- 関
- 混合ビタミン剤
Japanese Journal
- 総合ビタミン剤マルタミンなどの溶剤(HCO-60)によるアレルギーを来した急性白血病
- 立津 央,麻生 範雄,中村 美紀 [他],〓 康博,田尻 哲也,松野 文彦,堀川 健太郎,米村 雄士,満屋 裕明
- 臨床血液 44(7), 471-473, 2003-07-30
- NAID 10011470402
- アスコルビン酸の輸液中での安定性 (II) : オーツカ MV 注およびマルタミン混注後の過酸化水素の生成および金属の影響
- 石川 忠興,示野 陽子,家串 稔,福田 保
- 病院薬学 21(3), 203-214, 1995-06-10
- In our previous report, we showed that producing hydrogen peroxide increased on standing in infusion solution to which was added multivitamins. Likewise, producing hydrogen peroxide increased on stand …
- NAID 110001799499
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- マルタミン注射用,高カロリー輸液用総合ビタミン剤注射液 ... 副作用等 1. ショック、アナフィラキシー様症状、血圧低下、意識障害、呼吸困難、チアノーゼ、悪心、胸内苦悶、顔面潮紅、そう痒感、発汗
- マルタミン注射用,高カロリー輸液用総合ビタミン剤注射液 ... 副作用 総症例3,621例中副作用の報告されたものは7例(0.19%)であった(再審査終了時)。 1.重大な副作用
- 販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 マルタミン注射用 MULTAMIN FOR INJECTION エイワイファーマ 3179514F1028 ... 本剤又は本剤配合成分に過敏症の既往歴のある患者 血友病患者[出血時間を延長することがある ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
マルタミン注射用
組成
成分 1バイアル中
- チアミン塩化物塩酸塩 5mg
リボフラビンリン酸エステルナトリウム 5mg
ピリドキシン塩酸塩 5mg
シアノコバラミン 0.01mg
アスコルビン酸 100mg
ニコチン酸アミド 40mg
パンテノール 15mg
ビオチン 0.1mg
葉酸 0.4mg
ビタミンA油 レチノールパルミチン酸エステルとして 4,000国際単位
コレカルシフェロール 400国際単位
トコフェロール酢酸エステル 15mg
メナテトレノン 2mg
添加物 1バイアル中
- ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 50mg
ポリオキシエチレン (160) ポリオキシプロピレン (30) グリコール 10mg
水酸化ナトリウム (pH調節剤) 適量
塩酸 (pH調節剤) 適量
禁忌
- 本剤又は本剤配合成分に過敏症の既往歴のある患者
- 血友病患者[出血時間を延長することがある (パンテノール含有のため)。]
効能または効果
- 経口・経腸管栄養補給が不能又は不十分で高カロリー静脈栄養に頼らざるを得ない場合のビタミン補給
- 1バイアルに注射用水、生理食塩液又は高カロリー経静脈栄養輸液を約5mL加えて溶解した後、その溶解液を高カロリー経静脈栄養輸液に添加し、点滴静注する。
用量は通常、成人1日1バイアルとする。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
慎重投与
- 高カルシウム血症の患者 (血液・尿検査を行い、異常がみられた場合は、投与を中止すること。)[コレカルシフェロール含有のため、高カルシウム血症患者の症状を悪化させるおそれがある。]
- 腎障害のある患者[腎機能が低下しているため、副作用発現の可能性がある。]
- 本人又は両親・兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を持つ患者
- 薬物過敏症の既往歴のある患者
- 低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児 (「小児等への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状
