- choked
- 英
- choked disc
- 関
- 乳頭浮腫 papilledema ←同義語ではないので注意
定義
- 1. 脳圧亢進による乳頭浮腫
- 2. 脳圧亢進による両側視神経乳頭の腫脹。
参考
- http://www.mutsukawa-ganka.gr.jp/m-7/disk/disk.html
- http://www.med.teikyo-u.ac.jp/~ortho/med/pic/P%20edema1.jpg
- http://www4.ocn.ne.jp/~nurophth/o_disc_swelling.htm
- http://shutoku.fc2web.com/digital_textbook/ophthalmology/extraocular_disease2.html
国試
WordNet
- stopped up; clogged up; "clogged pipes"; "clogged up freeways"; "streets choked with traffic" (同)clogged
- swelling of the optic disc (where the optic nerve enters the eyeball); usually associated with an increase in intraocular pressure
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 臨床報告 スペクトラルドメイン光干渉断層計でうっ血乳頭を3次元的に評価できた特発性頭蓋内圧亢進症の1例
- 視力低下とうっ血乳頭を契機に発見された乳癌髄膜転移の2例
- 常田 祐子,堀口 淳,高他 大輔,長岡 りん,六反田 奈和,佐藤 亜矢子,時庭 英彰,戸塚 勝理,菊地 麻美,竹吉 泉
- The Kitakanto medical journal 62(1), 99-99, 2012-02-01
- NAID 120003911609
- GRAPHICS 眼科図譜(359)神経線維腫症1型に発症した著明なうっ血乳頭を初発とする神経膠芽腫の1例
Related Links
- うっ血(うっけつ) は、血栓などの様々な要因によって臓器組織内の静脈や毛細血管内 の血流が停滞し増加した状態を示す。充血の定義に含まれることもある。漢字では「 鬱血」と書くが、「鬱」は2010年の改訂までは常用漢字外だったため、まぜ書きで「うっ血 」と ...
- 類型B-(2))もう一歩踏み込んで明確に説明する. [複合] うっ血性心不全(けつせい しんふぜん)(類型B) [関連] 充血(じゅうけつ)(類型B). まずこれだけは. 血液の流れ が悪くなり,とどこおってしまうこと. 少し詳しく. 「からだのある部分に,静脈の血が異常に ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 4歳の男児。繰り返す嘔吐を心配した母親に連れられて来院した。1か月前から時々起床後に突然の嘔吐がみられていた。1週間前から毎日起床後に嘔吐がみられるようになり、今朝から呼びかけに対する反応がやや鈍くなったため受診した。下痢や体重の減少は認めない。嘔吐の回数が増えるにつれ、転びやすくなったとのことである。意識レベルはJCSⅠ-1。体温 36.7℃。心拍数 100/分、整。血圧 80/50mmHg。呼吸数 36/分。SpO2 98%(room air)。毛細血管再充満時間 2秒未満。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。腸雑音に異常を認めない。腱反射に異常を認めない。坐位で体幹動揺を認める。指鼻試験は拙劣で、眼振と変換運動障害を認める。眼底鏡による観察で両側うっ血乳頭を認める。
- 次に行う検査として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113E036]←[国試_113]→[113E038]
[★]
- 65歳の女性。右眼の眼痛と嘔吐とを訴えて来院した。前夜から右眼の視力低下と激しい頭痛とがあり、悪心・嘔吐が出現した。視力は右眼0.05(矯正不能)、左眼0.8(1.2×+1.00D)。眼圧は右眼55mmHg、左眼12mmHgである。左眼には中間透光体、眼底ともに異常がない。右眼にみられる所見はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098B029]←[国試_098]→[098C001]
[★]
- a. 通常第2、3腰椎間で行う。
- b. 頸静脈を圧迫すると髄液圧は低下する。
- c. 終了後は約1時間の床上安静が必要である。
- d. 一側性のうっ血乳頭であれば問題なく施行できる。
- e. 穿刺部に感染巣がある場合には抗菌薬投与下に行う。
[正答]
※国試ナビ4※ [100G093]←[国試_100]→[100G095]
[★]
- 嘔吐を繰り返す4歳児で左に示す所見があるとき、まず考えるべき疾患は?あっている組み合わせ?
