- 60歳の男性。心房細動の電気的除細動の目的で入院した。30歳から高血圧。除細動処置を実施した日の夜から強い腰痛が出現した。腰痛は消炎鎮痛薬によって徐々に軽快したが、血清クレアチニン値が処置前の1.5mg/dlから処置後4日目には3.6mg/dlまで上昇した。処置翌日の腹部単純CTと1か月後の腹部単純CTとを以下に示す。
- 診断はどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 43歳の男性。右の側腹部痛を主訴に来院した。今朝、明け方に急に右の側腹部から鼠径部へかけて強い痛みが間欠的に起こり、救急外来を受診した。肉眼的に血尿を認め、嘔吐を1回した。尿所見:蛋白1+、糖(-)、潜血3-と、沈さに赤血球多数/1視野、白血球10~20/1視野。血液所見:赤血球525万、Hb14.6g/dl、Ht43%、白血球9,100、血小板34万。血液生化学所見:総蛋白7.6g/dl、アルブミン4.5g/dl、尿素窒素29.0mg/dl、クレアチニン1.3mg/dl、尿酸7.3mg/dl、総コレステロール244mg/dl、トリグリセライド154mg/dl、総ビリルビン0.3mg/dl、AST 24IU/I、ALT 17IU/l、LDH 264lU/l(基準176~353)、ALP 201IU/l(基準260以下)、Na 142mEq/l、K 4.5mEq/l、Cl 1O6mEq/l。
- 対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [102D054]←[国試_102]→[102D056]
[★]
- 14歳の男子。学校検尿で異常を指摘され来院した。昨年も同様の尿の異常を指摘され、他院で経過観察されていた。自覚症状はない。血圧126/74mmHg。眼瞼に浮腫を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白3+、沈さに赤血球50~60/1視野。尿蛋白は安静臥位でも消失せず、この1年間ほぼ同じ所見である。血液所見と血液生化学所見とに異常を認めない。腎超音波検査所見も正常である。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102D052]←[国試_102]→[102D054]
[★]
[★]
- 英
- renal infarction, kidney infarction
概念
- 塞栓物質が腎動脈またはその分枝を閉塞し、その血管の支配領域が(楔状に)虚血性壊死に陥った状態。
病因
症状
- 無症状のことが多い。側腹部痛(腎疝痛に似る)。
- 広範囲の梗塞では腰背部痛、血尿、発熱、嘔気、嘔吐。
- 症状の出現は突発である。
身体所見
検査
検査
国試