- 44歳の男性。右膝の疼痛と腫脹とを主訴に来院した。2日前にテニスの試合で右膝をひねってから疼痛と腫脹とが出現した。初診時は30°屈曲位で自動伸展不能であったが、診察で膝を動かしているうちに伸展できるようになった。膝関節単純MRIのTl強調矢状断像とT2*強調矢状断像とを以下に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102I052]←[国試_102]→[102I054]
★リンクテーブル★
[★]
- 51歳の女性。頭痛、四肢しびれ及び息苦しさのため搬入された。就眠前に洗顔しようとして強い後頭部痛としびれとを自覚し、次第に息苦しくなったため、家族が救急車を要請した。6か月前から時々後頭部痛と四肢のしびれとを感じていたが、臥床すると改善するため医師には相談しなかった。19年前から関節リウマチの診断で抗リウマチ薬を内服している。意識は清明。体温36.5℃。呼吸数20/分、整。脈拍76/分、整。血圧140/72mmHg。胸部と腹部とに異常を認めない。四肢は動かせるが、坐位は困難である。上下肢の深部腱反射はやや低下している。頸椎前屈位および後屈位のエックス線単純写真側面像と頚椎単純MRIのT2強調矢状断像とを以下に示す。当直医は本人と家族とに突然死の危険があることを説明し、入院を勧めた。
- a. 小脳嵌頓
- b. 頸髄腫瘍
- c. 垂直亜脱臼
- d. 頸椎すべり症
- e. 頚椎椎間板へルニア
[正答]
※国試ナビ4※ [102I051]←[国試_102]→[102I053]
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- 12歳の男児。6か月前から自覚していた左下腿遠位の無痛性の隆起を主訴に来院した。膝関節と足関節との可動域は正常である。左下腿骨エックス線単純写真を以下に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102I053]←[国試_102]→[102I055]
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- 同
- meniscus injury
症状・身体所見
- 大腿四頭筋萎縮 ← 大腿周径が1cm以上短縮していることが多い。大腿周径の短縮は膝痛、膝関節機能障害を反映。
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