[正答]
B
- 化膿性腹膜炎により、筋性防御が出現しており、腹壁反射が見られなくなると考えられる。
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [096H011]←[国試_096]→[096H013]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [100B013]←[国試_100]→[100B015]
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [096G080]←[国試_096]→[096G082]
[★]
- 下垂体視交叉部に発生する腫瘍とその症候について適切な組み合わせはどれか
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [113E017]←[国試_113]→[113E019]
[★]
- 英
- subarachnoid hemorrhage, SAH
- 同
- (国試)くも膜下出血
[show details]
くも膜下出血 : 約 1,360,000 件
クモ膜下出血 : 約 373,000 件
脳卒中治療ガイドライン2009ではクモ膜下出血に統一されている
疫学
- SCN.206
- 発症率:6-29/10万人/年
- 50-60歳が発症のピーク。
- 加齢によって発生率が上昇
- 動脈瘤破裂によるクモ膜下出血は女性に多い
リスク因子
- 参考1
病因
- 外傷によるクモ膜下出血を除く
- 1. 脳動脈瘤破裂:60-80% → ちなみに脳動脈瘤の破裂部位は前大脳動脈領域40%、内頚動脈領域30%、中大脳動脈領域20%、らしい(出典不明、資料によって%異なるので注意)
- 2. 脳動静脈奇形:10%
- 3. 高血圧性脳内出血:10%
- 4. その他(もやもや病、外傷)
症状
- ただし、内頚動脈-後交通動脈分岐部動脈瘤による動眼神経麻痺(眼瞼下垂や複視)は動脈瘤サイズの拡大や限局した出血である可能性がある(SCN.207)。内頚動脈から眼動脈が分岐する部位での動脈瘤では視力障害をきたしうる。
- 1. 突然の(これまで経験したことのないような)激しい頭痛。持続的。
- 2. 悪心・嘔吐 ← 脳圧亢進症状
- 3. 意識障害(半数の症例) ← 一過性
- 4. 項部硬直 ← 硬膜刺激症状:初期には出現しないことがある(YN.J-91 NHB.603 )。 ← 発症初期には明らかでないことが多い(出典不明)。
- 発熱で気づかれることもあるらしい。
検査
- 血液検査:白血球増加(頭蓋内出血による急性炎症反応が起こった場合 → 102C031)
- 眼底
- 硝子体下出血を認めることがある(CASES.194)
その他
- (研修医当直御法度 症例帳 p.8
- 28%の例にCK上昇が見られる。
- 90%の例に心電図異常が認められる。
重症度分類
- SCN.207 参考1
Grade
|
Hunt and Hess分類(1968)
|
Hunt and Kosnik分類(1974)
|
WFNS分類(1983)
|
GCS score
|
主要な局所神経症状(失語あるいは片麻痺)
|
I
|
無症状か、最小限の頭痛および軽度の項部硬直をみる
|
15
|
なし
|
Ia
|
ー
|
急性の髄膜あるいは脳症状をみないが、固定した神経学的失調のあるもの
|
ー
|
ー
|
II
|
中等度から強度の頭痛、項部硬直をみるが、脳神経麻痺以外の神経学的失調はみられない
|
14~13
|
なし
|
III
|
傾眠状態、錯乱状態、または軽度の巣症状を示すもの
|
14~13
|
あり
|
IV
|
昏迷状態で、中等度から重篤な片麻痺があり、早期除脳硬直および自律神経障害を伴うこともある
|
12~7
|
有無は不問
|
V
|
深昏睡状態で除脳硬直を示し、瀕死の様相を示すもの
|
6~3
|
有無は不問
|
|
|
重篤な全身性疾患、たとえば 高血圧、糖尿病、著明な動脈硬化、 または慢性肺疾患、 または脳血管造影でみられる頭蓋内血管攣縮が 著明な場合には、重症度を1段階悪いほうに移す。
|
|
|
合併症
- SCN.211 YN.J-92
- 再出血:発症後24時間以内(6時間未満が最多(出典不明))。動脈瘤破裂によるSAHの場合、再発率は50-80%。初回死亡率50%、再発作死亡率50-70%
- 脳血管攣縮
- 脳血管攣縮により遅発性虚血脳神経脱落症状が出現することがある。出現は4-14日(SCN)/7-8日(YN)がピーク。早期(3日以内)や後期(21日以降)の発症もあり売る。脳血管上の攣縮は70%の症例で見られ、このうち36%で症状が出現する。予防は循環血液量を保ち、開頭術・コイル祖塞栓術を施行したのち、脳槽・脊髄ドレナージをおこない原因となる血性髄液を排出する。
- 脳梗塞:血管攣縮による
- 水頭症(クモ膜下出血後水頭症):数週~数ヶ月後(YN)。血性髄液によりクモ膜顆粒に炎症が生じ髄液の吸収障害をきたす。
治療
- YN.J-92 SCN.209
