- 英
- ganglion
- 同
- ガングリオン嚢胞、結節腫、節腫
- 関節近傍、時に手関節背側部に男性のある丸い腫瘤としてよく発生する (SOR.344)
- 発生組織:靭帯。指屈筋腱の靭帯性腱鞘 (SOR.344)
- 結合組織の粘液変化を伴った退行性変性 (SOR.344)
WordNet
- an encapsulated neural structure consisting of a collection of cell bodies or neurons
PrepTutorEJDIC
- 神経節・ガングリオン,結節腫 《主に手首にできる良性の嚢腫(のうしゆ)》・〔知的・産業的活動の〕中心,中枢 〔of〕
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/05/23 15:26:01」(JST)
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Ganglion cyst |
分類及び外部参照情報 |
左手甲の付け根にできた
ガングリオン
|
ICD-10 |
M67.4 |
ICD-9 |
727.4 |
DiseasesDB |
31229 |
eMedicine |
orthoped/493 |
ガングリオン(ganglion cyst、結節腫)とは、手足などの関節にできる腫瘍。多くは良性であり、欧米ではしばしば聖書ダコ(bible bump)と呼ばれる。
概要
関節近くにある膜や粘液嚢胞にゼリー状の液体がたまる弾力性の腫瘤で、超音波検査上は低エコーの病変である。液体は穿刺吸引が可能である。内容物が線維化すると硬結と触知され、やや高エコーとなり穿刺吸引できなくなる。無症状だが、神経や腱を圧迫すると痛みを生じる。若い女性の発症率が高い(メルクマニュアル家庭版[1]によれば男性の3倍)と言われている。発症メカニズムは現在も詳しくは分かっていない。「軟骨が出てきた」と誤解されている場合がある。
治療法
良性腫瘍であるため、治療せずとも消失することがあるが、痛みがある場合は注射器で粘液を吸引する。 手術による除去が行われることもあるが、再発の可能性があり、手術跡が残ることを考えると、リスクと見合わないことが多い。
その他治療法として圧力を加え潰すという方法もあり、医療現場でも行われるが、かなりの圧力が必要であり、神経等を圧迫するなどむやみに行うと危険もあるため、個人レベルで行うべきではない。 医師の施術として、押しつぶしを軽く試み、無理であれば吸引という治療が通常の流れとなる。発生位置などによっては手術による除去が行われる。 なおどの治療法においても再発の可能性がある。
その他
- 長州力率いるジャパンプロレスが全日本プロレスから撤退する際、長州の長期欠場(1987年2月20日、エキサイト・シリーズ開幕戦当日)の理由が「右手首ガングリオンの手術」とされた。
- ガングリオン除去手術は、生命保険における手術保障の給付対象外であることが多い。
関連項目
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 腰椎硬膜外に発生した脊柱管内 ganglion の1例
- 水摩 晃一,青田 洋一,上杉 昌章,石田 航,齋藤 知行,Kawasaki Goro,Fujita Shuichi,Ikeda Tohru,Umeda Masahiro
- 関東整形災害外科学会雑誌 43(4), 236-239, 2012-08-01
- Intramuscular lipoma (IML) is an uncommon tumor in the oral cavity, and characterized by infiltrating adipose tissue and muscle atrophy. Although oral IMLs are almost always solitary, we reported a ra …
- NAID 10030929727
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 32歳の男性。左大腿の腫瘤を主訴に来院した。3か月前に径6cmの左大腿の腫瘤に気付き様子をみていたところ、増大して径10cmとなったため受診した。これまでの健診で異常は指摘されていない。意識は清明。身長 172cm、体重 78kg。体温 36.3℃。脈拍 72/分、整。血圧 126/78mmHg。胸腹部に異常を認めない。左大腿近位内側に弾性硬の腫瘤を触知するが、発赤、腫脹および圧痛はない。皮膚との可動性は良好だが、深部との可動性は不良である。血液生化学所見に異常を認めない。左大腿近位MRIのT1強調像(別冊No. 24A)とT2強調像(別冊No. 24B)とを別に示す。
- 最も可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112A053]←[国試_112]→[112A055]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [098H008]←[国試_098]→[098H010]
[★]
- 22歳の女性。右手関節背側の腫瘤を主訴として来院した。腫瘤は小指頭大、男性硬で圧痛はない。最も考えられる者。
[★]
- 英
- ganglion、ganglia、node、knot、(分類学)section、(文章)clause、nodal、ganglionic
- 関
- 結節、結節型、結節状、結節性、神経節、セクション、切片、結び目、ノット、薄切、部門、リンパ節、割面、ノード、結節腫、ガングリオン
[★]
- 英
- ganglion
- 関
- ガングリオン
[★]
- 英
- ganglion cyst
- 同
- ガングリオン ganglion、結節腫
- 関
- 神経節嚢胞、粘液様嚢胞
[★]
- 英
- intraosseous ganglion
- 関
- 骨嚢腫、肋軟骨下嚢腫、孤立性嚢胞
[★]
- 英
- paraganglion、paraganglia、paraganglionic
- 関
- 傍神経節
[★]
- 英
- cancer
- 関
- がん、癌