- 30歳の男性。交通外傷後遺症のため、妻に付き添われて来院した。半年前、自動車の助手席に座っていたところ、その車が他車と正面衝突し、頭部を強くフロントガラスに打ち付けて意識を失った。3日間昏睡状態であったが徐々に意識が回復し、3か月後に退院した。その後、在宅療養をしている。神経学的には、四肢筋力、表在・深部感覚、四肢の協調運動および深部腱反射に異常はない。改定長谷川式簡易知的機能評価スケールで28/30、Wechsler成人知能検査で全IQは100、言語性IQは98、動作性IQは102である。頭部MRIのT2強調水平断像と正中矢状断像とを以下に示す。
- この患者にみられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102A025]←[国試_102]→[102A027]
★リンクテーブル★
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- 52歳の男性。物忘れがひどくなったことを主訴に妻に伴われて来院した。意識は清明。上機嫌で話し始めるが怒りっぽい。発語は不明瞭で音省略、音重複、語順序転倒および語脱落が混じる。瞳孔は左右不同で不正円である。対光反射は両側で欠如している。輻湊反射は正常である。両側上下肢の腱反射は軽度亢進し、手指に振戦を認める。歩行は正常で、深部感覚の異常は認めない。血清梅毒反応陽性。
- この患者にみられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [102A024]←[国試_102]→[102A026]
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- 35歳の男性。疲労感と意欲低下とを主訴に妻に伴われて来院した。3か月前に職場で配置転換があったころから、仕事が向いてないのではないかと悩み始めた。疲労感と食欲不振とを自覚し、体重が3kgほど減少した。寝つきは良いが夜中に目覚めてしまう。家にいるときも思い悩んでばかりいて、すっかり笑顔が消えてしまった。本人は、原因は職場にあり、この状態の解決には辞職するしかないと訴える。
[正答]
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