを別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [106E050]←[国試_106]→[106E052]
[★]
- 32歳の女性。右胸痛と呼吸困難とを主訴に来院した。3か月前に右腎腫瘍破裂で止血のために腫瘍血管塞栓術を行い症状は改善した。昨日、突然の右胸痛を自覚し次第に増強して呼吸困難も出現した。意識は清明。身長154cm.体重41kg。体温36.9℃。脈拍96/分、整。血圧96/60mmHg。来院後、右気胸に対して胸腔ドレナージを行い、胸痛と呼吸困難とは改善した。胸部エックス線写真(別冊No.19A)と胸腔ドレナージ後の胸部単純CT(別冊No.19B)とを別に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104D051]←[国試_104]→[104D053]
[★]
- 50歳の女性。発熱と呼吸困難を主訴に受診した。半年前に血痰を認め、胸部エックス線で左下肺野に空洞を形成する肺アスペルギルス症と診断された。抗真菌薬で加療されていたが、血痰が軽快しないために、2週間前に左肺下葉切除術が施行され、1週間前に退院した。昨日から発熱、呼吸困難を自覚したため、救急外来を受診した。20歳時に肺結核の治療歴がある。体温 38.7℃。脈拍 120/分、整。血圧 102/60mmHg。呼吸数 24/分。SpO2 94%(room air)。胸部エックス線写真(半年前:別冊No. 9A、今回:別冊No. 9B)を別に示す。
- 行うべき処置はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113D030]←[国試_113]→[113D032]
[★]
- 25歳の男性。バレーボールを行っているうち、急に左胸痛と呼吸困難とが出現して来院した。既往に特記することはない。意識は清明。身長174cm、体重57kg。体温36.8℃。呼吸数32/分。脈拍108/分、整。血圧112/64mmHg。皮膚はやや湿潤。心濁音界はやや右方に偏移しているが心雑音はない。左肺野は打診上鼓音を呈し、呼吸音を聴取できない。腹部と下肢とに異常を認めない。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.47、PaO2 78Torr、PaCO2 33Torr、HCO3- 23.2mEq/l。胸部エックス線写真を以下に示す。
- 必要な処置はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A016]←[国試_101]→[101A018]
[★]
- 72歳の男性。発熱、嚥下痛および呼吸困難を訴えて入院した。
- 数年前から糖尿病の治療中である。咽後膿瘍を認めたので、気管切開術後に膿瘍の切開排膿術を受けたが、呼吸困難が増悪してきた。人工呼吸器による呼吸管理と抗菌薬とによる治療にもかかわらず、呼吸状態の改善と解熱とがみられない。
- 体温38.8℃。脈拍96/分、整。血圧146/90mmHg。動脈血ガス分析(FiO2 0.8):pH7.32、PaO2 88Torr、PaCO2 46Torr、BE-5.6mEq/l、胸部エックス線写真背臥位像と胸部単純CTとを以下に示す。
- 次に行うべき処置はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098D011]←[国試_098]→[098D013]
[★]
- 65歳の男性。胸痛と呼吸困難とを主訴に来院した。3か月前から胸痛を自覚して次第に増強し、最近呼吸困難も出現した。呼吸数24/分。血圧128/84mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)93 %。左呼吸音の減弱を認める。胸部エックス線写真(別冊No.10A)と胸腔ドレナージ後の胸部造影CT(別冊No、10B)とを別に示す。
- この疾患について正しいのはどれか。2つ選べ。
- a 職業に起因する。
- b 先行する感染症がある。
- c 気管支鏡下生検で診断する。
- d 放射線感受性が高い。
- e 予後は不良である。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A027]←[国試_104]→[104A029]
[★]
- 23歳の男性。呼吸困難のため搬入された。自宅で咳込んだ直後に呼吸困難を自覚し、次第に増強してきたため家族が救急車を要請した。意識は清明。体温37.0℃。心拍数108/分、整。血圧136/80mmHg。呼吸数28/分。 SpO2 88%(8L/分酸素投与下)。呼吸音は右の胸部では弱く、左の胸部では聴取しない。胸部エックス線写真(別冊No. 18)を別に示す。
- 現時点の対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I070]←[国試_106]→[106I072]
[★]
- 58歳の女性。突然の強い胸背部痛のため搬入された。8年前から高血圧の治療を受けていたが、降圧薬を飲み忘れることが多かった。意識は清明。顔面は苦悶様で冷汗を認める。血圧は右上腕で170/110mmHg、左上腕で150/70mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。胸部造影CTを以下に示す。CT室から帰室後、意識レベルの低下と血圧の低下(右上腕で70/52mmHg)とを認めた。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103I075]←[国試_103]→[103I077]
[★]
- 45歳の女性。胸痛と呼吸困難とを主訴に来院した。農作業中に重いものを一気に持ち上げたところ左肩から背部にかけて痛みを自覚し、その後呼吸困難が出現した。既往歴に特記すべきことはない。意識は清明。体温36.6℃。呼吸数27/分。脈拍116/分、整。血圧106/66 mmHg。心音は減弱している。左肺野で呼吸音は消失している。胸部エックス線写真(別冊No.17)を別に示す。
- まず行うべき処置はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105A048]←[国試_105]→[105A050]
[★]
- 英
- thoracentesis
- 同
- 胸膜穿刺 pleural puncture
- 関
- 胸腔ドレナージ
[show details]
- 前傾姿勢。上肢は挙上して机などの上にのせる。(手技みえ2.100)
- 外傷では、緊張性気胸で鎖骨中線第2肋間を至急穿刺する場合を除いて、乳頭の高さ、腋窩前~中線(第4,5肋間)の部位を穿刺する(YN.L-35)
- 後腋窩線上の第8,9肋間肋骨上縁とする。(手技みえ2.100) ← 下位肋間では腹部内臓系の危険がある
- 気胸
- 感染症
- 血胸
- 再膨張性肺水腫、re-expansion edema。予防:廃液はゆっくりにし最大でも1500mlにとどめる。
- pleural shock → 血圧低下、ショック
[★]
- 英
- pleural fluid drainage, pleural effusion drainage
- 関
- 胸水、胸腔ドレナージ
[★]
- 英
- thoracic cavity (Z)
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- drainage
- 同
- 誘導法、排液法、排膿法
[★]
- 英
- cavity