- 25歳の男性。流涙と眼瞼腫脹とを主訴に救急外来を受診した。早朝から海釣りに行き、一日中、晴天下の洋上にいた。帰宅して午後11時を過ぎたころから両眼の痛みが現われ次第に増強してきた。流涙、両眼眼瞼腫脹および結膜の充血があり、眼を開けられなくなった。細隙灯顕微鏡検査で両眼に点状表層角膜症がみられる。
- 原因で最も考えられるのはどれか。
[正答]
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- 31歳の男性。呼吸困難を主訴に来院した。交通事故で胸部を打撲したが、そのまま帰宅していた。脈拍96/分、整。血圧126/78mmHg。血液所見:赤血球450万、Hb14.2g/dl、Ht42%、白血球11,000(桿状核好中球5%、分葉核好中球62%、好酸球2%、好塩基球2%、単球5%、リンパ球24%)、血小板32万。D-ダイマー6.8μg/ml(基準1.0以下)。CRP9.8mg/dl。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.43、PaO2 54Torr、PaCO2 35Torr、HCO3 25mEq/l。心電図に異常はない。胸部エックス線写真では両側肺野にすりガラス陰影を認める。
- この患者で正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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- 23歳の女性。38℃台の発熱を主訴に来院した。1か月前から感冒様症状とともに発熱が持続している。四肢に紫斑を認める。眼瞼結膜に貧血を認める。血液所見:赤血球175万、Hb 5.6g/dl、網赤血球5%、白血球1,500、血小板4万。血液生化学所見:総蛋白7.0g/dl、ハプトグロビン≦10mg/dl(基準19~170)、クレアチニン0.9mg/dl、AST 30IU/l、ALT 40IU/l、LDH 500IU/l(基準176~353)。免疫学所見:抗核抗体360倍(基準20以下)、抗DNA抗体56IU/ml(基準10以下)、直接Coombs試験陽性、間接Coombs試験陽性、抗血小板抗体陽性、CH50IU/l(基準30~40)。
- この貧血のアレルギー反応の型(Gell&Coombs分類)はどれか。
- a. I型
- b. II型
- c. III型
- d. IV型
- e. 抗レセプター抗体型(V型)
[正答]
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