- 26歳の男性。自動車の自損事故で腹部にハンドル外傷を受け搬入された。意識は清明。呼吸数18/分。脈拍116/分、整。血圧102/76mmHg。顔面は蒼白である。眼瞼結膜は貧血様で、眼球結膜に黄染を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。心窩部から右季肋部に打撲によると思われる皮下出血斑を認める。腹部は平坦、軟で、右季肋部に軽い圧痛を認める。血液所見:赤血球385万、Hb10.5g/dl、白血球9,800。
- まず行う検査はどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 6歳の女児。顔色不良を主訴に来院した。眼球結膜に黄染を認める。胸骨右縁第3肋間に1/6度の収縮期雑音を認める。右肋骨弓下に肝を1.5cm、左肋骨弓下に脾を3cm触知する。血液所見:赤血球 275万、Hb8.3 g/dl、Ht25%、網赤血球 16%、白血球 9,400、血小板 35万。血液生化学所見:総ビリルビン 4.7mg/dl、直接ビリルビン 0.7mg/dl、ハプトグロビン 0mg/dl(基準19~170)、AST 34IU/l、ALT 18IU/l、LDH 643IU/l(基準286~606)、Fe 97 μg/dl、UIBC 178pg/dl(基準190~280)。直接Coombs試験陰性。末梢血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102D044]←[国試_102]→[102D046]
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- 70歳の女性。腹痛と右鼠径部の腫瘤とを主訴に来院した。半年前から時々右鼠径部の膨隆に気付いていたが放置していた。右鼠径部に3cm大の膨隆を認め、発赤と強い圧痛とを伴っている。血液所見:赤血球419万、Hb13.0g/dl、Ht39%、白血球12,100(桿状核好中球20%、分葉核好中球60%、好酸球2%、好塩基球0%、単球3%、リンパ球15%)、血小板19万。CK249IU/l(基準40~200)。CRP2.5mg/dl。腹部単純CTを以下に示す。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
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