背部痛

back painbackache
背痛腰痛

WordNet

  1. an ache localized in the back

PrepTutorEJDIC

  1. 背の痛み

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

Japanese Journal

  • 硬膜外膿瘍 (特集 知っておきたい,見落としやすい,危険な感染症)
  • 根本 隆章,西迫 尚,松永 直久 [他]
  • 救急医学 36(5), 586-589, 2012-05
  • NAID 40019326710
  • 硬膜内血腫により発症した胸椎硬膜内髄外海綿状血管腫
  • 川那辺 吉文,上田 茂雄,佐々木 伸洋,下村 隆敏,小泉 徹,木原 俊壱,寶子丸 稔
  • 脳神経外科ジャーナル 21(4), 336-340, 2012-04-20
  • … 脊椎硬膜内髄外海綿状血管腫の手術報告は23例と少ない.われわれは一過性の腹部皮膚異常感覚と背部痛を症状とした症例を経験した.MRIにてTh11硬膜内髄外に占拠性病変を指摘され,T2強調画像で血管腫の本体である高信号域の周囲にヘモジデリンの低信号域を認めた.腫瘍摘出術を行い,病理検査では海綿状血管腫であった.脊椎硬膜内髄外血管腫の診断には,MRIでの上記所見が重要である.症状が軽微な場合,見逃される可能性 …
  • NAID 110009426251

Related Links

背部が痛い。背部痛で悩んだことはありませんか。背部痛の原因や病気との関係を調べ てみました。背部痛とすい臓がん、胃潰瘍、腰痛との関係。また、胃の痛みとの関係を 調べてみました。また、食後に背部痛になって不安になたことはありませんか.
背中痛は内臓の病気のサインとも言われます。お天気で神経痛のように背中が痛い人 もいますが、重大な病気の場合もあります。背中が痛いとき、痛いのは背中の右か左か 、また背部痛と一緒に胃痛や胸痛は伴うかなどによってどんな病気の可能性があるか、 ...
肩こり・背中の痛み・背部痛(筋肉のこり・筋肉の痛み・筋肉のこわばり). 【疾患】. 一般に MRI・CTや血液検査において異常を認めないが、肩こりや腰痛として筋肉の痛みが2~ 3ヶ月以上続く病態である。筋肉を圧迫するとトリガーポイント(筋硬結)があり圧迫痛を ...


Related Pictures

病因病理:弁証論治下背部背部痛時系列の問診筋肉 で 言えば 肩 甲 挙 筋 下背部痛



★リンクテーブル★
国試過去問106A044」「106E041」「108I075」「098I035」「103B053」「107A059」「107G053」「107C026」「098H045」「102G052」「104A023」「111C016」「098E030
リンク元100Cases 10」「100Cases 58」「腰痛」「backache
拡張検索腰背部痛
関連記事背部」「

106A044」

  [★]

  • 86歳の男性。右上腹部痛を主訴に来院した。数日前から食後の右上腹部痛と背部痛とが出現し、次第に増悪してきたため受診した。
  • 意識は清明。体温38.2℃。脈拍104/分、整。血圧108/62mmHg。呼吸数18/分。眼球結膜に黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。心窩部圧痛を認める。肝・脾を触知しない。
  • 血液所見:赤血球458万、 Hb12.9g/dl、 Ht42%、白血球16,100、血小板22万。血液生化学所見:総蛋白7.6g/dl、アルブミン3.9g/dl、尿素窒素12mg/dl、クレアチニン0.6mg/dl、総コレステロール246mg/dl、総ビリルビン8.9mg/dl、直接ビリルビン6.2mg/dl、 AST 761IU/l、 ALT 405IU/l、 LD 177IU/l(基準176-353)、 ALP563IU/l(基準115-359)、 γ-GTP231 IU/l(基準8-50)、アミラーゼ2,436IU/l(基準37-160)、 Na136mEq/l、 K4.5mEq/l、 Cl98mEq/l。免疫学所見: CRP18mg/dl。 CEA3.2ng/ml(基準5以下)。腹部単純CT(別冊No. 18A)と十二指腸乳頭部内視鏡写真(別冊No. 18B)とを別に示す。
  • 治療として適切なのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 106A043]←[国試_106]→[106A045

