- 45歳の女性。健康診査で尿の異常と高血圧とを指摘され来院した。22歳での第一子出産時には尿の異常は指摘されていなかった。身長156cm、体重66kg。脈拍72/分、整。血圧158/96mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。浮腫は認めない。尿所見:蛋白2+、糖1+。血液所見:赤血球452万、Hb13.0g/dl、Ht39%、白血球6,800、血小板21万。血液生化学所見:空腹時血糖140mg/dl、HbA1c 8.0%(基準4.3~4.5)、総蛋白7.0g/dl、アルブミン3.6g/dl、尿素窒素8.0mg/dl、クレアチニン0.7mg/dl。腎生検PAS染色標本を以下に示す。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102D051]←[国試_102]→[102D053]
★リンクテーブル★
[★]
- 48歳の男性。1週前からの感冒症状後、尿が赤ぶどう酒色となったことを主訴に来院した。健康診断で5年前から尿潜血陽性を指摘されている。脈拍72/分、整。血圧110/62mmHg。尿所見:蛋白1+ 糖(-)、沈さに赤血球無数/1視野、白血球1~5/1視野、血液生化学所見:アルブミン4.0g/dl、尿素窒素18.0mg/dl、クレアチニン0.7mg/dl、尿酸5.8mg/dl、総コレステロール200mg/dl、Na134mEq/l、K3,8mEq/l、Cl1O2mEq/l、Ca9.0mg/dl。2か月後の腎生検で、軽度のメサンギウム増殖性糸球体腎炎であった。蛋白尿は0.2g/日、糸球体濾過値は140mg/分であった。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102D050]←[国試_102]→[102D052]
[★]
- 14歳の男子。学校検尿で異常を指摘され来院した。昨年も同様の尿の異常を指摘され、他院で経過観察されていた。自覚症状はない。血圧126/74mmHg。眼瞼に浮腫を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白3+、沈さに赤血球50~60/1視野。尿蛋白は安静臥位でも消失せず、この1年間ほぼ同じ所見である。血液所見と血液生化学所見とに異常を認めない。腎超音波検査所見も正常である。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102D052]←[国試_102]→[102D054]
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