- 次の文を読み、26、27の問いに答えよ。
- 19歳の女性。5日前からの嘔気と嘔吐とを主訴に来院した。
- 現病歴:症状は早朝と空腹時とに悪化する傾向がある。下痢や腹痛はない。
- 既往歴・生活歴:特記すべきことはない。最終月経は35日前から5日間。
- 現症:意識は清明。身長162cm、体重58kg。体温36.8℃。脈拍72/分、整。血圧102/68mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知せず、圧痛や抵抗を認めない。
- 検査所見:血液所見と血液生化学所見とに異常を認めない。
- 嘔気と嘔吐とが改善しないため1週後再受診した。意識は清明。体重56kg。体温37.2℃。脈拍108/分、整。血圧92/60mmHg。皮膚と口腔粘膜とは乾燥している。甲状腺に腫大と圧痛とを認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知せず、圧痛や抵抗を認めない。最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102F026]←[国試_102]→[102F028]
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- 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
- 42歳の女性。不眠と頭痛とを主訴に来院した。
- 現病歴:半年前に職場で管理職に昇進したころから不眠が出現した。疲れやすくて食欲もなく、趣味の社交ダンスもやめてしまった。この1か月は、夕方になると鈍い痛みを後頭部に感じ仕事に集中できなかった。部下に迷惑をかけているので思い切って仕事を辞めようかとも考えた。子供はおらず夫と二人暮らしである。心配した夫に病院に行くように強く勧められたため思い切って来院した。
- 既往歴:特記すべきことはない。
- 家族歴:母親が糖尿病で通院治療中。
- 現症:意識は清明。身長163cm、体重47kg。脈拍72/分、整。血圧104/72mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めない。甲状腺腫大はない。頸部リンパ節は触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。下腿に浮腫を認めない。筋力低下はなく、深部腱反射は正常である。
- 医師が医療面接でこの患者にかける言葉のなかで、共感的態度を表しているのはどれか。
- a. 「職場の人間関係がストレスなのですね、私も経験があります」
- b. 「睡眠不足だと頭も痛くなりますし集中力も落ちますよね」
- c. 「仕事を辞めようと思うほど支障をきたしているのですね」
- d. 「子供さんがいない生活はずいぶん寂しいでしょうね」
- e. 「この半年の間に一度も病院に行っていないのですか」
[正答]
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- 次の文を読み、26、27の問いに答えよ。
- 19歳の女性。5日前からの嘔気と嘔吐とを主訴に来院した。
- 現病歴:症状は早朝と空腹時とに悪化する傾向がある。下痢や腹痛はない。
- 既往歴・生活歴:特記すべきことはない。最終月経は35日前から5日間。
- 現症:意識は清明。身長162cm、体重58kg。体温36.8℃。脈拍72/分、整。血圧102/68mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知せず、圧痛や抵抗を認めない。
- 検査所見:血液所見と血液生化学所見とに異常を認めない。
[正答]
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