106E041」

  [★]

  • 74歳の男性。背部痛呼吸困難とを主訴に来院した。膵体部癌切除術後に有痛性の多発性肺転移をきたしたが積極的な治療は望まず、 1か月前から自宅近くの診療所で経口モルヒネを処方され内服していた。 5日前に体動時の背部痛を認め、それを契機に徐々に息苦しさを感じるようになったため紹介されて受診した。意識は清明。身長164cm、体重48kg。体温36.7℃。脈拍76/分、整。血圧120/70mmHg。呼吸数20/分。 SpO2 97%(room air)。血液所見:赤血球302万、 Hb7.8g/dL、 Ht29%、白血球2,600、血小板8.0万。血液生化学所見:総蛋白5.8g/dL、アルブミン2.7g/dL、尿素窒素24mg/dL、クレアチニン1.4mg/dL、総ビリルビン2.1mg/dL、AST 47IU/L、 ALT 68IU/L、 ALP378IU/L(基準115-359)、 γ-GTP67IU/L(基準8-50)。食事の経口摂取は可能で、食欲も保たれている。
  • 現時点の対応として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106E040]←[国試_106]→[106E042

108I075」

  [★]

  • 65歳の男性。総胆管結石の加療目的で入院中である。入院翌日に内視鏡的結石除去術を施行した。終了 3時間後から持続性の心窩部痛背部痛を訴えた。体温35.8 ℃。脈拍 100/分、整。血圧 84/56 mmHg。呼吸数 20/分。 SpO2 93% ( room air)。顔面は蒼白である。腹部は平坦で、心窩部に圧痛と筋性防御とを認める。血液所見:赤血球 422万、 Hb 14.3 g/dl、Ht 43%、白血球 10,100(桿状核好中球 7%、分葉核好中球 66%、単球 3%、リンパ球 24% )、血小板 26万、 PT 94% (基準 80~120)。血液生化学所見:総ビリルビン 1.2 mg/dl、AST 20 IU/l、ALT 19 IU/l、LD 151 IU/l(基準 176~353)、 ALP 246 IU/l(基準 115~359)、 γ -GTP 22 IU/l(基準 8~50)、アミラーゼ 1,495 IU/l(基準 37~160)、クレアチニン 1.0 mg/dl。CRP 0.1 mg/dl。腹部造影CT(別冊 No. 30)を別に示す。
  • 次に行うべき治療として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108I074]←[国試_108]→[108I076

098I035」

  [★]

  • 58歳の男性。3か月前から続く背部痛と左上腹部痛とを主訴に来院した。
  • 20歳過ぎからアルコールを多飲している。
  • 意識は清明。身長165cm、体重52kg。脈拍76/分、整。血圧112/78mmHg。腹部は平坦で、肝・脾は触知しない。背部の皮膚に異常を認めない。
  • 血液所見:赤血球385万、Hb12.5g/dl、Ht36%、白血球5,800、血小板23万。
  • 血清生化学所見:空腹時血糖112mg/dl、総蛋白7.2g/dl、アルブミン4.3g/dl、総ビリルビン0.7mg/dl、AST23単位(基準40以下)、ALT18単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ295単位(基準260以下)、γ-GTP120単位(基準8~50)、血清アミラーゼ232単位(基準37~160)。CA19-9 32U/ml(基準37以下)。
  • この疾患でみられるのはどれか。2つ選べ。

[正答]


※国試ナビ4※ 098I034]←[国試_098]→[098I036

103B053」

  [★]

  • 次の文を読み、53~55の問いに答えよ。
  • 64歳の男性。発熱と排尿困難とを主訴に来院した。
  • 現病歴 : 2年前から夜間頻尿と尿線狭小とを自覚していたが、生活に 支障がないため放置していた。5日前から風邪をひいていた。2日前から 頻尿、排尿痛および排尿困難を認めた。昨晩から悪寒がある。
  • 既往歴 : 特記すべきことはない。
  • 現 症 : 意識は清明。身長160cm、体重62kg。体温38.9℃。脈拍104/ 分、整。血圧 148/88mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。腹部超音波写真を以下に示す。


  • 症状でみられるのはどれか。

[正答]


