- 3歳の男児。軽い咳を主訴に来院した。診察室に入ると、じっとせず室内を歩き回っている。対応として適切なのはどれか。
- a. 行動を観察する。
- b. 精神科に受診料を変更させる。
- c. 母親に強く抱かせて座らせる。
- d. 本日は診察できないと母親に説明する。
- e. 子どものしつけについて母親を指導する。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 生後3日の新生児。頭位の吸引分娩で出生した。Apgarスコア8点(1分)であった。生後24時間以内に数回嘔吐を認めた。身長49cm、体重2,940g、頭囲32cm、胸囲30cm。体温36.5℃。呼吸数40/分。心拍数112/分、整。大泉門1.5×1.5cm、膨隆はない。先進部の頭頂部にびまん性浮腫状の腫脹を認める。頬を触ると口で捕らえようとする。便は黄色調で、血清総ビリルビン10.0mg/dlである。
- a. 産瘤がある。
- b. 軽症仮死である。
- c. 追いかけ反射がある。
- d. 生理的範囲の黄疸である。
- e. 生理的範囲の大泉門である。
[正答]
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[★]
- 50歳の男性。意識が低下し、突然全身けいれん発作が起きたため搬入された。3日前から頭痛、嘔吐および発熱があった。意識レベルはJCS200。体温38.5℃。眼底検査でうっ血乳頭を認め、左眼で眼球の外側への偏位、散瞳および対光反射の消失を認める。項部硬直があり、Kernig徴候が陽性。痛覚刺激で右顔面と右上下肢との動きが乏しく、深部腱反射は右上下肢で亢進している。最初に行う検査はどれか。
- a. 脳波
- b. 頭部単純CT
- c. 脳血管造影
- d. 頭部エックス線単純撮影
- e. 腰椎穿刺による脳脊髄液検査
[正答]
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