- 妊娠26週の初妊婦の定期健康診査で頻回の子宮収縮を感じると訴えた。内診で外子宮口は2cm開大し、腹部超音波検査で児の推定体重は700gであった。患者への説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
- a. 全分娩の約15%が早産する。
- b. 感染は早産の主要な原因である。
- c. いま出生すると超低出生体重児となる。
- d. 妊娠30週で出生した児の生存率は約60%である。
- e. 妊娠36週で分娩すると正期産となる。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 29歳の女性。不安と不眠とを主訴に来院した。2年前に結婚した。それまで優しく見えた夫は家庭内ではちょっとしたことで激昂し、しばしば殴られ体中があざだらけになった。とうとう耐え切れず、半年前から別居している。しかし、別居後も別居前の生活を思い出して寝付けず、酒と睡眠薬とに頗るようになった。最近、夫が自分の職場に出入りする可能性が生じた。それを知って以来、体重が激減し、睡眠薬の量が増えてきた。電話の音にびくっとし、仕事に出る気力もなくなった。 入院を希望している。
- 入院治療にあたり考慮すべき法律はどれか。2つ選べ。
[正答]
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- 10か月の男児。健康診査のため来院した。在胎39週2日、頭位正常分娩で出生した。身長47.5cm、体重2,800g、Apgarスコア8点(1分)であった。つかまり立ちはするが、這い這いはしない。離乳食は2回で、お粥を子ども茶碗1杯と副食とを食べる。他に母乳を4回飲んでいる。2か月前から人見知りが始まり、両親以外の人が近づくと激しく泣く。毎日夜泣きをする。身長68.2cm、体重8.0kg。顔色は良好。胸部と腹部とに異常を認めない。医師の顔を見て泣く。成長曲線を以下に示す。
- 親への説明で正しいのはどれか。
- a. 母乳をやめる。
- b. 摂取カロリーは不足している。
- c. 1歳までに離乳食を3回にする。
- d. 運動発達は遅れている。
- e. 人見知り・夜泣きが激しいのは異常である。
[正答]
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