※国試ナビ4※ 103B052]←[国試_103]→[103B054

107A059」

  [★]

  • 58歳の男性。3か月前から続く背部痛と左上腹部痛とを主訴に来院した。20歳過ぎからアルコールを多飲している。意識は清明。身長165cm、体重52kg。脈拍76/分、整。血圧112/78mmHg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。背部の皮膚に異常を認めない。血液所見:赤血球385万、Hb 12.5g/dl、Ht 36%、白血球5,800、血小板23万。血液生化学所見:空腹時血糖112mg/dl、総蛋白6.3g/dl、アルブミン3.4g/dl、総ビリルビン0.7mg/dl、AST 23IU/l、ALT 18IU/l、ALP 295IU/l(基準115~359)、γ-GTP 120IU/l(基準8~50)、アミラーゼ232IU/l(基準37~160)、CA19-9 32U/ml(基準37以下)。
  • この患者でみられるのはどれか。2つ選べ。
  • a 耐糖能異常
  • b 膵液量の増加
  • c 糞便中脂肪量の低下
  • d 膵液中重炭酸濃度の上昇
  • e BT-PABA試験で尿中PABA排泄量の低下


[正答]


※国試ナビ4※ 107A058]←[国試_107]→[107A060

107G053」

  [★]

  • 28歳の女性。昨夜からの悪寒嘔吐および背部痛を主訴に来院した。2日前から頻尿排尿痛とがある。既往歴に特記すべきことはない。身長156cm、体重54kg。体温38.4℃。脈拍96/分、整。血圧120/82mmHg。右肋骨脊柱角に叩打痛を認める。尿所見:蛋白2+、沈渣に赤血球2.5/1視野、白血球多数/1視野。血液所見:赤血球410万、Hb 13.2g/dl、Ht 38%、白血球14,000(桿状核好中球%、分葉核好中球62%、好酸球2%、好塩基球1%、単球6%、リンパ球22%)、血小板23万。血液生化学所見:尿素窒素19mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl。CRP 10mg/dl。
  • 尿沈渣の塗抹標本で原因菌の推定に有用なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107G052]←[国試_107]→[107G054

107C026」

  [★]

  • 次の文を読み、26、27の問いに答えよ。
  • 56歳の男性。胸痛を主訴に来院した。
  • 現病歴:2時間前にテレビを見ていたとき突然、前胸部の締めつけられるような痛みを感じた。痛みは約15分続いた後いったん消失した。1時間前から再び出現したため家族の運転する自家用車で来院した。来院時には胸痛は消失していた。
  • 既往歴:51歳時に健康診断で高血圧を指摘されたが治療は受けていない。
  • 家族歴:特記すべきことはない。
  • 確認すべき症候のうち、緊急度の高い疾患の可能性を下げるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107C025]←[国試_107]→[107C027

098H045」

  [★]

  • 50歳男性の腹部単純CTを以下に示す。
  • この患者に適合する来院理由と血清生化学所見の組合せはどれか。
   来院理由          尿素窒素(mg/dl)    クレアチニン(mg/dl)
  • a. 背部痛            : 12           0.8
  • b. 肉眼的血尿         : 16           0.9
  • c. 排尿障害           : 23           1.2
  • d. 貧血              : 66           8.2
  • e. 多発性嚢胞腎の追跡調査 : 80           9.1


[正答]


※国試ナビ4※ 098H044]←[国試_098]→[098H046

102G052」

  [★]

  • 59歳の女性。傾眠背部痛とを主訴に来院した。5年前に左乳癌の摘出術を受けている。身長150cm、体重51kg。血圧150/88mmHg。貧血と黄疸とを認めない。表在リンパ節の腫脹は認めない。血液生化学所見:尿素窒素30.0mg/dl、クレアチニン1.6mg/dl、尿酸 6.0mg/dl、Na 140mEq/l、K 3.6mEq/l、Cl 102mEq/l。腹部超音波検査で腎に異常を認めない。
  • 血液生化学検査で必要な項目はどれか。2つ選べ。

[正答]


※国試ナビ4※ 102G051]←[国試_102]→[102G053

104A023」

  [★]

