- 52歳の男性。右眼の精密検査のために来院した。35歳時の健康診断で糖尿病と診断された。49歳時に眼底出血を指摘され、レーザー治療を受けた。その後は自覚症状がないままに糖尿病自体の治療も含めて放置していたが、1か月前に右眼の霧視が出現し、視力低下を自覚した。その後視力低下は自然に改善したが心配になり受診した。右眼の視力は1.2(矯正不能)。角膜と水晶体とに異常はなく、硝子体中に混濁を認める。右眼の眼底写真を以下に示す。
- 霧視の原因になった病変はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102A038]←[国試_102]→[102A040]
★リンクテーブル★
[★]
- 65歳の女性。前日からの右眼の眼脂、流涙および結膜充血を主訴に来院した。同居している7歳の孫に約1週前から同様の症状があった。羞明がある。右耳前リンパ節の腫脹と圧痛とを認める。前眼部写真を以下に示す。この疾患で正しいのはどれか。
- a. 飛沫感染する。
- b. 片眼のみの発症が多い。
- c. 発症後3~4日で自然治癒する。
- d. 病原体はヘルペスウイルスである。
- e. 特異的療法はない。
[正答]
※国試ナビ4※ [102A037]←[国試_102]→[102A039]
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- 83歳の男性。左眼の視力低下を主訴に来院した。3年前に白内障手術を受けた。6か月前から左眼の見え方の違和感を自覚していた。1か月前から視力低下が進行した。視力:右0.8(1.0×-0.75D)、左0.6(矯正不能)。眼圧:右14mmHg、左14mmHg。眼内レンズが両眼に挿入されている。眼底写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [102A039]←[国試_102]→[102A041]
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