- 28歳の女性。昨夜からの悪寒、嘔吐および背部痛を主訴に来院した。2日前から頻尿と排尿痛とがある。既往歴に特記すべきことはない。身長156cm、体重54kg。体温38.4℃。脈拍96/分、整。血圧120/82mmHg。右肋骨脊柱角に叩打痛を認める。尿所見:蛋白2+、沈渣に赤血球2.5/1視野、白血球多数/1視野。血液所見:赤血球410万、Hb 13.2g/dl、Ht 38%、白血球14,000(桿状核好中球%、分葉核好中球62%、好酸球2%、好塩基球1%、単球6%、リンパ球22%)、血小板23万。血液生化学所見:尿素窒素19mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl。CRP 10mg/dl。
- 尿沈渣の塗抹標本で原因菌の推定に有用なのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 54歳の男性。息切れと皮下の出血斑とを主訴に来院した。生来健康で1年前の会社での健康診断では異常はなかった。4か月前から階段で息切れを自覚するようになり、2か月前に顔色不良を指摘された。1週前に下腿前面に赤紫色の小斑点が多発しているのに気付き受診した。血液所見:赤血球160万、Hb 5.6g/dl、Ht17%、網赤血球0.4%、白血球2,300(桿状核好中球10%、分葉核好中球15%、好塩基球1%、単球6%、リンパ球68%)、血小板0.9万。骨髄生検で著明な低形成を認める。
- この患者で予想される症候はどれか。
[正答]
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- 31歳の2回経妊1回経産婦。妊娠39週2日。陣痛発来のため入院した。分娩は順調に進行し、入院3時間後に子宮口8cm開大、未破水である。規則的な陣痛を認めており、胎児心拍数パターンに異常を認めない。胎児心拍数陣痛図(別冊No.8①~⑤)を別に示す。
- このときの胎児心拍数陣痛図として考えられるのはどれか。
[正答]
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