  • 75歳の女性。突然の背部痛を主訴に来院した。高血圧のため投薬を受けている。胸部造影CT(別冊No、5)を別に示す。
  • 合併する病態として考えにくいのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 104A022]←[国試_104]→[104A024

111C016」

  [★]

  • 65歳の男性。胸部エックス線写真で異常陰影を認める。胸部CTで左上葉の径5cmの腫瘤を認め、大動脈下リンパ節は径6cmに腫大している。気管支鏡検査で左上葉の腫瘤は肺小細胞癌と診断された。
  • みられる可能性が高い症候はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 111C015]←[国試_111]→[111C017

098E030」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 098E029]←[国試_098]→[098E031

100Cases 10」

  [★]

☆case10 背痛
症例
27歳 女性
主訴背中に突き抜ける?痛み(pain across her back)
現病歴背中に広がる痛みを訴えて、27歳の女性救急部に運ばれてきた。2日前に熱が出て背部痛が始まり、以降調子が悪い。痛みは増強している。6時間前に2度嘔吐した。
既往歴:3ヶ月前に合併症のない胆嚢炎
・身体診断
調子が悪そうであり、紅潮している。体温:39.2℃。脈拍:120/分。血圧:104/68 mmHg心血管系呼吸器系に異常を認めず。腹部全体的圧痛両側腰部著明圧痛
検査
(血液生化学)
白血球↑、血清尿素↑、CRP
(尿検査)
タンパク:++、鮮血:+++、亜硝酸塩:++
尿の顕微鏡検査:(おそらく400倍の一視野に)赤血球>50、白血球>50
腹部X線:正常
glossary
loin n. (pl)腰、腰部(→(adj.)lumbar)。(獣の)腰肉、ロイン。(pl)陰部生殖器性器
腸雑音腸音intestinal murmurintestinal soundbowel sound
urine microscopy 尿の顕微鏡検査
dysuria 排尿障害
urgency n. 切迫、急迫、危急。緊急、火急、焦眉の急。[pl]しつこい要求、懇願。せき立てる力、刺激
hydronephrosis 水腎症
-nephros 腎臓
-stomy 開口術
nephrostomy n. 腎瘻造設術腎造瘻術腎瘻術
obstructive urophathy 閉鎖性尿路疾患
intravenous fluid 静脈内輸液
commence vt. 始める、開始する。 vi. ~から始める、始まる(with)
urgently
eradication n. 根絶、撲滅
mimic vt. ~の物まねをする、まねて馬鹿にする。そっくりに[卑屈に]まねる。~によく似る
renal ultrasound 腎臓超音波検査
obstructive uropathy 閉塞性尿路疾患
polycystic kidney disease 多発性嚢胞腎
medullary sponge kidney 海綿腎
loin-pain hematuria syndrome 腰痛血尿症候群
解説
(第1パラグラフ)疫学
 急性腎盂腎炎男性より女性more common尿路からの細菌の上行感染リスク妊娠糖尿病、免疫低下者、尿路奇形(尿の腎臓への逆流。そして多分狭窄していたりして結石閉塞されやすいこともあると思う)
(第2パラグラフ)病態
 食欲不振悪心嘔吐と共に40℃の発熱が出ることがある。
 腎盂腎炎患者の中には膀胱炎先行症状(排尿障害頻尿、尿意切迫血尿)がある人がいるけど、こういう下部尿路症状がいつも出現するわけではない。
 多くの腎盂腎炎患者は、先行する6ヶ月以内の膀胱炎既往がある。
 老人場合、非典型的な症状を示し、そして混乱した状態でやってくる。
 腎盂腎炎は他の病態によく似ている:急性虫垂炎、急性胆嚢炎急性膵炎下葉肺炎
