- 61歳の男性。生来健康である。1週前に孫が生まれたのをきっかけに禁煙を思い立った。昨日から禁煙しているが、イライラ感が強いため禁煙外来を受診した。その時の医師と患者の会話を以下に示す。患者「昨日起きてから禁煙しているのですが、たばこを吸いたくてたまらなくなります」医師「それは大変ですね。しかし、禁煙を始められたのは、たいへん立派だと思います」患者「ありがとうございます。禁煙のつらさがよくわかりましたので、適切な指導が必要だと思って来ました」医師「わかりました。それでは一緒に頑張りましょう」
- 行動変容のステージはどれか。
- a 無関心期
- b 関心期
- c 準備期
- d 実行期
- e 維持期
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 76歳の女性。急に発症した左上下肢の麻痺を主訴に救急外来を受診した。医師の指示により、看護師が静脈路を確保した(①)。初診時の診察で脳卒中が疑われたため、医師の指示により、診療放射線技師が頭部単純MRIを撮影し(②)、医師が右中大脳動脈領域の脳梗塞と診断し入院させた。その後、薬物療法とリハビリテーションにより患者は順調に回復していったが、嚥下機能に問題を認めたため、医師の指示により、言語聴覚士による嚥下訓練(③)と管理栄養士による食事形態の調節(④)とが追加された。入院中、患者が不眠を訴えたため、過去に交付された処方箋を参照して、薬剤師が睡眠導入薬の処方箋を交付し(⑤)、患者への投薬が行われた。
- 下線部のそれぞれの医療専門職の行為として適切でないのはどれか。
[正答]
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- 次の文を読み、26、27の問いに答えよ。
- 56歳の男性。胸痛を主訴に来院した。
- 現病歴:2時間前にテレビを見ていたとき突然、前胸部の締めつけられるような痛みを感じた。痛みは約15分続いた後いったん消失した。1時間前から再び出現したため家族の運転する自家用車で来院した。来院時には胸痛は消失していた。
- 既往歴:51歳時に健康診断で高血圧を指摘されたが治療は受けていない。
- 家族歴:特記すべきことはない。
- 確認すべき症候のうち、緊急度の高い疾患の可能性を下げるのはどれか。
- a 冷や汗
- b 移動する背部痛
- c 安静時の息苦しさ
- d 腕に放散する痛み
- e 触診で再現される胸痛
[正答]
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