- 11か月の乳児。チアノーゼ増強と呼吸困難のため搬入された。在胎38週2日、2,850gで出生した。生後1日から心雑音を指摘され、心エコー図でFallot四徴症と診断された。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)は95%であったため、外来で経過観察していたが、3か月ころから90%となった。6か月ころから激しく泣いた時にチアノーゼ増強と呼吸促迫とを呈する発作が出現した。
[正答]
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- 5歳の男児。心臓カテーテル検査を目的に入院した。正期正常分娩で出生した。1か月時の健康診査で心雑音を指摘され、その後は外来で半年に1度経過観察されていた。身長102cm、体重15kg。体温36.7℃。呼吸数24/分。脈拍84/分、整。血圧98/62mmHg。呼吸困難とチアノーゼとを認めない。胸骨左縁第2肋間を最強点とする3/6度の粗い収縮中期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。心臓カテーテル検査所見:主肺動脈圧22/10mmHg、右室圧75/10(拡張終期)mmHg、大動脈圧92/58mmHg、左室圧94/8(拡張末期)mmHg、Qp/Qs 1.0。(右室造影写真側面像を以下に示す。
- a. 経過観察
- b. 経皮的バルーン弁形成術
- c. Blalock-Taussig手術
- d. 肺動脈絞扼術
- e. 心室中隔欠損パッチ閉鎖術
[正答]
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- 43歳の女性。微熱と倦怠感とを主訴に来院した。微熱は3週前から続いている。体温37.8℃。脈拍96/分、整。血圧132/86mmHg。心尖部に2/6度の収縮期雑音を聴取する。右指先に有痛性の赤紫色の結節を認める。血液所見:赤血球322万、白血球15,800。CRP12.5mg/dl。診断に有用な検査はどれか。2つ選べ。
[正答]
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