- 治療方針:脳動脈瘤破裂の治療として再出血の防止を行う(24時間以内のクリッピング、脳血管内治療)。
-
- 早期手術:Grade I-IIIの症例が対象。Grade IV-Vであっても意識回復の見込みがあれば行う。
- 晩期手術:
予後
- 発症時に約20%が死亡
- 発症後、2週間以内の死亡が多い。6か月以内に約半数は再出血して死亡することが多い。
参考
- http://www.jsts.gr.jp/jss08.html
国試
著名人
[★]
- hydro cephalus
- 英
- hydrocephalus, hydrocephaly
- 同
- 水頭
概念
- 髄液の産生、循環、吸収の不均衡により頭蓋内に異常に髄液の貯留した状態。
分類
発症の起点となった時期
直接の原因
- 脳出血に伴う脳室内血腫
- 髄芽腫・上衣腫などの後頭蓋窩腫瘍(第四脳室腫瘍)
- 頭蓋咽頭腫・胚腫・視床下部神経膠腫などの第三脳室腫瘍・脳室炎などによる中脳水道閉塞
- 結節性硬化症、トキソプラズマ症、Dandy-Walker症候群(後頭蓋窩正中の嚢胞、小脳虫部の形成不全)
脳圧
機序
- 1. 髄液の過剰産生 →(稀)脈絡叢乳頭腫
- 2. 脳室、くも膜下腔の通過障害 →脳室周辺の腫瘍、血腫、先天奇形
- 3. 上矢状静脈洞への髄液の吸収障害 →くも膜下出血、髄膜炎
病因
症候
画像
治療
- 第一の治療はシャント手術:脳室-腹腔シャント(V-Pシャント)、脳室-心房シャント(V-Aシャント)、腰部-腹腔(L-Pシャント)
- 悪性腫瘍が原因である場合は原疾患の治療も。
[★]
- 英
- papilledema, disk edema, optic disc edema(SOP)
- ラ
- papilla oedematosa
- 関
- うっ血乳頭 choked disc ← 同義語ではない
乳頭浮腫の眼底所見(SOP.163)
- 乳頭の発赤
- 乳頭縁の境界不明瞭化
- 静脈の拡張とうっ血
- 乳頭面の隆起
- 乳頭の表在性出血
- 軟性白斑
- 網膜血管走行の不明瞭化
- 視力:原則視力の低下は起こらない。例外:(1)黄斑部に浮腫が伸展した場合、(2)乳頭浮腫が高度かつ長期にわたり続発性視神経萎縮の起こった場合、(3)うっ血乳頭の原因となった頭蓋内病変に基づく視力障害。
- 視野:視野の狭窄は起こらない。
索引
CNUR. 35
YN. C165 J15 {乳頭浮腫}
BET. 110,271
SCN. 40
M. 600
IMD 71
SOP. 133,163
-~の眼底像. 163
-papilledema
DIF. 342
SCN. 40
SOP. 133
BET. 110,271
APT.
PHD. 326
NEL. 2106,2107f,2435,2435f,2606-2607
-due to pseudotumor cerebri. 2525
PON.
-acute. 237
-chronic. 237f,237-238
-in coma. 355
-differential diagnosis in. 236
-in intracranial pressure increase. 13,236-238,355,594
-in intracranial tumors. 617
-lumbar puncture risk in. 13
-mild. 236,236f
-optic disc swelling in. 232,233t,236-238
-in pseudotumor cerebri. 237,601,602,603,604,605
-optic disc edema
SOP. 163
</rad>
[★]
- 英
- disturbance of visual function
-
- I型:網膜中心動脈系の塞栓:カーテンが上がってきたり下がってしまうような
- II型:潅流圧低下(血圧低下)、網膜酸素需要増大(強い光の照射)、血流シャント(運動):コントラストが増強されてまぶしく見える
[★]
- 英
- central critical fusion frequency, central critical flicker fusion frequency
- 同
- 中心CFF
- 関
- フリッカー融合頻度
[show details]
中心フリッカー値 : 約 733 件
中心フリッカー頻度 : nothing
中心フリッカー周波数 : nothing
中心フリッカ値 : 51 件
中心フリッカ頻度 : nothing
中心フリッカ周波数 : nothing
[★]
- 英
- nipple, papilla
- ラ
- papilla mammae
- 関
- 乳房
位置
- 鎖骨中線のあたりであって、T4-T5肋骨の間、すなわち第4肋間隙にある(♂)、と思われる。
- 上記の位置は、性差・個体差あり(KL.265)
臨床関連
- 胸骨圧迫(心臓マッサージ):圧迫部位は両乳頭のを結ぶ線と胸骨が交わる部位である。胸骨のやや下部となる。
[★]
- 英
-
- 関
- 頭部