(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー様症状 (初期症状: 血圧低下、意識障害、呼吸困難、チアノーゼ、悪心、胸内苦悶、顔面潮紅、そう痒感、発汗等) を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 雄ビーグル犬 (n=5) に本剤0.1mL/kg※ (ヒト臨床用量に相当) を輸液に添加して40日間 (ビタミン洗い出し期間を含む) TPNを施行し、ビタミン非投与群との比較検討を行った。その結果、投与されたビタミンのうち10種類のビタミン (ビタミンB1、B2、B6、B12、パントテン酸、ビオチン、葉酸、ビタミンD、E、K) について、本剤投与群では血中あるいは肝中ビタミン濃度の上昇がみられた。TPN施行期間中、全例とも試験終了まで異常なく生存し、本剤投与による各種ビタミンの過剰症状は認められなかった。3)
〔※: 本剤1バイアルを注射用水5mLに溶解したものを原液とし、投与量は原液の量で表示〕
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- folic acid folate FA
- 同
- プテロイルグルタミン酸 pteroylglutamic acid PteGlu, PGA、フォラシン folacin
- ラ
- acidum folicum
- 商
- M.V.I.-12、M.V.I.-3、アミノレバンEN配合、エルネオパ1号輸液、エレンタールP、エレンタール配合、エンシュア・リキッド 、オーツカMV、ダイメジン・マルチ、ツインラインNF配合、ツインライン配合、ネオパレン1号輸液、ネオラミン・マルチV、パンビタン末、ビタジェクト、フェニルアラニン除去ミルク配合、フォリアミン(単剤)、フルカリック1号輸液、ヘパンED配合、マルタミン、ラコールNF配合、ラコール配合、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合
- 関
- テトラヒドロ葉酸(THF)。プテリン、パラアミノ安息香酸
概念
- 様々な酸化状態のC1基を転移する
吸収
機能
C1単位の調達
- セリン→グリシン (FB.421)
- グリシン開裂系 (FB.421)
- ヒスチジン代謝 (FB.423)
- THF=H4PteGlu
C1単位の転移
- 5,10-CH2H4PteGlu
臨床検査
- 全血もしくは血清で定量する。
- HPLC法により測定する
- 単位:ng/ml x 2.266 = nmol/L
基準範囲
年齢
|
平均(範囲)ng/mL
|
血清
|
全血
|
新生児
|
24.5
|
(3-59)
|
315
|
(100-960)
|
3-4月
|
12.2
|
(5-30)
|
99
|
(20-318)
|
6-8月
|
7.7
|
(3.5-16)
|
77
|
(32-176)
|
1歳
|
9.3
|
(3-35)
|
86
|
(31-400)
|
成人
|
13.1
|
(7-20)
|
195
|
(24-400)
|
臨床関連
[★]
- 英
- riboflavin
- 化
- リボフラビン酪酸エステル、リボフラビンリン酸エステルナトリウム
- 商
- K.C.L.、KCL、KCL補正液、M.V.I.、M.V.I.-12キット、アスパラギン酸カリウム、アミノレバンEN配合、エルネオパ1号輸液、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンシュア・リキッド、オーツカMV、カオルトーン、カルスロット、カルバジン、サブビタン、シーパラ、シナール配合、セファクロル、ダイメジン・マルチ、タココンブ、タコシール、ツインラインNF配合、ツインライン配合、ネオM.V.I.-9、ネオパレン1号輸液、ネオラミン・マルチV、ノイロビタン配合、ハイボン、バイラブ、パンビタン末、ビスラーゼ、ビタジェクト、ビタダン配合、ビタマル配合、ビタミンB2、ビタミンB2、ビフロキシン配合、フェニルアラニン除去ミルク配合、フルカリック1号輸液、プレビタS、ヘパンED配合、ホスフラン、マニカロット、マニジップ、マニジピン塩酸塩、マルタミン、ミノマイシン、ラコールNF配合、ラコール配合、リボビス、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合、ワッサーV配合、ワルファリンカリウム、強力ビスラーゼ末
- 関
- ビタミンB2
- ビタミンB剤
- flavinに類似した黄色化合物の構造とリボースが含まれる構造を持つためribonavinと命名された。
- フラボ酵素蛋白質の補酵素としてFAD、FMNとして機能している。
- 生体内酸化還元系やミトコンドリアの電子伝達系に関与。
- 上部消化管から吸収され、その他のビタミンB軍と同様に大量に摂取しても尿中に排泄される。
- riboflavinの欠乏により、口内炎・咽頭炎、舌炎、皮膚炎、神経症状が生じるとされている。
[★]
- 英
- thiamine
- 商