 普通体表から見て腎臓の直上に前からも後ろからも圧痛を感じる。
 未治療腎盂腎炎では敗血症になるかもしれない。
(第3パラグラフ)本ケースについて
 ・CRP上昇急性感染症示唆
 ・顕微鏡的血尿タンパク尿、白血球増多は尿路炎症を示す。
 ・硝酸塩(nitrate, HNO3と何かの塩)から亜硝酸塩(nitrite, HNO2と何かの塩)への還元により細菌存在確認される。
  覚え方:亜硝酸は(Oが一つ)足らないi(愛)
  でも複雑です。
   HNO2 亜硝酸 nitrous acid, nitrite 。亜硝酸塩 nitrite
   HNO3 硝酸 nitric acid, nitrate   。硝酸塩 nitrate
(第4パラグラフ)管理
 ・女性入院すべき。
 ・血液と尿の採取
 ・静脈内輸液抗生物質治療開始微生物同定されたら、感受性のある抗菌薬を使用する。初期治療ではゲンタマイシンアンピシリンシプロフロキサシンを用いる
 ・腎臓エコー検査尿路閉塞除外するため。閉塞性尿路疾患では、激しい痛み、発熱敗血症ショック腎不全を伴う脳腎症を起こしうる。
 ・尿路敗血症経過水腎症が疑われたら、合併症を防ぐために緊急に腎瘻を造設すべき
(第5パラグラフ)薬物治療
 ・(腎結石など合併していない)腎感染症(ucomplicated renal infection)患者抗生物質2週間のコース治療すべき。
 ・感染根絶確実にする治療が終わった後10-14日間は、反復して細菌培養をする。<
 ・尿路結石を有する感染症や腎瘢痕を有する患者では抗生物質6週間のコースが用いられる。
鑑別診断ポイント
 腎盂腎炎片側性、あるいは両側性の腰痛を引き起こす。
 腰部痛の鑑別診断
  閉塞性尿路疾患
  腎梗塞心疾患などで生じた血栓腎動脈またはその分枝閉塞し、その血管の支配領域が虚血性壊死に陥った状態
  腎細胞癌:腎尿細管上皮細胞より発生する悪性腫瘍
  腎乳頭壊死腎乳頭より腎髄質にかけて、その支配動脈の虚血により壊死を来したもの。 主として基礎疾患糖尿病を有する人にみられ、しばしば急性腎盂腎炎などの尿路感染に伴って発症する。
  腎結石
  糸球体腎炎
  多発性嚢胞腎先天性かつ両側性に腎実質内に大小無数の嚢胞発生する。 ほとんどが両側性で、貧血、顕微鏡的血尿蛋白尿、高血圧といった症状を呈しながら腎機能が低下し、最終的には腎不全となる疾患
  海綿腎腎錐体における集合管先天性嚢状拡張症。症状としては拡張した集合管に尿の停滞 → 感染・細かな結石ができる。
  腰痛血尿症候群:若年女性に好発し、反復して出現する腰部から側腹部の強い疼痛血尿主徴とする病因不明の疾患。肉眼的血尿軽度蛋白尿がみられることもあるが、特異的検査所見はなく、診断は他疾患除外診断による
■KEYPOINT
急性腎盂腎炎は下部尿路症状があったり無かったりする。
腎臓超音波検査尿路閉塞否定するために入院24時間後に行うべき。
抗菌薬は、再発リスク最小限するために、少なくとも2週間継続すべき。
閉塞性尿路疾患(http://merckmanual.jp/mmpej/sec17/ch229/ch229a.htmlより引用)
KUB陰影から尿路結石成分の推定
 リンカルシウム(22.0)
 シュウ酸カルシウム(10.8):シュウ酸カルシウム結石は,尿路結石のうちで最も頻度が高く(70~80%),シュウ酸カルシウム結石の約半数はリンカルシウムとの混合結石である。
 リン酸マグネシウムアンモニウム(4.1):ストラバイト結石尿素分解菌(Proteus 、Klebsiella 、Pseudomonas )による尿路感染原因で、尿素分解されアンモニアとなると尿がアルカリ性となり、リン酸マグネシウムアンモニウム結石形成される。
 シスチン(3.7):ホモシスチン尿症
 尿酸(1.4):痛風
 キサンチン(1.4):プリン
□多嚢胞
 常染色体劣性多発性嚢胞腎ARPKD
  旧名:幼児型嚢胞
 常染色体優性多発性嚢胞腎ADPKD
  旧名:成人型嚢胞

100Cases 58」

  [★]

