- 32歳の女性。両下肢の筋肉痛としびれ感とを主訴に来院した。2週前から両下肢の症状が出現し、徐々に悪化した。2年前から気管支喘息と診断され治療中である。体温37.2℃。脈拍72/分、整。血圧110/64mmHg。胸部背面で軽度のwheezesを聴取し、下肢の筋力低下と下腿の感覚低下とを認める。血液所見:赤沈32mm/1時間、白血球12,400(桿状核好中球2%、分葉核好中球40%、好酸球29%、好塩基球1%、単球5%、リンパ球23%)、血小板44万。血液生化学所見:IgE 786IU/ml(基準250未満)、尿素窒素9.2mg/dl、クレアチニン0.8mg/dl、AST22IU/l、ALT18IU/l、CK56IU/l(基準40~200)。CRP4.21ug/dl。
- この疾患で陽性になるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102I064]←[国試_102]→[102I066]
★リンクテーブル★
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- 47歳の男性。両眼のかすみを主訴に来院した。42歳の時に人間ドックの胸部エックス線写真で異常所見を指摘されたが、症状はなく精密検査は受けていなかった。矯正視力は右眼0.8、左眼0.9。眼圧は右眼28mmHg、左眼29mmHg、後嚢下の白内障を両眼に認める。左眼の眼底写真と蛍光眼底写真とを以下に示す。血液検査では血清ACEの上昇がみられる。ツベルクリン反応陰性。
- 眼科検査として有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102I065]←[国試_102]→[102I067]
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- 54歳の男性。全身の皮疹と倦怠感とを主訴に来院した。1か月前から顔面、体幹および四肢に紅斑が出現し、徐々に拡大し、全身倦怠感を伴ってきた。上眼瞼と四肢関節の背面とを中心に紅斑がみられる。膝部の写真と同部の病理組織H-E染色標本とを以下に示す。
- 第一選択の治療を開始する際、患者に伝えておくべき副作用はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [102I063]←[国試_102]→[102I065]
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