- M.V.I.、M.V.I.-12キット、アクタミン、アミグランド、アミノレバンEN配合、アリチア配合、アリナミン、アリナミンF、エスアリネート、エルネオパ1号、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンシュア・リキッド、オーツカMV、グラビタン、コンベルビー、サブビタン、ジアイナミックス、ジアノイナミン、シーパラ、シグマビタン、シグマビタン配合、ジセタミン、ダイビタミックス、ダイメジン・マルチ、ダイメジンスリービー配合、ダイヤビタン、チアデラ、チアミン塩化物塩酸塩、ツインラインNF配合、ツインライン配合、トライビー、トリドセラン配合、ナイロジン、ネオM.V.I.-9、ネオパレン1号、ネオラミン・スリービー、ネオラミン・マルチV、ノイビタ、ノイロビタン配合、ノルニチカミン、バイオゲン、パレセーフ、パンビタン末、ビーカップ、ビースリミン、ビーフリード、ビーワン、ビオトーワ、ビタジェクト、ビタダン配合、ビタノイリン、ビタファント、ビタファントF、ビタマル配合、ビタミンB1、ビタメジン、ビタメジン配合、ビタルファ、フェニルアラニン除去ミルク配合、プラチアミン、フルカリック1号、フルスルチアミン、フルメチ、プレビタS、ベストン、ヘパンED配合、ベルミンビー、マルタミン、ムツタミン、メタボリン、メタボリンG、ラコールNF配合、ラコール配合、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合、ロートエキス、ロンベリン、ワッサーV配合、塩酸B1、塩酸チアミン
- 関
- ビタミンB1
- ビタミンB1剤
[★]
- 英
- pyridoxine PN
- 同
- ピリドキソール pyridoxol
- 化
- 塩酸ピリドキシン ピリドキシン塩酸塩 pyridoxine hydrochloride
- 商
- アデロキシン、Nestrex
- M.V.I.、M.V.I.-12、アデロキシン、アミノレバンEN配合、アリチア配合、エルネオパ1号輸液、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンシュア・リキッド、オーツカMV、コンベルビー、ジアイナミックス、シーパラ、シグマビタン、シグマビタン配合、ダイビタミックス、ダイメジン・マルチ、ダイメジンスリービー配合、ツインラインNF配合、ツインライン配合、トライビー、トリドセラン配合、ナイロジン、ネオM.V.I.-9、ネオパレン1号輸液、ネオラミン・スリービー、ネオラミン・マルチV、ノイロビタン配合、ノルニチカミン、ハイピリドキシン、パンビタン末、ビーシックス、ビースリミン、ビタジェクト、ビタミンB6、ビタメジン、ビタメジン配合、ビタルファ、ビフロキシン配合、ピリドキシン塩酸塩、フェニルアラニン除去ミルク配合、フルカリック1号輸液、ヘパンED配合、マルタミン、ラコールNF配合、ラコール配合、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合、ワッサーV配合
- 関
- ビタミンB6
臨床関連
- 抗結核薬であるイソニアジドは、神経伝達物質合成においてピリドキシンの補酵素としての作用を競合的に阻害する。(PPC.613)
[★]
- 英
- tocopherol、tocopherol acetate、tocopherol nicotinate、tocopherol calcium succinate
- 化
- ニコチン酸トコフェロール tocopherol nicotinate、コハク酸トコフェロールカルシウム tocopherol calcium succinate、[[]] tocopherol acetate
- 商
- ベクタン、ユベラ、(トコフェロールニコチン酸エステル)ニコ
- M.V.I.、M.V.I.-12キット 、NEソフト、VEニコチネート、アゼプチン、アミノレバンEN配合、エセブロン、エパラ、エルネオパ1号輸液、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンシュア・リキッド 、オーツカMV、ゲファルナート、ケントン、ダイメジン・マルチ、ツインラインNF配合、ツインライン配合、トコニジャスト、ナーセット配合、ニコ200ソフト、ニチEネート、ネオM.V.I.-9、ネオパレン1号輸液、ネオラミン・マルチV、ハイシップ、バナール、バナールN、パンビタン、ビタジェクト、ビタミンE、ビタミンE、ファンギゾン、フルカリック1号輸液、ベクタン、ヘパンED配合、ヘモナーゼ配合、マルタミン、ユベ-E、ユベラN、ラコールNF配合、ラコール配合、リバスタッチ、流動パラフィン.OI
- ユベラ Juvela(錠,ビタミンAとの合剤)
- 関
- ビタミンE vitamin E。その他の循環器官用薬
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2190006M2110_2_07/2190006M2110_2_07?view=body