パパニコロー染色
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Japanese Journal
- OR13-4 当センターでの気管支鏡検査における超迅速Papanicolaou染色(UFP)を導入した経験(病理・EGFR,一般口演13,第33回日本呼吸器内視鏡学会学術集会)
- 中里 宜正,湊 浩一,佐藤 浩二,風間 俊文,藤田 敦,吉田 勤,呉屋 朝幸
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 32(増刊), 156, 2010-05-20
- NAID 110008016414
- 寺内 利恵,佐藤 勝明,竹中 美千穂,山下 学,朝倉 善史,中野 万里子,黒瀬 望,湊 宏,野島 孝之
- 日本臨床細胞学会雑誌 48(1), 12-16, 2009-01-22
- NAID 110007081662
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- パパニコロウ染色( - せんしょく/英: Papanicolaou stain)は、細胞標本染色法の1つ。 1928年に細胞診について報告した医学者、ゲオルギオス・パパニコロウ(George Nicolaus Papanicolaou、1883年 - 1962年)の名を取って「パパニコロウ染色」と呼ぶ 。
- 2008年9月16日 ... パパニコロウ染色は多重染色であり、得られた細胞の細胞質をオレンジG、エオジン、 ライトグリーン、ビスマルクブラウンの4色で、核はヘマトキシリン染色で核染します。 これら細胞質染色色素の分子量は、オレンジG<エオジン<ライトグリーンの ...
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- 次の文を読み、66~68の問いに答えよ。
- 42歳の男性。息切れを主訴に来院した。
- 現病歴:先週から労作時に息切れがしていた。食欲も低下し仕事も休んでいたが、息切れが次第に悪化したため来院した。
- 既往歴:この1年間で帯状疱疹を3回発症し、いずれも抗ウイルス薬で治療した。
- 生活歴:1人暮らし。喫煙は10本/日。飲酒は機会飲酒。
- 社会歴:職業はコンサルタント会社勤務。
- 家族歴:父は肝癌で死亡。
- 現症:意識は清明。身長 175cm、体重 44kg。体温 37.8℃。脈拍100/分、整。血圧 124/60mmHg。呼吸数 32/分。SpO2 92%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。舌に腫瘤状病変を認める。心音に異常を認めない。両側上胸部で吸気終末にfine cracklesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- 検査所見:血液所見:赤血球 390万、Hb 10.0g/dL、Ht 32%、白血球 8,200、CD4陽性細胞数 35/μL(基準 800~1,200)、血小板 12万。血液生化学所見:総蛋白 7.2g/dL、総ビリルビン 1.0mg/dL、直接ビリルビン 0.6mg/dL、AST 22U/L、ALT 16U/L、LD 380U/L(基準 120~245)、CK 30U/L(基準 30~140)。CRP 7.3mg/dL、抗HIV抗体スクリーニング検査 陽性、Western blot法によるHIV-1抗体確認検査 陽性。喀痰抗酸菌染色は3回陰性。クリプトコックス血清抗原 陰性。動脈血ガス分析(room air):pH 7.48、PaCO2 30Torr、PaO2 68Torr、HCO3- 24mEq/L。胸部CT(別冊No. 13)を別に示す。
- 肺病変の確定診断のために気管支肺胞洗浄を行った。
- 得られた検体の病理診断をする際に、最も有用な染色法はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114F066]←[国試_114]→[114F068]
[★]
- 28歳の女性。昨夜からの悪寒、嘔吐および背部痛を主訴に来院した。2日前から頻尿と排尿痛とがある。既往歴に特記すべきことはない。身長156cm、体重54kg。体温38.4℃。脈拍96/分、整。血圧120/82mmHg。右肋骨脊柱角に叩打痛を認める。尿所見:蛋白2+、沈渣に赤血球2.5/1視野、白血球多数/1視野。血液所見:赤血球410万、Hb 13.2g/dl、Ht 38%、白血球14,000(桿状核好中球%、分葉核好中球62%、好酸球2%、好塩基球1%、単球6%、リンパ球22%)、血小板23万。血液生化学所見:尿素窒素19mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl。CRP 10mg/dl。
- 尿沈渣の塗抹標本で原因菌の推定に有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107G052]←[国試_107]→[107G054]
[★]
- 72歳の男性。血痰を主訴に来院した。 2か月前から時々血痰が出ることに気付いていた。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴は20本/日を52年間。身長173cm、体重70kg。体温36.8℃。脈拍60/分、整。血圧128/64mmHg。呼吸数16/分。 SpO2 97%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。胸部エックス線写真(別冊No. 21 A)、胸部造影CT(別冊No. 21 B)および喀痰細胞診Papanicolaou染色標本(別冊No. 21C)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I073]←[国試_106]→[106I075]
[★]
- 78歳の男性。血痰を主訴に来院した。1か月前から1日数回の血痰が出現したため受診した。発熱や咳嗽は自覚していない。6か月前の健診では特に異常を指摘されていない。喫煙歴は20本/日を58年間。体温 36.7℃。脈拍 64/分、整。血圧 122/78mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 97%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液検査および胸部単純CTで異常を認めない。喀痰細胞診のPapanicolaou染色標本(別冊No. 14)を別に示す。
- 次に行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A039]←[国試_113]→[113A041]
[★]
- 67歳の女性。健康診断で胸部エックス線写真の異常陰影を指摘され、精査目的に来院した。喫煙歴は25本/日を47年間。体温 36.4℃。脈拍 64/分、整。血圧 124/76mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 97%(room air)。胸部CTで異常を認めたため、気管支鏡下に擦過細胞診を施行した。胸部エックス線写真(別冊No.8A)、胸部CT(別冊No.8B)及び擦過細胞診のPapanicolaou染色標本(別冊No.8C)を別に示す。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114C047]←[国試_114]→[114C049]
[★]
- 65歳の男性。1か月前から軽度の咳と喀痰とを自覚したので来院した。6か月前から右背部痛が出現し、湿布薬を使用して様子をみていた。最近、右上肢の疼痛も出現してきた。喫煙歴は20歳時から20~30本/日である。胸部エックス線写真、胸部MRIのT1強調冠状断像および肺生検組織H-E染色標本と細胞診Papanicolaou染色標本を以下に示す。
- この患者でみられないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [095G014]←[国試_095]→[095G016]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [098D012]←[国試_098]→[098D014]
[★]
- 染色の手順(別冊No.1 ①~⑤)を別に示す。
- この染色はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104H014]←[国試_104]→[104H016]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [111F012]←[国試_111]→[111F014]
[★]
- 英
- Papanicolaou stain
- 同
- パップ染色 Pap stain、Papanicolaou染色、パパニコロウ染色
細胞質の染色
- 淡青・緑青色(好塩基性細胞質):角化細胞 → オレンジに染まる
- ピンク・黄色(好酸性細胞質) :それ以外 → 青
- オレンジGとライトグリーンを使う。分子量:ライトグリーン > オレンジG → オレンジGは密な細胞質をもつ細胞を染めやすい。
-Papanicolaou染色
[★]
- 英
- staining
- 関
- 染色法