63歳 女性
主訴口渇頻尿
来院のきっかけ:(GPから)多尿精査のために泌尿器科医に紹介された。
症状
 (主訴にまつわる症状)
 ・多尿:(発症時期)4週間前。(発症様式)突然。(頻度)一晩に5回排尿
 (主訴以外の症状)
 ・全身倦怠感:3ヶ月間体中調子悪い。
背部痛
 ・体重減少:3ヶ月前から3kg体重減少
 ・頭痛悪心:朝に悪心持続する前頭部頭痛。(増悪因子)臥床咳嗽
既往症:8年前、乳癌のために乳房切断術放射線照射をうけた。
職業歴:市に公務員に勤めていたが、現在退職している。
嗜好歴:喫煙歴無し。飲酒は10 units/week
服薬歴:なし
身体所見 examination
全身:やせている。筋肉萎縮(muscles are wasted)。
循環器系脈拍 72 /分、血圧 120/84 mmHg頚静脈怒張なし。I, II音に亢進減弱無く、過剰心音雑音を認めない。
四肢浮腫なし
呼吸器系腹部神経系に異常所見なし。
眼:眼底乳頭浮腫を認める。
検査所見 investigations
高値Ca(軽度高値)、アルカリホスファターゼ
尿検査蛋白(-)、血尿(-)
frequency n.頻尿
pass urine 排尿する
servant n. 公務員
mastectomy 乳房切断術
乳癌が脳に転移し、視床下部浸潤圧迫尿崩症を来している。頭痛悪心頭蓋内圧によるもので、眼底の乳頭浮腫はこれを指示している。また、朝の頭痛頭蓋内圧亢進症に特徴的らしい。また、咳や体位により増悪するのも頭蓋内圧亢進によるものということを支持している。背部痛があるので、胸椎から腰椎骨転移しており、骨破壊によりCa, AlP上昇を来していると理解される。
尿崩症尿比重血液検査
頭蓋内圧亢進症:頭部MRI。利尿剤によって頭痛が軽快するか検査
骨転移胸部or腰部MRI。ガリウムシンチグラフィーで全身転移巣を精査

腰痛」

  [★]

low back pain LBP
backachelumbar painlower back painlow backachelumbago
lumbago
背痛腰痛症背部痛腰背部痛腰背痛、放射線による背痛

疫学

  • 腰痛とは、腰部に痛みを訴える状態

疫学

  • 生涯有病率:80% (出典不明)

病因

機序別

  • 変性:腰椎椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、腰椎すべり症
  • 代謝:脊椎の骨粗鬆症による圧迫骨折
  • 外傷:圧迫骨折、横突起骨折、ぎっくり腰(腰椎捻挫)
  • 炎症:可能性脊椎症、強直性脊椎炎、結核性脊椎炎
  • 腫瘍:血管腫、骨髄腫、骨転移

部位別

未完成
  • 脊椎:外傷、変性、感染
  • 泌尿器系:尿路結石、悪性腫瘍
  • 生殖系(産婦人科):子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、切迫流産、前置胎盤早期剥離、絨毛膜羊膜炎
  • 消化器系:胆石、悪性腫瘍

診察

参考1
  • 診断的トリアージと病因分類をおこなう。
  • 診断的トリアージ:
  • (1)Red flag sign:重篤な疾患の可能性がある腰痛
  • (2)Green light:非特異的腰痛。神経学的異常・器質的異常のない予後良好な腰痛
  • (3)Yellow flag sign:慢性腰痛、休職、長期の活動性低下へ移行する可能性がある腰痛

red flag sign

診療エッセンシャルズ 新訂版第2刷 p.313
  • 急性発症
  • 腹部腫瘤
  • 下肢の虚血症候
  • 進行性
  • 安静時に改善しない
  • 夜間の疼痛
  • 発熱、寝汗、体重減少
  • 免疫抑制状態
  • 癌・結核・繰り返す尿路感染の既往
  • 最近の感染症
  • 神経学的異常(特に馬尾症候群)

参考

  • 参考1
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/guideline2009/08-2.html

backache」

  [★]

back painback pain with radiationlow back painlow backachelower back painlumbagolumbar pain

   

腰背部痛」

  [★]

low back pain
腰痛腰痛症腰背痛

背部」

  [★]

dorsalnotal
背側背側性

痛」

  [★]

pain
痛み疼痛