- 48歳の男性。突然の意識障害のため搬入された。意識は昏睡状態。瞳孔は両側とも散大し、対光反射が消失していた。頭部単純CTでくも膜下出血と診断し、人工呼吸器による治療を続けたが、来院3日後に臨床的脳死状態と判定した。患者の家族と担当医との会話を以下に示す。
- 医師①「説明をお聞きになりたい家族の皆様はそろっていますか」
- 家族 「親戚は全員集まっています」
- 医師②「これまで最善と考えられる治療を行ってきました」
- 家族 「ありがとうございます」
- 医師③「残念ですが、今後、治療によって意識が戻る可能性はありません」
- 家族 「運命なので仕方ありません」
- 医師④「患者さんは意識が回復しないようなら安楽死を望んでいましたか」
- 家族 「よく分かりませんが、はっきりとは言っていませんでした」
- 医師⑤「患者さんは臓器提供意思表示カードをお持ちだったでしょうか」
- 医師の発言で適切でないのはどれか。
[正答]
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- 43歳の女性。倦怠感と前頸部腫脹とを主訴に来院した。3か月前からの動博と発汗とが次第に増強し、1か月前から倦怠感と易疲労感とが加わるとともに前頚部の腫脹に気付いた。既往に特記すべき疾患はない。意識は清明。身長161cm、体重53kg。体温37.0℃。呼吸数18/分。脈拍104/分、整。血圧124/64mmHg。認められる症候はどれか。
[正答]
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- 「治すこと 時々、和らげること しばしば、慰めること いつも」との名言を遺した近代外科学の父と呼ばれているのは誰か。
[正答]
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