- 29歳の女性。不安と不眠とを主訴に来院した。2年前に結婚した。それまで優しく見えた夫は家庭内ではちょっとしたことで激昂し、しばしば殴られ体中があざだらけになった。とうとう耐え切れず、半年前から別居している。しかし、別居後も別居前の生活を思い出して寝付けず、酒と睡眠薬とに頗るようになった。最近、夫が自分の職場に出入りする可能性が生じた。それを知って以来、体重が激減し、睡眠薬の量が増えてきた。電話の音にびくっとし、仕事に出る気力もなくなった。 入院を希望している。
- 入院治療にあたり考慮すべき法律はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [102B041]←[国試_102]→[102B043]
★リンクテーブル★
[★]
- 74歳の男性。殿部の潰瘍を主訴に来院した。3か月前から殿部に潰瘍ができている。20年前に水泳の飛び込みで頸部を損傷し、C7以下に麻痺がある。日中は自宅で電動車椅子を自ら運転し、坐位で生活をしている。殿部の写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [102B040]←[国試_102]→[102B042]
[★]
- 妊娠26週の初妊婦の定期健康診査で頻回の子宮収縮を感じると訴えた。内診で外子宮口は2cm開大し、腹部超音波検査で児の推定体重は700gであった。患者への説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
- a. 全分娩の約15%が早産する。
- b. 感染は早産の主要な原因である。
- c. いま出生すると超低出生体重児となる。
- d. 妊娠30週で出生した児の生存率は約60%である。
- e. 妊娠36週で分娩すると正期産となる。
[正答]
※国試ナビ4※ [102B042]←[国試_102]→[102B044]
[★]